ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

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ボルドーの格付けから逃げるな!「捨てる」前に知る覚え方と勉強方法


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第4回の本日のテーマは

ボルドーの格付けです。

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筆者はソムリエ・ワインエキスパート試験の最初にして最大の難関が「ボルドーの格付け」だと思っております。

だいたいフランスから学習がスタートするのでここをどう乗り切るのかが試験本番までの命運を分ける言っても過言ではありません。

それでは、どうやって、この「格付け」を乗り切るのか見ていきましょう。

【1】ボルドーの格付けは試験全体の3%

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実際の試験本番でも問題として出題されるのは 全120問中の多くて3~4問程度でしょう。つまり、たかだか全体の3%程度です。

ですが、この為に覚えなくてはいけないシャトーがおよそ100個くらいあります。内訳は以下の通り。

・メドック(61)

・クラーヴ(15)

・ソーテルヌ(12)

・サンテミリオン(16)

・ポムロール(有名どころのみ)

「あー、これ覚えるの効率悪すぎ。この範囲は捨ててもいいんじゃない?」となるのも当然の流れのように思いますし、実際そのようにアドバイスしている方も多いです。

ですが、これを避けるともの凄い「罪悪感や不安感」が試験当日までつきまといます

逆に、この格付けをシッカリとやっておくと学習するにあたっての自信がつきますし、資格がとれた場合、一般常識として知っておかないと恥をかいてしまいかねません。

筆者もこの「格付け」が大嫌いでしたが、お客さんから時おり話が出たりするので、「覚えておいて良かった(汗)」となる事もしばしばです。

【2】頭文字を並べて覚えるのが王道!

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書籍やネットで調べてみると、「ゴロ合わせ」の変な文章で覚えたり、有名な美人のソムリエさんが動画サイトで歌にしていたり多彩です。

筆者の経験ですが、ゴロ合わせの文章はイマイチ覚えにくいし、歌もリズムが速すぎて作曲されたご本人しか使えないように感じました。

ここでイチバン無難なのが頭文字を並べる方法です。

【3】具体的な覚え方

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詳細は筆者が愛してやまない教材「【時短式記憶術】ソムリエ・ワインエキスパート一次試験対策通信講座」にお譲りしますが、実例を1つだけ「メドック地区 第3級」に絞ってご紹介します。

まず第3級は全部で13シャトーあります。
カロン・セギュール
ラグランジュ
ランゴア・バルトン
マレスコ・サン・テグジュペリ
マルキ・ダレム・ベッカー
フィリエール
デミライユ
ジスクール
キルヴァン
ポイド・カントナック
カントナック・ブラウン
パルメ
ディサン
ラ・ラギューヌ

これの頭文字をとると「カ・ラ・ラ・マ・マ・フィ・デ・ジ・キ・ボ・カ・パ・デ・ラ」となります。

そしてこの頭文字を頼りに「カ」は「カロンセギュール」、「ラ」は「ラグランジュ」といった具合に覚えていく訳です。

メドックの格付けは第1級から第5級までありますが、それぞれに頭文字を並べたキーワードを用意します。クラーブ、ソーテルヌも同様です。

これを踏まえて以下のように自分の覚え方をまとめておくと便利です。
・メドック
第1級「(覚えやすいように頭文字を並べる※)」
第2級「(※)」
第3級「カララママフィデジキボカパデラ」
第4級「(※)」
第5級「(※)」
・クラーヴ (※)
・ソーテルヌ (※)
・サンテミリオン(※)

これまでにも何度もご紹介しましたが【時短式】音声教材を聴きながら呪文のように覚えるというのがベストですが、上のように自力で覚えやすいように頭文字を並べてキーワードを作ってもいけると思います。

【4】覚えたらスマホのアプリ

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以前にも紹介しましたがスマホアプリの「ソムリエ試験過去問 900」 のメドックの格付けをといてみましょう。

1問1問、上で用意したキーワードを思い出しながらコツを掴みます。

今回は大体こんな感じ。せっかく「ソムリエ・ワインエキスパート試験」にチャレンジするんだったら、是非、試験の王道であるメドックの格付けくらいは覚えていただきたいところ。

ボルドーの格付けは小学校の時に習った「九九(くく)」と似たようなものです。最初はキツいと思っていても必ず覚えられます!

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最後に、メドック3級のカロンセギュールなんてワインショップで身近に手に入るし美味しいです。試験を受ける方は1度飲んでみて下さい。やる気が出るかもしれませんよ。

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