このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回はフランスワインの歴史 - 格付け編です。
格付けが行われた順番・年号をおさえて下さい。
それでは、問題にチャレンジして現時点での理解度を確認しましょう!
問題です!
(難易度★★★★☆)
以下の格付が行われたものを古い順番から並べ可能であれば年号を答えなさい。
(1) Chateau Mouton-RothschildがMedoc地区格付け1級に昇格
(2) Graves地区での格付けが制定
(3) Saint-Emilion地区での格付けが制定
(4) 原産地統制名称(A.O.C)法制定
(5) Saint-Emilionの格付けのChateau Pavie、Chateau Angelusがクラッセ(B)から(A)に昇格
(6) パリ万博が開催。Medoc地区とSauternes地区の格付が行われる。
回答とメモ
今回はかなり迫力のある問題かと思いますf^-^;
ですが、わりと基本的な知識なので順番・年号はしっかり把握しておいて下さい。できなかった方は、この機会にしっかり覚えましょう!
(6) 1855年
パリ万博が開催。Medoc地区とSauternes地区の格付が行われる。
(4) 1935年
原産地統制名称(A.O.C)法制定
(2) 1953年
Graves地区での格付けが制定
(3) 1954年
Saint-Emilion地区での格付けが制定
(1) 1973年
Chateau Mouton-RothschildがMedoc地区格付け1級に昇格
(5) 2012年
Saint-Emilionの格付けのChateau Pavie、Chateau Angelusがクラッセ(B)から(A)に昇格
今回のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
万博(1855)とAOC(1935)とムートンロートシールト(1973)は絶対に覚えるように!
個人的にですがSaint-Emilionは、初めて制定された年よりも Pavie、Angelusが昇格した年(2012)の方がよく出題されるイメージ。
試験ではこの手の「並べ替え」の問題が出題される事が多いので、軸となる事項・年をしっかりと理解しておきましょう!
(今回に関連する記事)