ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


ソーテルヌの格付け【特1級】+【第1級】の覚え方と問題を解くコツ!


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このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

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 今回のテーマは

ソーテルヌの格付 第1級です。

格付けされた11のシャトーの名前とAOCをおさえて下さい。

それでは、問題にチャレンジして
現時点での理解度を確認しましょう!

 

【1】実力テスト

(難易度★★★★☆)

地図上の各AOCにおいて、ソーテルヌの格付「第1級」にあたるものを書かれている個数分だけ選択肢から選んで下さい。 またそのAOC名も答えて下さい。

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(選択肢)

リューセック
ラトゥール・ブランシュ
ラボー・プロミ
ギロー
スデュイロー
クロ・オー・ペラゲ
シガラ・ラボー
クーテ
クリマン
ド・レイヌ・ヴィニョー
ラフォリー・ペラゲ

※まず問題の地図のソーテルヌ地区を知らない方、もしくは、この問題にはありませんが特1級の「ディケム」を知らない方はアウトですf^-^;下のリンクを見て出直してきましょう!

 

【2】回答とメモ

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まず地図をみて、どっちがソーテルヌのAOCか分からなかった方!ソーテルヌ地区は上から順番に「CBS(シービーエス)」と覚えましょう!TV局の名前みたいですねf^-^;

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下の図はメドックの格付の時と同様にAOCごとに各シャトーの頭文字をとったものです。分かりやすく地図と見比べてみるとこうなります。

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今回のソーテルヌの格付けや以前にもご紹介したメドックの格付けは、このような具合に、まずシャトー名の頭文字の羅列と、それに対応するAOCを表のように暗記する作業を徹底して行う事が重要だそうです。

ちなみに、ソーテルヌの格付のポイントは2つだけAOCバルサックが混じっている事なのですが、それは後ほどご説明致します。

これを覚えた上で、またですが仕上げの問題に挑戦してみて下さい。

「ソーテルヌ第1級でAOCソーテルヌでないものはどれか?」

A) ギロー
B) ラボー・プロミ
C) スデュイロー
D) クーテ

試験では、だいたいこんな感じの問題が出ます。ここで先ほどのシャトー名の頭文字の羅列を思い浮かべて、その文字が入っているか頭の中で検索します。

(思考パターン)

「あ、これソーテルヌの格付の問題だ!」

(シャトー名の頭文字の羅列を思い出す)

「ギクドシスリラララュクク」↓

D) のクーテだ! にやり☆

...みたいな感じです。

※ちなみにクーテは前述のAOCバルサックでしたf^-^

前回のメドックの格付をしっかり見ていただいている方は、今回の問題は毛並みが違うなぁ...と思ったかもしれません。それもそのはず。ソーテルヌの問題では、覚え方の呪文の最後「クーテ」・「クリマン」の仲間ハズレ問題が出題される傾向が高いです!

また、特1級の「ディケム」もありますので同様にこのような仲間ハズレ問題の選択肢に出てきたらご注意を!1級とか特1級とかホントややこしいですよねf^-^;

もう、これでイケますね。...っていうか、これでイケてくれないと困ります(笑)  あとは仕上げとして、過去問などの練習問題をときまくって下さい!

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オススメなのが、このiphoneのアプリ。検索して使ってみて下さい!これで記憶が定着するはずです。ゲーム感覚でやるとハマりますよ!

 

【3】今回のまとめ・勘どころ

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さて、いかがでしたでしょうか?

今日でソーテルヌとの格付が終了しました。明日以降もクラーヴ→サンテミリオンと続々と格付けまだまだが続きますが、ここまでくれば、もう少しの我慢ですf^-^;

このシリーズを見直して練習問題をといていけばボルドーの格付問題にはかなり自信を持てるはずです。ソムリエ教本はボリュームがデカいですが、こうして少しずつ1勝1勝を重ねていきましょう!

(今回に関連する記事)

フランスワインの歴史 - 格付け編

ボルドーの川の覚え方

ボルドー各地区の位置と特徴