ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


コルトンの丘のグランクリュ - ややこしい生産色の覚え方とは?


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このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

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今回のテーマは

コルトンの丘 です。

ペルナン・ヴェルジュレス、アロース・コルトン、ラドワ・セリニィにまたがるコルトンの丘のグランクリュ・生産色を覚えましょう!

それでは、問題にチャレンジして
現時点での理解度を確認しましょう!

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【1】実力テスト

(難易度★★☆☆☆)

以下の(問1)~(問3)に答えなさい!

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※画像が小さくて見えなければ、スマホの画面を「ピンチイン」=2本の指でおさえて拡大して下さいねf^^;

※ブルゴーニュ地方がフランスのどこにあるか分からない方は↓へ

第40回 「フランスワインの産地」

※コート・ド・ボーヌ地区がブルゴーニュのどこにあるか分からない方は↓へ

第59回 「ブルゴーニュ地方 各地区の名称と特徴」

※ペルナン・ヴェルジュレス、アロース・コルトン、ラドワ・セリニィがコート・ド・ボーヌ地区のどこにあるか分からない方は↓へ

第65回 「コート・ド・ボーヌ地区 試験のツボ」

 

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【少しブレイク...】

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いかがですか?

ご丁寧に地図までついてて親切な問題ですね(笑) それはさておき、これは前回ご紹介したグランクリュのまたがり系問題です。実際の試験ではこのような問題ではなくピンポイントで問われる事が多いですが、今回は分かりやすくコルトンの丘のグランクリュを全て網羅して問題にしました!筆者が過去問を問いていて感じたのは10年前くらいの試験ではコルトンの丘こそ試験の見せ場!みたいな雰囲気があったのでは?という事です。おそらくソムリエ協会でもベテランの世代の思い入れの強いこの地区は試験から消える事はないと思います。という訳でサッパリ分からなかった方、今日も張り切って覚えていって下さいf^-^; それでは回答です!

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【2】回答とメモ

まず全ての回答です!

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こちらの問題ですが、実は文字だけでは非常に分かりにくいので、イメージを掴むために実際の地図と絡めて見ていきましょう!

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※またまた画像が小さくて見えなければ、スマホの画面を「ピンチイン」=2本の指でおさえて拡大して下さいねf^^;

まず、試験的に一番重要なのは、ペルナン・ヴェルジュレスのコルトンが「赤のみ」である事です。これはコート・ド・ボーヌ地区としても唯一「赤のみ」のグランクリュとなります!コルトンは3つにまたがっていますが、残りは「赤白」です。

あとは、コルトン・シャルルマーニュとシャルルマーニュですが、どちらも「白のみ」です!シャルルマーニュと名前に付いたら「白のみ」と覚えてしまいましょう!

2つの違いは、コルトン・シャルルマーニュは3つ全てシャルルマーニュはラドワ・セリニィにはありません!「シャルルマーニュはラドワらない!」とでも駄洒落っぽく覚えてみましょうf^-^!

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【3】今回のまとめ・勘どころ

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さて、いかがでしたでしょうか?

上空から見ると、よくぞここまで線引きしてくれたなって気がします(笑)今回のコルトンの丘ですが非常にややこしい割に市販のテキストやソムリエ教本を見ても、チョロっとしか書いていないんですよね~。今回は自分が納得できるくらいに図解ができたので非常に満足しております。

次回は同じコート・ド・ボーヌ地区の有名な白ワイン「モンラッシェ」の畑をご紹介したいと思っておりますので乞うご期待!