このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
↑ブログ最上部の試験日までのカウントダウンも1か月を切ろうというところ。
皆さん、勉強の進み具合はいかがですか?
今回は そろそろ過去問にとりくもう! という話です。
ソムリエ・ワインエキスパート試験、はたまたウイスキーコニサー試験でもそうらしいのですが、過去問をとくことが 合格への最大の近道 と言われています。
そんなテーマで...
・なぜ過去問が大切なのか?
・筆者がどのように過去問に取り組んだか?
...を具体的にお伝えしたいと思います(-ω-)/
1・過去問をとく意味
まず、ここからです!
戦えば戦うほど強くなる!- 勝負から逃げない!
そうそうイメージはこんな感じ (´_ゝ`)
まず、試験の勉強で過去問を1度もとくことなく教本やテキストをダラダラ眺めているだけ!って方もいるかもしれませんね。
何を隠そう1年目の筆者がそうでした( 一一;)
しかし、それは勉強をしてる雰囲気はあるのですが、実際には何の役にも立っていません。
考えようによっては、効率的でないにもかかわらず下手に自己満足があるのでむしろ最悪のケースとも言えます。
試験での勉強の本質は...
分からない! とか
思い出せない! とか
何か苦しい経験などで自分を試して 記憶にひっける ことです!
ここで少し話を大きくします。
これは筆者の数少ない人生経験で インラインスケート(アグレッシブ) と ワインの世界 の2つを見てきたのですが、一芸に秀でた人は 大会(=コンテスト)に出まくっている! = 好戦的 という事実です!
どちらも ゆるーい趣味 なので よほどの克己心がない限りはいちいち大会やコンテストなんて面倒なものに出る必要がない というのが共通点かな。本気でやってる方、すいません。でも大半の方がそうかと。
まぁ、試験の勉強のブログなので ソムリエ・コンクールなどコンテストの話ではないのですが、チャレンジする人は ↓のような 好循環 が出来ているのです。
→1・自分を試す
→2・自分の実力(&周囲の実力)を知る
→3・レベルアップ (↑1に戻る)
もしかしたら近い将来、この試験の合格を足掛かりにコンテストに出場→優勝をかっさらう方が生まれるかもしれませんね( `ー´)ノ
はたまた、実力が伸びない人の特徴 というのが、自分はチャレンジもしないで、人のチャレンジした結果を評価する評論家のようになっている!といった感じです。
ちょっと前に炎上してましたね。皆さんも若くしてこんな感じにならないように...。
これは筆者が若いころ、友人が愚直に大会にチャレンジしていたのにも関わらず、筆者は何もせず 評論家気どりになっていたら、数年後にメチャクチャ実力が離されていた!という苦い経験からです。
また、最近ではワイン教室に通うようになって先生の話を聞いていると「試験なら受けるし、コンクールにはできるだけ出場する。勝負事が大好き!」とおっしゃっておられました。2人の 共通点 にピンと来たわけです。
筆者も40才手前。もっと早く気づいていれば orz...なーんてのは後の祭り!
だいぶ話が大きくなり過ぎましたが、
もう、このブログを読まれている時点で 試験にチャレンジされる立派な志(こころざし)をお持ち という事は確定しているはずなので、
あとは 普段から問題集を説いて自分を試す!という事を大切にして下さいね。
とにかく、戦って...
全試験範囲を短期記憶する!
次に 記憶 の問題です。
まぁ、一般論として「復習すればするほど良い!」というのは誰でも薄々分かってますよね。
ですが、まず↓の動画で
「人はどれくらい忘れやすいか?」
「どうすれば記憶が定着するか?」
というデータを頭に入れておきましょう(; ・`д・´)!
↓ガッツリ受験勉強した方や予備校の先生なら知ってるかもしれませんが...。
↑と内容が少し重複しますが、過去問をといた後、間違いを復習するタイミングがコチラ。
...で、試験の勉強の知識というのは 木(き)のような階層構造 になっていてるのですが、それらの情報対し過去問をとくことによって 自分の記憶を一気にチェックする処理を走らせる わけです!
元々システム系の仕事にしていたせいか、発想がプログラマー的です(笑)
イメージ的にはこんな感じ↓。イラストが雑ですいませんm(_ _)m
ここでのポイントは...
復習すればするほど記憶が定着する!
...というのと
過去問 = 知識を一気にチェックする処理
...という事です!
これで重要性は分かっていただけましたね... (´_ゝ`)
2・過去問を用意する!
おそらく、このブログを読んでおられる方は↓のリンクから来られた方が多いと思います。
【2018年度版】ソムリエ・ワインエキスパート試験に合格するには? - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
過去問に関しては↑に書いているので、適当に ダウンロード したり 手持ちの参考書 についている方はラッキーです。活用しましょう!
だいたい5年~10年分 くらいはあるんじゃないかな~。
また別に過去問でなくとも、例年での試験の問題数 約130問 を 1かたまり(1年分) とみなして取り組めば良いと思います。
筆者の場合、受験当時
ここで7年分くらいをダウンロード
+
↓の巻末の応用問題の1つ1つを1年分として取り組んでいました。
たしか3つくらいあったはず。
これで、7+3=10年分くらいをグルグル回す!って感じです。
去年から↓もあるので、数に入れても良いと思います。
受験のプロに教わる ソムリエ試験対策問題集 ワイン地図問題付き<2018年度版>
結局、筆者は↑の10年分を5回くらい やりました。
ここまでが準備の話ね(-ω-)/
3・過去問をとく!
で、重要性の理解 → モノの準備 ときたら
後は やるだけ ですね(-ω-)/
そう、行動あるのみです!
過去問をとくにも2段階のレベルがある!
筆者の経験上、過去問をとくにも2段階のレベルがあります!
1段階(=にわか) = だいたい2周目まで
2段階(=初級・中級~) = だいたい2周目以降
なんか自動車免許みたいですね( 一一;)。
この2周という表現ですが、↑の10年分を2回やってみるという意味です。
「なぜ2周か?」というと、だいたい2回もすればほとんどの答えを覚える※ ので スピーディーに回答・答えあわせを行うことができる からです。
※個人差はあります...
つまり、というか...
2周目までの答え合わせが、かなりキツイです( 一一;)
間違ったことろを参考書で調べて覚え直す!という作業はかなり大変でした。
メンタルもズタボロにされるというか、
「俺ってこんなところも答えれなかったのか...orz」と自己嫌悪すること請け合いです。
ですが、ひたすらやっていれば馴れます!
自分を信じて、過去問にのめり込んでみて下さい(; ・`д・´)
ここで「時間を計ってやるべきか? 」という疑問が湧いてきますが、筆者はこれに関しては 最初は計る必要はない! と思います。
というのが、時間以内に終わらなかったとしても残った問題をとくしかないし、慣れればスピードは勝手についてきます。
ちなみにこれはソムリエの方は3次のサービス実技も同じです。
...という事で 過去問をとくにあたって、時間を計る事にさして意味はない! というのが筆者の見解です。
もちろん、それくらいやり込むってのが前提ですよ( 一一)!
ただ、今年から パソコンで受ける CBT方式ですが「どの程度みなさんが試験当日にパソコンを操作しながらスピーディーに問題を回答できるか?」というのは別問題ですm(_ _)m あくまで「勉強の段階で!」という意味でご理解下さい。
全くジャンルは違いますが、似たような操作があるとイメージしておきましょう!
1日のスケジュール (筆者の場合)
先ほど 2段階ある と紹介しましたが...
1段階目 (10年分を2周目まで) の1日のタイムスケジュール
の過去問をときながらの暮らしぶりはこんな感じでした(; ・`д・´)!
勉強には 1日 合計で 約5~7時間 を 当てていたのですが、要は 前半 と 後半 に分けて、2~3時間 問題をといて は 2~3時間 答え合わせをするというスタイルでした。
休日はもちろん仕事は無いのでもっと時間もとれるか!と思いきや、そこまで勉強が好きでもないので 平日とかわらず1日5~7時間の勉強が限界 でした。ポテンシャルが低い...(。-`ω-)
ランニング・昼寝 の 重要性
で、↑の表に ランニング と書いていますが、これが かなり重要 というか 勉強し過ぎて気持ちが悪くなり 体を動かしたい衝動に駆られた ので、このころから現在に至るまで ランニングをするという習慣 ができました。
試験の朝もランニングしてから会場に向かったほどです(笑)
別にランニングでなくとも良いと思いますが、勉強で 左脳を使い過ぎているので 右脳を動かしてやりたかったというか、気分転換 というか、脳がデフラグされる感覚 で パンクしそうな頭のリセット に役立ったのです(; ・`д・´)!
同じご経験をされている方がおられたので紹介しておきます。
走ると脳がデフラグされる!? | tomokimatsubara.net
あと、昼寝 のチカラも過小評価してはいけません。
勉強していても ボーとして効率が悪いと思ったら あきらめて15分だけ うたたね しましょう!
今でもこの方式で筆者はブログを書いています(笑)
2段階目 (10年分を2周目以降) の1日のタイムスケジュール 平日・休日
で、2周目以降になってくるとスピードも出てきて 平日は1日に2年分、はたまた 休日は1日3年分 こなせるようになりました!
先ほどの延長線上ですが、いちおうタイムスケジュールをご覧下さい。
4・心構え!
最後に 心構え というか、この記事を自分で書きながら読んでいて、性格の歪みに歪んだ筆者は皆さんの声が聞こえてきそうです(笑)
三島くらい歪んでるかな~。
「いや~、この人(=筆者) 飲食業のわりに時間あるな~。俺は仕込みとかあって忙しいから無理やわ~。」とか...
「わたしは子育てや 家事がある から...」とか...
「飲食業のオマエ(=筆者)に サラリーマンの忙しさがわかるわけない!」とか...
まぁ、はっきりいって 言い訳していても意味はありません。
筆者の業態は バー なので 明け方まで営業が伸びたり、二日酔いと頭痛で 翌日の夕方まで 勉強できない場合があったり、はたまた家族・知人のトラブルなど何もなかったわけではありません。そんな 不測の事態は誰でも同じ です。
学生と違って社会人で受験をするのは誰でも大変 だと思います。もう受験を決めた以上、どんなに時間的に厳しい事態になっても頑張りましょう!
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さてさて、ここまで過去問について 頑張るべき理由 や 方法論 をご紹介し、そして言い訳を封じ ました。あとは皆さん次第です。
このブログでは2018年というか 将来的にも ソムリエ・ワインエキスパート試験の全学習範囲をカバーするコトは物理的に不可能 ですが、この 過去問(や問題集)をとく=合格への近道 という普遍的な事実は変わらない かと。
なので、そういう意味では2018年度の1次試験に向けては役に立つ最後の記事かと思っています。
そうそう、あと、あるとしたら、このセミナーの内容次第かなぁ~。ここ数年は 協会のこのセミナーの内容がけっこう試験に出ている そうです。大阪は6月25日(月)。何か発見があればご紹介しますね。乞うご期待!
解説動画
今回はここまで~。
次回の内容は未定です( 一一;)