ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


試験直前 予想問題!【日本 - 8問】


ご覧いただくにあたっての注意当ブログの情報の正確性をご確認下さい。もし間違いを発見された方は他の受験生の皆さまの為にもご指摘下さいますようお願い申し上げます。訂正履歴 ['24.2.15 更新]

当ブログの運営は、神戸の気軽にワインが楽しめるバー Takamocori が行っております。


f:id:ttrd80:20180802151936j:plain

 

引き続き 日本 です!

国としては最後になります。

 

1・以下日本ワインについて正しいものは?

A ワイン造りは 北限は 北海道名寄 から南限は 熊本県山鹿市 と全国的に行われている

B 2000年以降 日本ワイン を造っているワイナリーは 280軒に達した

C 日本ワイン の都道府県別生産量(2015年調べ) 3位は 長野県 である

D 国内製造ワイン (2015年調べ) のうち 日本ワインの生産比率は 約2割弱である


正解は...

D 国内製造ワイン (2015年調べ) のうち 日本ワインの生産比率は 約2割弱である

国内市場の流通では全体の 3.7% とのこと。まだまだ少ない!

A ワイン造りは 北限は 北海道名寄(なよろ) から南限は 熊本県山鹿市 と全国的に行われている

→ 沖縄県 恩納村(おんなそん)。緯度の差は 18度!

B 2000年以降 日本ワイン を造っているワイナリーは 280軒に達した

→ 日本ワインを造っているワイナリーは 231軒 (2017年10月時点)

C 日本ワイン の都道府県別生産量(2015年調べ) 3位は 長野県 である

→ 北海道 (1位 山梨→2位 長野)

 

2・以下日本ワインの歴史について正しいものは?

A 約140年前、山田宥教 川上善兵衛 が 甲府 ではじめて本格的にワインを生産した

B 1874年、大日本山梨葡萄酒会社 が設立された

C マスカット・ベーリーA や ブラック・クイーン は 新潟県 で開発された

D 1980年以降 Vitis labrusca 種の本格的栽培がはじまった


正解は...

C マスカット・ベーリーA や ブラック・クイーン は 新潟県 で開発された

1927年 - 川上善兵衛!

A 約140年前、山田宥教 川上善兵衛 が 甲府 ではじめて本格的にワインを生産した

→ 山田宥教 と 詫間憲久

B 1874年、大日本山梨葡萄酒会社 が設立された

→1877年

D 1980年以降 Vitis labrusca 種の本格的栽培がはじまった

→Vitis Vinifera

 

3・以下日本のブドウ品種について正しいものは?

A ワイン用国産ブドウの受入数量(2015年調べ) で3位 は ナイアガラ である

B 2010年に マスカット・ベーリーAは O.I.V.のリストに品種として掲載された

C 甲州の栽培の始まりについての説の1つに 行基 が広めた 善光寺説 がある

D リースリングリオン の交配は ヤマブドウ × リースリング である


正解は...

A ワイン用国産ブドウの受入数量(2015年調べ) で3位 は ナイアガラ である

1位 甲州→ 2位 マスカット・ベーリーA と続きます。

B 2010年に マスカット・ベーリーAは O.I.V.のリストに品種として掲載された

2013年。2010年 は 甲州。

C 甲州の栽培の始まりについての説の1つに 行基 が広めた 善光寺説 がある

→ 大善寺。善光寺 (別名 竜眼) はブドウ品種の1つ。

D リースリングリオン の交配は ヤマブドウ × リースリング である

→ 甲州三尺 × リースリング

 

4・日本の伝統的な仕立て方で甲州のほどんどに採用されているのは?

f:id:ttrd80:20180802124236j:plain

f:id:ttrd80:20180802124301j:plain

f:id:ttrd80:20180802124312g:plain


正解は...

f:id:ttrd80:20180802124712j:plain

 

5・以下日本のワイン法について正しいものは?

A みりん は 醸造酒 に分類される

B 果実酒の定義 は 補糖して アルコール度数 15度以上となったもの

C 日本ワイン の ブドウ品種の表示ルールとして「2品種の表示」の場合、2種合計で 75%以上 の含有率が必要である

D 地理的表示 の申し立ては 国税庁長官 に行う。また 清酒では 山形 が産地の1つに指定されている。


正解は...

D 地理的表示 の申し立ては 国税庁長官 に行う。また 清酒では 山形 が産地の1つに指定されている。

国税庁長官というのがキーワード! 清酒だと 白山、日本(国レベルで) があります。

A みりん は 醸造酒 に分類される

→ 混成酒

B 果実酒の定義 は 補糖して アルコール度数 15度以上となったもの

→ 甘味果実酒

C 日本ワイン の ブドウ品種の表示ルールとして「2品種の表示」の場合、2種合計で 75%以上 の含有率が必要である

→85%以上

 

6・以下日本のワイン産地について正しいものを選べ?(複数可)

A 岩見沢市 は 後志地方 に位置する 

B 山形県 の ヤマブドウ の生産は 日本全体の 約半分を占める

C 高畠町 は 置賜盆地に位置する

D 東北最古のワイナリー 酒井ワイナリーは 宮城県 に位置する

E 東御市 は 天竜川ワインバレー に位置する

F 北杜市 は 甲府盆地東部 に位置する

G 安心院町 は 大分県 に位置する 


正解は...

C 高畠町 は 置賜盆地に位置する

山形県です!

G 安心院町 は 大分県 に位置する 

「あじむまち」と読みます!

 

A 岩見沢市 は 後志地方 に位置する 

→ 空知地方

B 山形県 の ヤマブドウ の生産は 日本全体の 約半分を占める

→ 岩手県

D 東北最古のワイナリー 酒井ワイナリーは 宮城県 に位置する

→ 山形県

E 東御市 は 天竜川ワインバレー に位置する

→ 千曲川ワインバレー

F 北杜市 は 甲府盆地東部 に位置する

→ 北西部

 

7・伊那盆地はどこか?

f:id:ttrd80:20180802150432j:plain


正解は...

f:id:ttrd80:20180802150550j:plain

 

8・以下日本の統計について正しいものは?

A 都道府県別果実酒製生数量(2014年調べ)  1位 は 山梨県 である

B 成人1人あたりの都道府県別酒類消費量(2014年調べ) で 果実酒 の 2位は 長野県 である

C 成人1人あたりの都道府県別酒類消費量(2014年調べ) で 清酒 の 1位は 新潟県 である

D 2015年 の 日本人の成人1人あたりのワイン消費量 (果実味と甘味果実酒) は 3.62L である


正解は...

C 成人1人あたりの都道府県別酒類消費量(2014年調べ) で 清酒 の 1位は 新潟県 である

2位 秋田 → 3位 山形 と続きます。

A 都道府県別果実酒製生数量(2014年調べ)  1位 は 山梨県 である

→ 神奈川県

B 成人1人あたりの都道府県別酒類消費量(2014年調べ) で 果実酒 の 2位は 長野県 である

→ 東京都

D 2015年 の 日本人の成人1人あたりのワイン消費量 (果実味と甘味果実酒) は 3.62L である

→3.70L。 3.62L は 2014年。微増です!

 

以上

 

(訂正)

問3: 善行寺 → 善光寺

Hさま、ご指摘ありがとうございました。非常に助かりますm(_ _)m

23日の試験、頑張って下さいね!

【訂正履歴】読者の皆様からのご指摘一覧

 

【筆者雑記 2018.08.02 木】

 

勉強と全然関係ありませんが、やる気は貰えるかも。

 

情熱大陸 クライマー 山野井泰史さん

www.youtube.com

 

特に山に登るわけでもないのですが、

最近はクライマーの方の話を調べるのにハマっています。

 

特に凄いと思ったのが、↑の山野井さん (ご夫婦)。

後半がなくなっているのが残念 orz。

 

生死の境をさまよい凍傷で指を失われてもなお

良い登山だった!

と言い切られている姿には感動しかありません。

 

それに比べて

「自分はちっちぇーな~」 とか

「全然チャレンジしてねーな~」 とか

抱えてる悩みがちっぽけに思えてきます。

 

どんな分野でも

ホンマもんの挑戦者ってカッコイイ!