ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


【劇薬注意】二次試験 テイスティング - ブドウ品種ごとの回答例一覧


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えー、皆さま

2次試験に向けてバシバシ飲みまくってますでしょうか?

 

はじめに..

 

今回は ブドウ品種ごとの回答例をまとめ ます。

ズラッと横に並べて比較してみる事で見えてくる事もあるのかなーって感じ。

 

だだし!

 

今回の記事の内容は受験者の皆さまにとっては非常に危険といいますか

これこそ 害悪 になりうる記事です。

 

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回答事例(テンプレ) をマネする危険性とは..

なんで、こんな事を注意しているかといいますと。

 

①ブドウ品種を決め込む


②それに近い回答に合わせる

 

...という流れで回答をしてしまうと...

 

例えば、こんなことや...

「あっさりした白ワインだが ソーヴィニヨン・ブランではない、シャルドネ か リースリング どちらかだ。」

「ここは リースリング でいこう! 」

「そうなると香りは 菩提樹ぺトロール を入れておかないとな...。」

↑回答をまるパクリ

 

さらに、こんなことも...

「色も濃くしっかりした赤ワインだ。カベソー か シラーのどちらかだ。」

「うーん、そういえば 黒胡椒 の香りがするような気がしてきた!」

「黒胡椒 を選択肢に入れよう...」

 ↑思い込みから ありもしない香りを想像してしまう

 

...といった具合に、もし正解が思った品種でなかった場合、回答が総崩れする という事が起こります。

 

まぁ、実際には↑のようなものの かすかな香り を見つけるのは難しいんですけどね~。本番に頭が真っ白になってしまった場合は超法規的措置としてやるしかないかも...( 一一;)

 

というところで、様々なワインをのんで回答事例の勉強を進めておられる方はご理解いただけるでしょうが 勝負どころの選択肢 がある事に気付かれたと思います。

 

特に香りですが、

↑のように...

(白)

・リースリング での ぺトロール、菩提樹

・甲州 での ヨード

・ゲヴェルツ での コリアンダー

(赤)

・シラー(ズ) での 黒胡椒

...など

 

とまぁ、香りだけに限らず微妙なものは仕方がない面もありますが 回答事例に無理に答えをあわせるのは危険 です。

 

あくまで、色んなワインを飲んだ上で「確かに〇〇の香りがする...」と思った答えを選びましょう。

例えば、シラー(ズ)を5本のんでみた。→ 3本くらいは黒胡椒の香りがした。→ 目の前の赤ワインはあの3本の時のような黒胡椒の香りがする...といった状態が理想です。これこそがワインでの経験値 (; ・`д・´)!

 

理想的な回答の流れとは..

 

つまり理想といいますか正解は↓です。

 

①目の前のワインの特徴を理解する


②最終的な結論としてブドウ品種を決める

 

ロジックとしては帰納法ってことですね~(´_ゝ`)

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回答事例まとめ

では、筆者の個人的な主観でまとめたものがコチラです。

ダウンロード・印刷するなりしてご確認下さい。

 

2次テイスティング比較表_白.pdf - Google ドライブ 

・「エレガント」という表現は 樽の効いたシャルドネ でもイケるようです。

・「コク」という表現は 一部のソーヴィニヨン・ブラン、シュールリータイプのミュスカデなどで使うようです。

 

2次テイスティング比較表_赤.pdf - Google ドライブ

・濃い色→「濃縮感」 に対して、薄い色なら「成熟度」を使う。

・ネッビオーロのみ例外的にデキャンタ1時間。

 

同じブドウ品種でもワインによって違うでしょうし回答に幅があるはずです。

 

そのブレをご自身で納得できる部分・できない部分を加味してこれをベースに横並びに比較してみて下さい。

 

こうして ブドウ品種1つ1つに体当たりするのではなく全体を俯瞰してみると、いっそう理解が深まる はずです( `ー´)ノ

 

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(おまけ)

最近はさらに読者の皆様にきていただいております。

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ワインでは...

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ってな感じです。

 

解説動画

※ロゼに関しては地方に関係なく製法により濃淡は変わるはずですが、規則性のない出題はできないだろう...という考えです。こーゆー不確定要素が多いと分りませんね。日本酒だともっと厳しいけど...加水とかアル添とか酵母とか...( 一一;)

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次回は、試験対策用のワインリストでも作ってみましょうかね~(´_ゝ`)