ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


どうして落ちたのか?1度受験に失敗した僕が経験談を語ります!


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当ブログの運営は、神戸の気軽にワインが楽しめるバー Takamocori が行っております。


このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。 

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まず手始めとして今日は「落ちる人は、なぜ落ちるのか?」とやや厳しいタイトルですが試験の概要を含めて失敗するメカニズムについて書きたいと思います。

【1】試験自体は難しくない

最初に「ソムリエ試験は難しいだろうなー。」と考えておられる方も多いかもしれません。ですが、実際は覚えるべき内容さえしっかり抑えていればさほど難しい試験ではありません

例えるなら、小学校の時にやった九九(くく)と同じです。

しいて山場があるとすれば2次試験のデキュスタシオン(テイスティングの意)です。ここだけは普段からワインを飲んでおくか試験前に集中して品種ごとの味を理解するしかありませんf^-^;

2016年度はソムリエ2次の合格率は75%程度でした。ここだけは上位3/4の受験者を無作為に残しているように感じます。

ワインエキスパートの2次試験は3次が無いのでもう少しシビアです。
エキスパートは出題される酒が数種類多いのでソムリエよりも舌を鍛えておく必要があります。

ですが1次試験の筆記は勉強すれば通る3次試験の実技は90%以上は合格です。シニアの試験でもない限りは厳しくは見られません。山場の2次試験の対策も後日ご紹介したいと思いますのでご安心をf^-^;

ここまでの[まとめ] (2016年度ソムリエ試験のデータ)

1次=勉強してない奴が落ちる (受験者数は未公表 5000人くらい? →1899人 40%ぐらい? ※)

2次=無作為に上位75%に絞られる (1899人→1420人)

3次=よっぽどのミスさえしなければOK (1420人→1364人 96%)

※前年度やアドバイザーからの切り替えを含む

【2】では、なぜ落ちる人も多いの?

それでは何故ソムリエ・ワインエキスパート試験に挫折してしまう人が多いのか?

その理由は分厚い『ソムリエ教本』に加えて、あの本を眺めただけで勉強したような気持ちになってしまう、いわいる「知識の錯覚」に陥ってしまっている方がいかに多いかという事に尽きます。

実際、こういった資格の勉強をするにあたっては学生でもない限り仕事の後など疲れ切った状態で分厚いソムリエ教本に向き合う事になります。

眠くならない訳がありません!

さらに問題集でもやってみようものなら最初は全く分かりません!ソムリエ教本や参考書を見ても、答えが散らばっているので見ずらい。

「そうだ、本をじっくり読んでからにしよう」→「眠気...」となります。

想像ですが、残念ながら半分くらいの方がこんな状態で試験当日を迎えるのだと思います。実際、筆者もその1人で1年目はそうでした。こんな感じでは全くうかる気はしませんf^-^;

【3】では、どうしたら受かるの?

具体的には本を読むより問題をとくコト
せめて本を読むなら問題をといてからにするコトです。

まず大前提として人間は本を読むだけでは覚えられない!という事です。
ただし、よっぽど好きな事や興味のある事は除きます。いくらワイン好きでもボルドーの格付けの丸暗記なんて地味な作業はしたくないはずです。

では、ざっくりした方法論としては、こうです。

1.(各項目ごとに)音声教材を徹底的に聞きこむ

2.(各項目ごとに)スマホのアプリで過去問をとく

3.(各項目ごとに)問題集を行う

4.(全項目ができたら)過去問を1年分を毎日とく (試験2か月前から)

5.苦手な分野を中心に1.2.3を流す

[ご参考] 音声教材
「時短式記憶術ソムリエ・ワインエキスパート一次試験対策講座」で検索

【4】一番の「気付き」は1冊の本から

筆者が受験1年目に挫折したのは眠気を誘う分厚い教本のせいです(笑)
ただ2年目に受けるかどうか迷っていた時に発想の転換がありました。

それは神戸商工会議所のセミナーでお会いしてから興味をもって読んでいた
今をときめく脳科学者 中野信子先生の著書 脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書) での考察です。

詳細は以下に譲りますが、この内容の文書を見た時に自分の間違いに気付きました。

ワインの世界に限らず、どんな分野であれ自分の実力を試す事をやらないと伸びない!というのが結論です。

こういう認識を得てた後、自分の通っているワインスクールの先生と雑談していると「勝負ごととか、テスト・コンクールになるとワクワクしてね...」なんておっしゃっておられました。そうやって、どんどんチャレンジしてメキメキと実力をつけていく訳ですね。一流になる人の発想はここに尽きるなと実感した次第です。

話を戻してソムリエ協会では田崎信也さんが会長になられて2年目。日本酒やニューワールド等、試験の内容も範囲が広くなってますます面倒になっていっていますがソムリエ・ワインエキスパート試験は頑張れば通る試験です!ポイント解説やノウハウのご紹介など、できる限りの学習のサポートは当ブログでさせていただきます。どうか諦めないで頑張ってみて下さい。

 

解説動画

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