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フランスワインの主要品種と栽培面積順位 - ユニブランはなぜ多い?


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今回のテーマは

仏ワインの主要品種と栽培面積の順位です。

フランスでの白ブドウ・黒ブドウ・全体(白+黒)での裁判面積順位1位~3位の品種をおさえて下さい。

それでは、問題にチャレンジして現時点での理解度を確認しましょう!

問題です!

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(難易度★☆☆☆☆)

フランスでの2009年度のブドウ品種を選択肢より栽培面積順に並べて下さい。

(1) 白ブドウ 1位 2位 3位

(選択肢)

シャルドネ ・ ソービニョンブラン ・ ユニブラン

 

(2)黒ブドウ 1位 2位 3位

(選択肢)

グルナッシュ ・ シラー ・ メルロ

 

(3)全体(白+黒)  1位 2位 3位

(選択肢)

メルロ ・ ユニブラン ・グルナッシュ

 

回答とメモ

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いかがですか?

メジャーな品種の「カベルネ」や「シャルドネ」が1位なのではないかと思ってましたよねf^-^?ですが実は意外な順番です。分からなかった方はしっかり頭に入れましょう!

(1) 白ブドウ

1位 ユニブラン (83,426ha)

2位 シャルドネ (44,787ha)

3位 ソービニョンブラン (27,355ha)

 

(2)黒ブドウ

1位 メルロ (114,104ha)

2位 グルナッシュ (90,556ha)

3位 シラー (66,817ha)

 

(3)全体(白ブドウ+黒ブドウ)

1位 メルロ

2位 グルナッシュ

3位 ユニブラン

全体としては赤が多く生産量の多い地域の主要品種が目立っています。メルローはボルドーやラングドック・ルーション。グルナッシュもラングドック。シラーはローヌ地域など。

白ワインは、意外にシャルドネではなくユニブランが1位です。

これはワインだけでなくブランデーなどに広く使われているからだそうです。

 

今回のまとめ

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さて、いかがでしたでしょうか? 今回は結構簡単に覚えられそうですね^-^!

もし、次回メルローを飲む機会があれば「これがフランスで一番作られている品種かぁ~」なんて思い出してみて下さい。

 (今回の関連記事)

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仏ワイン産地の気候区分