このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回のテーマは
メドックの格付け3級です。
格付けされた14のシャトーの名前とAOCをおさえて下さい。
それでは、問題にチャレンジして
現時点での理解度を確認しましょう!
【1】実力テスト
(難易度★★★★★)
地図上の各AOCにおいて、メドックの格付「第3級」にあたるものを書かれている個数分だけ選択肢から選んで下さい。 またそのAOC名も答えて下さい。
(選択肢)
フェリエール
ボイド・カントナック
カントナック・ブラウン
キルヴァン
ランゴア・バルトン
パルメ
ラ・ラギューヌ
マレスコ・サン・テグジュペリ
ラグランジュ
デミライユ
マルキ・ダレーム・ベッケー
カロン・セギュール
ディッサン
ジスクール
※問題の地図のメドックのAOCが分かってない方はアウトですf^-^;下のリンクを見て出直してきましょう!
【2】回答とメモ
2級の時と同様、下の図は3級のAOCを北から並べて各シャトーの頭文字をとったものです。分かりやすく地図と比較するとこうなります。
このメドックの格付は2級から5級まで、このような具合に、まずシャトー名の頭文字の羅列と、それに対応するAOCを表のように暗記する作業を徹底して行う事が重要だそうです。
ちなみに、3級だと、個人的には最後の「ラ」が1つだけオーメドックで「ラ・ラギューヌ」というのが覚えにくかったです。「ラ」のつくシャトーって何個もあって、ややこしいんですよf^^;
これを覚えた上で、下の仕上げの問題に挑戦してみて下さい。
「メドックの格付第3級でないものはどれか?」
A) カロン・セギュール
B) マレスコ・サンテグジュペリ
C) ジスクール
D) レオヴィル・バルトン
試験では、だいたいこんな感じの問題が出ます。ここで先ほどのシャトー名の頭文字の羅列を思い浮かべて、その文字が入っているか頭の中で検索します。
(思考パターン)
「あ、これ3級の問題だ!」
↓
(シャトー名の頭文字の羅列を思い出す)
「カララフデデキジパボカママラ」
↓
「レ」って入ってないんじゃね?
↓
D) のレオヴィル・バルトンが違うな。にっこり(笑)
...みたいな感じです。
※ちなみに、レオヴィル・バルトンは2級でしたね。覚えてましたかf^-^?
もう、これでイケますよね。
あとは仕上げとして、過去問などの練習問題をときまくって下さい!
個人的にオススメなのが、このiphoneのアプリです。検索して使ってみて下さい!これで記憶が定着するはずです。
【3】今回のまとめ・勘どころ
さて、いかがでしたでしょうか?
昨日と同様けっこうキツイ内容だったと思いますf^-^; 前回と同様、あくまで覚え方の「さわり」を紹介しているだけなので、あとはご自身の自助努力しだいです。
ボルドーは格付けが多いですが石にかじりついてでも覚えていきましょう!他のブログなんかを読んでも、ここをマスターしてなかった罪悪感というか負い目が後々に影響して試験当日でもより焦ってしまう事につながるようです。
逆に、難易度が高いボルドーをマスターしてしまえば、他の地域が楽勝に思えてきます!実はボルドーを極める事によって、試験的な「暗記する脳」をつくる「ならし運転」をするような感覚です。
時々、勉強していると「こんなつまらない事を覚えて何になるのか?」と馬鹿らしく思える時は絶対あります。ですが、今回これらをマスターして1発で合格してしまわないと、またこの格付を覚えないといけないという「暗記地獄」が待っているのですf^-^;
という訳で、長々と熱い想いを書いてしまいましたが、何が何でも、この夏の受験で決着をつける決心をしましょう!
(今回に関連する記事)