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グラーヴの格付け(白のみ) 捨てる前に読む覚え方と問題を解くコツ


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このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

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今回のテーマは

グラーヴ格付け (白のみ) です。

格付けされた3つのシャトー名をおさえて下さい。

それでは、問題にチャレンジして
現時点での理解度を確認しましょう!

 

【1】実力テスト

(難易度★★☆☆☆)

前回前々回と同様、以下の選択肢の中からボルドー クラーヴの格付において、今回は「白のみ」が認定されているシャトーを選びなさい!

f:id:ttrd80:20170322135409j:plain※まず問題のグラーヴ地区を知らない方はアウトですf^-^;下のリンクを見て出直してきましょう!

 

【2】回答とメモ

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復習(今日で3回目!)になりますがグラーブ地区のポイントとしては、

・格付は全てAOCペサック・レオニャン

・グラーブで最初に格付けが行われた年1953年

格付は全部で16シャトー

「赤のみ」が7つ、「赤と白」が6つ、「白のみ」が3つです。

 

それでは、今日の本題である「白のみ」の3つをみていきましょう。

これが何かというと、メドックの格付の時と同様に各シャトーの頭文字をとったものです。分かりやすく並べてみるとこうなります。

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このような具合にシャトー名の頭文字から暗記する作業を徹底して行う事が重要だそうです。

 ここで注意していただきたいのですが「ラヴィユ・オーブリオン」2009年ヴィンテージから「ラミッション・オーブリオン」に名前が変わっています。このような説明が問題文中に出たら「ラヴィユ・オーブリオン」です。

ここで、もう一度問題を確認してみましょう!...ってなわけで正解は↓でした。

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今回も、もうこれでイケますね。 

 

【3】今回のまとめ・勘どころ

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さて、いかがでしたでしょうか?

上空からの写真を載せましたが、こんな狭い地区の格付をよくも16個も覚えないといけないなぁと冷静になって思いますねf^-^; そして明日はボルドーの格付けとしては最後のサンテミリオンです。これが終わったらら、意外に皆さん知識がスカスカの各地域のAOCの地図問題でボルドーを仕上げていきたいと考えています。

(今回に関連する記事)

フランスワインの歴史 - 格付け編

ボルドーの川の覚え方

ボルドー各地区の位置と特徴

グラーヴ格付け (赤のみ) を覚えよう!

グラーヴ格付け (赤と白) を覚えよう!