このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回のテーマは スペインのワイン法 です。
フランスやイタリアと同じく歴史や等級について覚えましょう。あとスペインに関してはある階級に認定されている2地域をおさえればカンペキです。今回もそんなに難しくありません^_^
まずは問題チャレンジして「どんな感じで試験に出るか?」をつかみましょう!後ほどポイントを解説致します。
面倒なら直接ポイント解説をご覧下さい。イラストを流し読みするだけでも勉強の足しになるかと思います。
それでは問題! (問1) スペインで原産地呼称が発効されたのは? (問1) スペインで原産地呼称が発効されたのは? 正解は (b) 1933年 です。スペインのワイン法と言えばまずこれ!実はフランス(1935年)よりも早いというのもポイントです。 (問2) 各国で原産地呼称が制定された順番として正しいのは? 正解は (d) スペイン (1933年) → フランス (1935年) → イタリア (1963年) → アメリカ (1978年) です。スペインだけではなく順番を整理しておきましょう!相対的に覚えた方が試験でも強いッス^_^ 正解は (d) V.P → D.O.Ca → D.O です。 ◆V.P = Vinos de Pago ビノス・デ・パゴ 単一ブドウ畑限定ワイン : カリスマ性のあるワイン ◆D.O.Ca = Denominacion de Origen Calificada デノミナシオン・デ・オリヘン・カリフィーダ 特選原産地呼称ワイン :↓D.Oワインの中でも高品質なワイン ◆D.O = Denominacion de Origen デノミナシオン・デ・オリヘン 原産地呼称ワイン :高級ワインでも中級のもの 実際には他にもありますが試験的に重要なのは上記3つのみです。 地酒 = I.G.P の Vino de la Tierra ビノ・デ・ラ・ティエラ 、 地理的表示なしワインの Vino ビノ は 綴り(スペル) をみたらなんとなく分かりますよね f^-^; 正解は (a) Rioja リオハ (1991年に認定) (b) Priorato プリオラート (2009年に認定)です。当時 2つ目はリベラ・デル・デュエロだと思われていたのに プリオラートだったのが意外だったようです f^-^; おまけ 今回は Rioja リオハ なんて名前が出てきました。先日、筆者は同地域のブランド Cune RIOJA クネ・リオハ を試飲会で飲んだのですが素直に美味しかったです^_^ スペインのワインはしっかり探せば信じられないくらい安くて美味しいワインが出てくるのが魅力の1つ。
(a) 1716年
(b) 1933年
(c) 1935年
(d) 1963年
(問2) 各国で原産地呼称が制定された順番として正しいのは?
(a) フランス → イタリア → スペイン → アメリカ
(b) イタリア → スペイン → フランス → アメリカ
(c) スペイン → イタリア → フランス → アメリカ
(d) スペイン → フランス → イタリア → アメリカ
(問3) スペインの原産地呼称保護ワインをランクの高い順から並べて正しいのは?
(a) D.O.Ca → V.P → D.O
(b) D.O.Ca → D.O → V.P
(c) D.O → D.O.Ca → V.P
(d) V.P → D.O.Ca → D.O
(問4) D.O.Ca に認定された地域は? 複数選択可
(a) Rioja
(b) Priorato
(c) Castilla La Mancha
(d) Ribera del Duero回答とポイント解説
(問3) スペインの原産地呼称保護ワインをランクの高い順から並べて正しいのは?
(問4) D.O.Ca に認定された地域は? 複数選択可