このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回のテーマは スイス の 主要品種、3つの語圏、世界遺産に指定された地区 です。
小さい国なので大した内容もありませんが、概要だけは掴んでおきたいところ。
それではいつも通り問題を解きながら覚えていきましょう('ω')ノ
(問1) スイスの白ブドウで栽培面積(2015年)が最大なのは?
(a) Chardonnay
(b) Pinot Gris
(c) Muller-Thurgau
(d) Chasselas
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正解は (d) Chasselas シャスラ (3,838ha) です。
まずブドウ品種から。スイスの白といったら真っ先にシャスラを思い浮かべましょう!シャスラといえばフランスではサヴォア地方で生産がさかんでしたね。やっぱり国境を接して隣あっているので似ています。別名で Gutedel グートエーデル や Fendant ファンダン とも言われていますが覚えてましたでしょうか(。´・ω・)?
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(問2) スイスの黒ブドウで栽培面積(2015年)が1位・2位の組み合わせとして正しいのは?
(a) 1位= Blauburgunder 、2位= Merlot
(b) 1位= Blauburgunder 、2位= Gamay
(c) 1位= Blauburgunder 、2位= Gamaret
(d) 1位= Blauburgunder 、2位= Garanoir
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正解は (b)
1位= Blauburgunder
ブラウブルグンダー (4,207ha)
blau = blue = 青い 、burduner = ブルゴーニュ地方の、ピノノワール の別名です!
2位= Gamay ガメイ (1,341ha) です。
次に黒ブドウです。ブラウブルグンダーって言われたら「なんのこっちゃ(; ・`д・´)!」と思いますが「青いブルゴーニュのやつ」って意味でピノノワールの事です。あと2位がガメイとか、この組み合わせって今度はフランスのブルゴーニュ地方と似てますね。白ブドウのシャスラだけ覚えたらいい気もしますが、いちおう黒も抑えておきましょう(´_ゝ`)
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(問3) 次のスイスの語圏のうち生産量が最大で全体の約80%を占めているのは?
(a) Suisse Romande
(b) Suisse Italienne
(c) Suisse Allemande
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正解は (a)
Suisse Romande
スイス・ロマンド
=フランス語圏 です。
スイスには3つの語圏があって残り2つは
・Suisse Allemande
スイス・アルモン
= ドイツ語圏 (全体の16%)
・Suisse Italienne
スイス・イタリエンヌ
= イタリア語圏 (全体の5%程度)
まぁ、イタリエンヌはそのままですから、ロマンドとアルモンの2つ分かればOKです(笑) 地名を見ていると、アルモンのドイツ語圏だと 「チューリヒ」 や 「トゥルガウ」などドイツ語っぽい地名、イタリエンヌには 「ティチーノ」 なんて地名がありますが、やっぱりイタリアっぽい感じ。スイスの産地はまずこの大まかな3つの語圏から覚えましょう(/・ω・)/
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(問4) 美しい風景とワインの歴史から2007年に世界遺産に認定されたのは?
(a) Lavaux
(b) Ticino
(c) Geneve
(d) Zurich
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正解は (a) Lavaux ラヴォー です。
これに関しては決め打ちで覚えましょう!正確には Vaud ヴォ―州 Lausanne ローザンヌ付近の Lavaux ラヴォー地区です。「世界遺産」とか「ローザンヌ」って出たら 迷わず ラヴォーって選びましょう(=゚ω゚)ノ
今回はここまで~(´_ゝ`)!