このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 ○○~○○」と題して、
1回5問のペースで2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。
ちなみに下のリンクはご参考まで。
【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
それでは問題です!
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問題31 [アルゼンチン]
アルゼンチンを特色づける 2 大ブドウ品種、黒ブドウはマルベックですが白ブドウで代表するものは?
1. Ugni Blanc
2. Chardonnay
3. Sauvignon Blanc
4. Torrontes
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正解は... 4. Torrontes トロンテス
トロンテスは近年試験によく出てる気がします(´Д`)
ちなみにアルゼンチンの全ブドウの栽培面積で2位なのは黒ブドウの Bonarda ボナルダです。こちらもチェックしておきましょう!
ニューワールドなど学習ボリュームの多くない国は、せめて有名どころや流行りの品種はチェックしておきましょう!
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問題32 [アルゼンチン]
アルゼンチンのワインを産する州で最も南に位置する州は?
1. サルタ州
2. リオ・ネグロ州
3. メンドーサ州
4. トゥクマン州
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正解は... 2. リオ・ネグロ州
この「最も南に...」とか「最も北に...」とか端っこを問う問題多いです(笑)
大きく6つの地域だけなので覚えておきましょう!
覚え方は...
「アルゼンチンは上(北)から サカラサメリ」です。
...で、リの「リオ・ネグロ」です。簡単ですね~。
お隣のチリも忘れないウチにチェックしておきましょう(; ・`д・´)!
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問題33 [オーストラリア]
タスマニア州に最も広く分布する土壌は?
1. アルバリサ
2. ガレストロ
3. スレート
4. ジュラシック・ドレライト
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正解は... 4. ジュラシック・ドレライト
これは難しい...というか筆者も初耳です(*_*;
ガレストロと悩んだ方も多かったのでは?
ちなみに...
1. アルバリサ
→シェリーで有名なスペイン カディス県(へレス) の石灰分を多く含む土壌
2. ガレストロ
→キャンティで有名なイタリア トスカーナ州 の岩石混じりの土壌
3. スレート
→ドイツ モーゼル の スレート粘板岩のゴロゴロした岩の土壌
4. ジュラシック・ドレライト
→オーストラリア タスマニア の ジュラ紀の粗粒玄武岩の土壌
その他、オーストラリアといえば...
→南オーストラリア州 クナワラの テラロッサ土壌
...が有名です。
オーストラリアに限らず土壌は出題されやすいので要チェックです!
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問題34 [オーストラリア]
次の産地の中で Barossa Valley に隣接しているものは?
1. McLaren Vale
2. Coonawarra
3. Eden Valley
4. Clare Valley
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正解は... 3. Eden Valley
オーストラリアの生産地の地図や位置を問う問題も多いよね~。
1. McLaren Vale マクラレーン・ヴェイル
→海側にある。
2. Coonawarra クナワラ
→南東。テラロッサ土壌が有名。
3. Eden Valley イーデン・ヴァレー
→クレア・ヴァレーと並ぶリースリングの産地
4. Clare Valley クレア・ヴァレー
→イーデン・ヴァレーと並ぶリースリングの産地
ちなみに、バロッサとイーデンは隣り合っているものの高低差が大きいのもポイント!ソムリエ教本に載ってるよ~。
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問題35 [オーストラリア]
オーストラリアのGI制度においてヴィンテージ表示するためには、特定のヴィンテージのワインが何パーセント以上含まれている必要があるか?
1. 75%
2. 80%
3. 85%
4. 90%
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正解は... 3. 85%
この手の品種名に表示できる割合は85%の国も多い!ですので筆者は「迷ったら85%」を推奨しています(´Д`)!
ちなみに...
・ニュージーランド 85%
・南アフリカ 85%
・日本 85%
...です。
チリは 75% なので注意!
アメリカはややこしいけど頑張って覚えてね~!
今回はここまで~!
次回は36~40問目です。