このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
このシリーズでは 2016年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の過去問題からポイントを探っていきたいと思います。
基本的に赤字の部分は頭にいれておいて下さい。最後に復習のテストを行います( `ー´)ノ
問題017 [日本]
北海道で醸造量が最も多いブドウ品種は?
1. Dornfelder
2. Niagara
3. Müller-Thurgau
4. Chardonnay
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は...
2. Niagara ナイアガラ
北海道 といえば ケルナー、ミュラー・トゥルガウ、バッカス など ドイツ系 の 白ワイン の生産がさかんで...
最も醸造量が多い=醸造する為のブドウの受入れ数量が多かったのは白ブドウの ナイアガラ(=米国NY生まれ!) です。
特に ケルナー は 日本全体の9割 以上の生産を行っています。
こんな北海島の空知(そらち)地方を題材にした大泉洋主演の映画がありました!観たら日本ワインに愛着を持てるかもしれませんよ。上の地図の地方名と位置も要チェックです!
・
・
・
問題018 [日本]
日本で最もデラウェアの栽培面積が広い県は?
1. 山梨県
2. 長崎県
3. 山形県
4. 新潟県
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は...
3. 山形県
山形県といえば 日本一の デラウェア の産地 です。
県内での生産は 1位=マスカット・ベーリー・A (約20%)、2位=デラウェア 、3位=ナイアガラ の順。
山形県は産地がややこしいので位置とキーワードとなる名称をしっかり覚えておきましょう!
特に、庄内盆地→南陽町→赤湯町は「東北のワイン造り発祥の地」と呼ばれ、酒井ワイナリー を選ぶ問題が2017年のS/WE共通問題に出題されました。
・
・
・
問題019 [日本]
ワイナリー数が最も多い道県は?
1. 北海道
2. 山形県
3. 長野県
4. 山梨県
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は...
4. 山梨県
これに関してはデータが毎年変わるものの...
2015年3月時点のデータでは 1位=山梨県(77軒)、2位=長野県(32軒)、3位=北海道(28軒)と 山梨がぶっちぎり! 2018年の試験でもさほど変動はしないと思われます (´_ゝ`)
あ、ちなみに国産ブドウを使用→醸造したのが日本ワインね。
ちなみに2013年より 国税庁 が 山梨県産をワイン産地と認定し 県内のブドウを100%使用 かつ 県内で醸造 されたものに対し、EUに輸出する際など GI Yamanashi ※(ジー・アイ・ヤマナシ) などとラベルに表示できるようになりました。
G.I = geographical indication 地理的表示。オーストラリアのパクリですね(笑)
・
・
・
それでは今回も復習しておきましょう!
練習問題
1・北海道で生産が盛んなのは...
「〇〇〇系の〇ワイン」
2・北海道で醸造量が最も多いブドウ品種は?
3・北海道が国内で最も生産比率が高いブドウ品種は?また国内の何割を占めるか?
4・以下4つの北海道のワイン産地名は?映画「ぶどうの涙」の舞台となったのは?
5・山形県で醸造量が最も多いブドウ品種は?
6・山形県が国内で最も生産比率が高いブドウ品種は?
7・ 以下3つの山形のワイン産地名は?
8・天童市があるワイン産地は?
「〇〇盆地」
9・東北最古のワイナリーと呼ばれる酒井ワイナリーがあるのは?
「〇〇盆地 〇〇市 〇〇町」
10・日本ワインを作るワイナリーが最も多い都道府県は?
11・GI Yamanashi をラベル表記できる条件とは?
今回も分からなかったらやり直しです。
内容を読み返しましょう(´_ゝ`)
おまけ動画
山梨って素敵な場所ですね。
[Craftsmanship at SUNTORY TOMI NO OKA WINERY, Yamanashi, Japan]
外国さんも楽しそう!
[Yamanashi Wine Taxi Tour]
最近のマイブーム。フェルミ研究所の動画はどれもサイコーだ!
【衝撃】最高のテスト勉強法4選
今回はここまで!
次回は 共通問題[021] フランス からです。