このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回は、よくある質問にお答えしたいと思います。
よく、というか、メッセージをいただいたり、筆者の店に来て下さる方で
「申し込んだものの自信がありません!」とか
「今回は勉強が足りてないので、来年受けようと思います!」など...
こういったご意見をよく伺います。
これに対する筆者の答え=結論は、タイトルにも書いていますが、
「今年、お金をドブに捨ててでもチャレンジすべし!」
です。
といっても、分かりにくいので順をおってご説明します。
1・受験料約2.5万~2.9万は高くない!
まず、ここからいきましょう(; ・`д・´)!
もうさすがにご存知かと思いますが、試験はソムリエなら3次、ワインエキスパートなら2次まであります。
今年(2018年)から2回受けれるので1回の方が約2.5万円、2回の方が約2.9万円ですね。
https://www.sommelier.jp/exam/exam_guidance_detail2.html
受験料がMAX3万として、たしかに1次で落ちたらもったいない...というか払い損です(笑)
ですが、3次や2次の最終試験まで残ったら、
「まぁ、試験の料金としては妥当かな~。」と思えるようになります。
ソムリエの方は3次でワイン1本も貰えますしね(笑)
あと、あんま安過ぎても本気になれないと思いますよ。
たとえば試験が5千円程度だったら、受験は気楽になりますが有難味がなくなるかも。
高いワインも高いから良い...というか有難いのです。
そうそう ↓ こういうやつ。
ヴェブレン効果 - MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki)
受験料も同じで、ちょっと高いからこそ本気になれるのです!
2・筆者は1度落ちた事が原動力になった!
次にというか、ここからが本題です。
これは筆者の経験上なのですが、とにかく本気で資格が欲しいと思うのなら1度はどんな状態であってもチャレンジすべきです。
特にこの試験は、 年に1回※しかやっていません。
(正確には今年から期間中に2回受けれるのですが...)
1回の受験で100%のチカラが発揮できなくても当然 というかそういう方も多いでしょうし「現実は厳しい」という認識で臨むのです。
だって、あれだけ練習しているオリンピック選手だって大切な試合当日に全力を出し切れるわけではありません。「いわんや一般人おや」です!
なので、問題が全然とけなくても、試験会場や空気感、問題の傾向など場慣れする為に受けるのです!
もし本当に資格が欲しいなら、1度は落ちると覚悟して2~3万くらいは捨てる気持ちでいきましょう!
というか、ワインが趣味である時点で、2~3万の受験料がどうしても払えないくらい貧しい方は、よほどの状況でない限りいないはずです。
でも「落ちたらどーすんだよ(。-`ω-)!」と思われるかもしれませんが、
どんどん落ちたらいいんです!その悔しさをバネに次回頑張るのです!
もう「俺は2~3万を棒に振りたくない。次回は絶対にウかるんだ!」と!
あ、「絶対」って言葉を使う人は鬱になりやすいらしいので注意だそうです。ブログのタイトルなので思いっきり筆者の事ですが( 一一;)...いやいや、それくらい強い気持ちが...
まぁ、どうしても皮算用するというのであれば、自営業の方ならすぐ取り返せると思います。
もし、お勤めの方でも取得できた事による利益で受験料を会社の社長や店のオーナーに還元してもらったら?という感じです。
高いワインを5本~10本も売れば、それくらいの利益が出て「半分下さい!」とでもダメモトで言ってみればいいのです。ダメだったら諦めましょう(笑) でも、それでもいいことありますよ!
ワインエキスパートで「全然仕事と関係無いんだけど~」という方はすいませんm(_ _)m
話を戻しますが、悩んでいる方にお伝えしたいのは とにかくお金ではないのです。1度受験するという体験を買っていただきたい! のです。
どんな問題でもそうですが、とにかく完璧主義に陥らない事です。
「〇〇が出来たらやろう」とか、「〇〇になったらやってみよう」とか言ってたら
そんな完全な状況というのは一生訪れません。
さらに話を進めて「勉強してなくて不安」というのは分かりますが、逆に「勉強し過ぎて(自分のアラが見えて)不安」という事も大いにありうるのです。ちなみに筆者はどちらも経験したから分かります。
つまり かなり勉強してようが、全く勉強してなかろうが 、不安はなくなる事はない!というわけです!
なんか禅問答みたいになってきましたね(笑)
つまり ↓ です。
出願の申込の締め切りは 6/29 (金) 協会到着分までですね。
https://www.sommelier.jp/exam/exam_guidance_detail2.html
長くなりましたが、ぜひ前向きに考えてみて下さい(´_ゝ`)
おまけ
迷いや悩みがなくなる事はない。迷いの中に悟りがある!
まず行動するコトです。時には起こせよムーヴメント...(古)
超オススメ書籍。批判する方も多いけれど加藤諦三先生の著書はどれも金言です。
筆者もどれだけ助けられた事か。特に前向きなこの本は素晴らしい。
どんな事でも「ノック・オン・ザ・ドア」です。まず扉を叩いてみる。そうすれば...
行動してみることで人生は開ける―まず、できることから、やってみる (PHP文庫)
今回はここまで~。
次回からアメリカに戻ります!