引き続き フランス シャンパーニュ地方 です。
二次試験前ですが、エクセレンス や 来年の一次を見据えた内容なのであしからず。
シャンパーニュ の トレンド
エクセレンス向け の内容ですが、一般呼称の方もボンヤリ頭に入れておくと通ぶれるかも。
トレンドその1 - ドサージュ量 の減少
[軽い内容]
https://nosywineclub.com/blog/the-no-lo-dosage-champagne-trend
そう、前回通りイギリスが先ってのはさておき、軽い 概要 がのっとります。
[やや重い...=理由あり]
まぁ、結局言ってる内容は1つ目と同じなのですが、冒頭の ワインにとって 糖分とは ステーキの上にのっけたバターみたいなもん って比喩が素敵です (´_ゝ`)
ポイント と言いますか、ドサージュが少ない泡が流行る理由 としては以下3つ
★ローカロリー ≒ 健康志向
★味=あっさり → テロワールを表現
★料理とペアリング しやすい!
トレンドその2 - ビオ・シャンパーニュ
まぁ、これに関しては 「ビオ ≒ 有機農法」 のイメージ通り で、雑に言えば 自然に優しく 除草剤 とか 殺虫剤 とか使わないって感じ。
そう、これに関しては 1998年 から、ビオ・シャンパーニュ協会※ (略して 「ACB」) らしき 組織が設立 されたなんて動きもあります。※日本語での正式名称は不明
トレンドその3 - クロ・シャンパーニュ
さっきの「ビオ」とうって変わって馴染みのない言葉ですが、クロ (Clos=城壁)・シャンパーニュ とは 単一畑のシャンパーニュ の事で、その1つの畑の マイクロクリマ (微気候≒小さな環境) を味わえるのが魅力。
日本国内のワイン通の間でも「クロ・シャンパーニュを集めて飲む会」なんてあるみたいですが 贅沢ですね~。
トレンドその4 - 多様化 - RM
RM、NMなど 生産者のスタイルが多様ですが、特に 質 を重視した RMに注目が集まっている との事。
さっきのビオ とか クロ とかと同じ流れですけどね~。
まぁ、それでも ブランドありきの質じゃね? ってご意見もある模様。
依然として、皆さんがよくご存知のこれらのブランドが人気みたい!
https://www.wine-lister.com/report/key-champagne-study-2018-en
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生産者の登録業態・略称
さて、ここからは 一般呼称向け の内容です。
ソムリエ教本 2019 317ページの内容を まとめ ておきました。
極力 暗記に必要なキーワードだけ を書いているのでご了承ください。
特にSRのとこは非常に雑!
https://en.wikipedia.org/wiki/Champagne#Champagne_producers
暗記用
なんか昔に比べて覚えること増えたような...( 一一;)
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【編集後記】
これまた試験とは全然関係ないけど、調べていたら 面白い事 が分かりました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Champagne#Origins
↑を読んでると、シャンパーニュの泡なんて多少の誤差はあれど発見されたのはイギリスでもフランスでも1600年代の話。1500年代 に最初に泡をはじめたリム― (仏南部) をもっとリスペクトすべきかと思う( 一一;)
さらに、1600年代に瓶内二次発酵が 発見されてから も、ガス圧でガラスが割れたり、コルクが外れたりして「悪魔のワイン」なんて呼ばれてたんだけど、その後 ↑の栓が採用される19世紀になるまでの200年間 はリム―の田舎仕立て (メトード・ドラティショナル) がシャンパーニュでも採用されていたというのは、意外と知られていない事実でっす。
あたかも「17世紀の発見 (≒ドン・ペリニオンの頃) からず~っと伝統的に瓶内二次発酵やってきました。押忍!」みたいなニュアンスですけどね( 一一;) オイオイ。 ホンマ、ヨーロッパ人のこういう隠蔽体質が嫌い。いや、隠したのは紹介している日本人か?それとも共犯?
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最近 かぜつよ のアニメを全部見終わりました。箱根駅伝 を目指す陸上部のスポ根ものなのですが 胸(むね)アツ です。「才能がないと走ってはいけないのか?」とかグサッとくるセリフも多々。OPの歌はユニゾンスクエアガーデンの最初のバージョン↓の方が気に入ってたんだけどね~。
満を持す絶好のカウントダウン...皮肉は却下だぜクワイエット とか好き。ここ数日の筆者の 応援歌 です。
www.youtube.comhttp://j-lyric.net/artist/a04e406/l049717.html
以上