またフォローアップセミナーの内容に戻ります。
今回は珍しくフランス。
【問題】
(仏ローヌ地方の) Châteauneuf-du-Pape と同じマークを使うシャトーはフランスのどの地域にある?
1:シャンパーニュ地方
2:ブルゴーニュ地方
3:ボルドー地方
4:ロワール地方
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
【正解】
3:ボルドー地方
グラーヴ地区の格付けシャトー パプ・クレマン は有名ですね。
まだ覚えていない方はコチラ↓
ボルドー地域の格付け総まとめ【超便利】シャトー名一覧表 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
◆マークのデザインについて
ちなみにこのマークのデザインは交差した「サン・ピエール(=聖ペトロ)の鍵」と「教皇(=パプ)の3重冠」です。
#ペトロ(=「岩」の意)=ペテロ=(仏)ピエール=(英)ピーター=(伊)ピエトロ=(独)ペーター=(露)ピョートル
以前にもどこかでお伝えしましたが初代ローマ教皇ってペトロでイエスに「天国の鍵を授けよう(; ・`д・´)!」と言われ権威を与えられたとされています。
しかしながら個人的にペトロってドタン場で大将を裏切ったヘタレってイメージ。レンブラント(画家)の「聖ペトロの否認」って作品があるから知っておくと良いかも↓
#わが身のピンチで3回も「イエスを知らない」と言っているけど、それなら「踏み絵」で死んだ日本のキリシタンの方が立派では( 一一;)?こんな奴が初代教皇だなんて...
それはさておき...
◆(仏ボルドー) パプ・クレマンの歴史
・ボルドーで最古 (13世紀ごろより)のシャトー
・名前の由来 - ここの領地を与えられた聖職者ベルトラン・ド・ゴがボルドーの大司教から出世して「教皇クレメンス5世」になったことにちなむ
シャトー・パプ・クレマンの詳細 / オールドビンテージ・ドットコム
↓01:20~
◆(仏ローヌ - 南部) ヌフ・デュ・パプについて
いちおうローヌのヌフ・デュ・パプの方も見ておこう!よくまとまっています。
↓00:45~
www.youtube.com#あ、セミナーで聞いた話ですがソムリエがちゃんと勉強しているかどうかを計るのにはヌフ・デュ・パプの13のブドウ品種を質問するのが効果的だそうです。
パプ=法王 のワイン-シャトーヌフ・デュ・パプのブドウ品種の覚え方 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
(追記 2019.11.23 Sat)
「パプ」の日本語訳が「法王」→「教皇」に。
・
・
・
【編集後記】
今回はこれくらい知識を紐づけして覚えておくと通な感じがします (笑)
もうちょっとマニアックにいきたい方はこの鍵と3重冠のマークの使用権に関するトラブルなんて知っておくといいんじゃないかな~↓
#ほんとフランス人ってブランド商売好きってか「使用料よこせ」とかヤクザっぽい。そもそも中世ヨーロッパのワインやリキュール造りなんて坊さんのシノギって感じ。
...とヤクザのまち神戸から申しております。
以上