引き続きフランスのローヌ(渓谷)地方でっす。
今回はルロワ男爵について勉強しましょー。
ソムリエ教本'19によると...
・シャトー・ヌフ・デュ・パプの生産者であり (308 / 360ページ)
・1933年にワイン法である原産地呼称保護 A.O.C. (=Appellation d'Origine Contrôlée)の原型(≒前身)を作った人物 (360ページ)
...で
この↑AOCの制定までの流れに関しては
・第一次世界大戦(1914-1918年) / 世界恐慌(1929年)
の影響を受け... (≒ワイン市場の 需要減 & 供給過剰)
・粗悪なワインの流通や産地偽装などの不正が横行した
とあります。
試験的にはここまで↑をおさえればOKですが
もう少し細かい理由↓がありそうです(; ・`д・´)!
はっきり言って以下は試験的に覚える必要性はありませんが
表面的な知識だけでなく「どうしてそうなったのか?」を知っておく事で、より理解が深まると思います。
それでは ボルドーやブルゴーニュのクズっぷり (≒国内での潰し合い) や時代の波と戦ってきたローヌやラングドック・ルーションの軌跡をお楽しみ下さい↓
【参考資料】
#↑今回のテーマはローヌですが、ラングドック・ルーションと合わせてフランス南東部全体としてとらえて下さい。
(予備知識)
・↓フランスの河川=ローヌ河・ソーヌ川・ガロンヌ川の位置
・フランドル地方(=フランスの北部)
↓ルロワ男爵は 01:58~
わりと強調されている人物なのね。
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【編集後記】
今回は個人的に調べていて楽しかったです。
・ボルドーやブルゴーニュを悪く書けない理由があるのかな~?...とか
・AOCって実は南東部の減反政策に従いたくなかっただけじゃないの?...とか
・メトード・リュラル(田舎方式)とかVDN / VDLとか苦しかった南東部から生まれたアイデアか~(しみじみ)...とか
できたら今後も暗記系やクイズ系は他におまかせしてできたら自分も勉強になる内容を書いていきたいところ。
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最近の飲食業はこの話題↓で盛り上がってます。
ウチは先日役所から通知が送られてきたのでさっそく小規模店舗の申請を出しました。用紙を見ると保健所の営業許可Noが必要とのコト。これって違法営業店の摘発にも使えそうな予感。
#深夜営業許可も含めてMAX3連コンボくらわせれるじゃん(笑)
以上