今回は昨日我が家に届いたソムリエ協会の会報誌より世界のワイン産業 - 10のトレンド'2020年 をチェックしておこう!という内容でっす。
【これを知っておく意義】
これまでのソムリエの論述試験 (2次試験の日にやるけど3次試験に加点される) の傾向を見ていると、オレンジワイン、チリワイン(EPA協定)、ジョージアワイン、など今どきの内容をきいてくるパターンが多い気がするのでソムリエを受験する方は必須※だし、エキスパートの方でも試験を受けるぐらいだから、これくらいのトピックくらい軽く話せたらカッコイイんじゃないかな~ (´_ゝ`)
※エクセレンスは言うに及ばず!!!
【目次】
- 1:ワイン貿易摩擦
- 2:中国ワイン
- 3:電子商取引の発展
- 4:スパークリングワイン
- 5:ロゼワイン
- 6:サステイナブル農法
- 7:ブドウ畑のテクノロジー
- 8:ジョージアワイン
- 9:クロージャ―の多様化
- 10:信じるべき評論家は?
1:ワイン貿易摩擦
EU ⇔ アメリカ
トランプはEUからの輸入品に25%の(報復)関税!
先日ボージョレの輸出も打撃を受けているというニュースをご紹介しましたね~。
アメリカ ⇔ 中国
キンペーも負けてない!追加関税で25%
アメリカ ⇔ 日本 (特にコレ)
特に表のワイン・チーズの箇所、関税がどうなるか?は要チェック!
2:中国ワイン
生産地域 & 有名ブランド を多少覚えておきましょう。↓新xiang = 誤訳ですが北西部の新疆ウイグル自治区のこと!
3:電子商取引の発展
まだまだ慣例が複雑な企業間取引(BtoB)が多い為、マーケットに伸びしろがあるよっ☆彡て話。
4:スパークリングワイン
イタリアのプロセッコが席巻してたけど、近年は他の価格が高級レンジのものがジワジワきている。
↓1. Sparkling Wine Branches Out
↓googleでページごと翻訳できないのでのっけておく( 一一;)
スパークリングワインは、世界で毎年生産されるワインの総量の約10%を占め、ヨーロッパではこの80%を生産しています。スパークリングワインの最大の消費者は、その大半を国内で生産しており、米国と英国を最も重要な輸入市場として残しています。 プロセッコは、米国のスパークリングワインの分野で先頭に立っており、売上は20%を超えています。米国は他のどの国よりも多くのイタリアワインを輸入しており、プロセッコはシャンパーニュと比較してはるかに手頃な価格で販売されているため、多くの消費者にとって快適な選択肢です。英国はプロセッコの世界最大の市場として確立されており、毎年生産される総量の3分の1を消費しています。ただし、「ピークプロセッコ」に達している可能性があり、長期にわたる成長の後、売上は5%に低下しました。しかし、Brexitが迫っていると、人々の「Brexitボックス」の医薬品、コーヒー、またはマーマレードのような大陸からの他のステープルと一緒にプロセッコの買いだめを目撃できました。 広範な減速を相殺して、クレマンや国産スパークリングワインなどの売り上げは急速に成長し、2018年は英国でのスパークリングワイン消費量として記録的な年となり、22億ポンドの売り上げを記録しました。
5:ロゼワイン
ロゼの米国市場が伸びてるよね~って話。特にデスクランとミラヴァルってブランド。↓かなり冊子の内容に近い素晴らしい記事(; ・`д・´)!けっこう高い価格のやつもあるのね。(googleのページ翻訳不可でした。グヌヌ)
現物も見ておこう!こんなやつ。
6:サステイナブル農法
=持続可能な農法ってのさておき、さすがとしか言いようがない↓記事m(_ _)m オーガニック、ビオディナミとかとの比較図が面白い。(同じくgoogleでページ翻訳できないから直接読んでね。見るならPCがオススメ)
7:ブドウ畑のテクノロジー
ロボットが活躍してるぞ!って内容。
↓雨除けの ヴィティ・トンネル と
除草を行う バカス くらいくらい知っておけばOKかと
他にも...
8:ジョージアワイン
引き続きなので今更って感じですが。↓を読めば一発で解決します!
9:クロージャ―の多様化
コルクとかスクリューキャップとかワインの栓のこと。こちらの記事↓が面白い。アモリムのNDテックとか要チェック。
10:信じるべき評論家は?
この辺り↓を読んでおけばって感じです。
そうそうパーカーのアヴォケイトはミシュランに買収されてるのね~。
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【編集後記】
今回の協会の冊子の記事みたく様々な情報をギュッと凝縮したものって素晴らしい。来年のトップ10も期待大です。
以上