▼問題
①南オーストラリア州の国全体に占めるブドウの生産量の比率は約何パーセントか (2020年時点で)?
A:20%
B:35%
C:50%
D:65%
②最も東に位置する産地は?
A:ゴメサル
B:ハイ・イーデン
C:ローランド・フラット
D:リンドック
③バロッサ・ヴァレーで2009年に制定された古木憲章において「バロッサ・サヴァイヴァー・ヴァイン」にあたる樹齢は?
A:35年以上
B:70年以上
C:100年以上
D:125年以上
(ソムリエ教本2021記載 - 172ページ、177~178ページ)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
▼答え
①南オーストラリア州の国全体に占めるブドウの生産量の比率は約何パーセントか (2020年時点で)?
C:50%
ど真ん中にある南オーストラリア州が国全体の約半分のブドウを生産しています↓。こうやって見るとタスマニア州や西オーストラリア州がいかに少ないか?が分かりますね~。
②最も東に位置する産地は?
B:ハイ・イーデン (イーデン・ヴァレーのサブリージョン)
A:ゴメサル (バロッサ・ヴァレーのサブリージョン)
C:ローランド・フラット (同上)
D:リンドック (同上)
ハイ・イーデンはバロッサ・ヴァレーの東側にあるイーデン・ヴァレーのサブリージョン。ちなみに最も標高が高く2001年にGI登録。
https://www.barossawine.com/wp-content/uploads/2017/12/Barossa-Topographical-Map-2017-1.pdf
ついでに、西側のバロッサ・ヴァレーに関して1つだけ説明しておくと
「南北の土壌の違い」で味わいが変わるってこと。
北側 → 赤土質 = 果実に凝縮感 = 赤向き
南側 → 灰色粘土質 = エレガントさ = キリっとした白にも
↓エベニーサ―、ヌリウッパ、リンドナック、ローランド・フラットは教本記載の地名です。
https://www.barossawine.com/wp-content/uploads/2017/12/Barossa-Wine-Region.pdf
[ご参考] ↑どちらの地図も↓
③バロッサ・ヴァレーで2009年に制定された古木憲章において「バロッサ・サヴァイヴァー・ヴァイン」にあたる樹齢は?
B:70年以上
他にもセンテナリアン(≒「100歳以上のご長寿」の意)、アンセスター(「先祖」の意、125以上)とかもあるので覚えておこう!!
(追記) センテナリアンって耳慣れないけど、1世紀(100年)のセンチュリーと同じ語源か。。。
[ご参考]どこに何歳の樹があるか?がリストになっていていて面白い。
▼オススメ動画
今回の答えは全て動画の内容でした。
①SA州 vs 国の比率 : 開始10秒~
②ハイ・イーデン : 3分52秒~
③古木憲章 : 6分00秒~
[所要時間 : 11分01秒]
以上