ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。

二次試験テイスティング 筆者の失敗から学ぶ3つの重要な心構えとは

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170821230044j:plain

まず、2017年度の1次試験お疲れさまでした~!

筆者も少し拝見しましたが難しかったですね~。おそらく今年受けてたら筆者はゼッタイ落ちてると思いますf^-^;

 

さて、今回は普段と少し毛並みを変えて、2次試験の話です。

と言っても、まだ1次試験の通過が確定してもないので、発表があるまで受験者の方はゆっくりさたら良いと思います。

じゃないと、もし落ちてた時にショックも大きいし、そんなに焦っても2次試験はスグには実力が付くものではないと考えているからです。

 

実際、筆者は発表があるまで全く何もしませんでした。というより、無駄な事をするのが嫌いなので、全くやる気になりませんでした。

やった事といえば「2ちゃんねる」の試験のスレッドを見て、自分よりできていなさそうな人の書き込みを見つけてはニヤニヤしたり、自分より出来てる人を見つけては落ち込んだり一喜一憂していたわけです。まぁ、こんなのも試験の楽しみ方の1つではあると思います(´_ゝ`)

 

ちなみに今年のスレッドはこちら

http://itest.2ch.net/test/read.cgi/wine/1486071342/l50

 

二次試験の概要

f:id:ttrd80:20170821233127p:plain

まず試験の概要から。

二次試験はテイスティング (+ソムリエの場合は論述) があります。

 

テイスティングは例年通りであれば

・ソムリエ (40分)

 → ワイン3つ(赤・白)※ + その他酒2つ

・ワインエキスパート (50分)

 → ワイン4つ(赤・白)※ + その他酒1つ です。

※それぞれ 3つ・4つとありますが、合計でそれだけワインが出るという事であって赤・白の比率は分かりません。赤が2つ・白が1つの時もあれば、赤が1つ・白が2つの時もあります。

 

論述は2016年からはじまりましたが

20分で問題数は3つほど。ブドウ品種や料理とのマリアージュなどをサービスマンとして、どうやって人に勧めるのか?といった内容です。

 

ただし(; ・`д・´)!受験者の方は先日の1次試験でも感じられたと思いますが、ソムリエ協会のトップが田崎会長になってから試験の内容自体も以前のもの変わってきているので、2次試験ひいては3次試験も「去年と一緒だろ~」とは言い切れない=油断できない と思っておいた方が良いと思います。まずこれが大前提って事で...(@_@;

 

それでは、まずテイスティングに関してです。


テイスティング

f:id:ttrd80:20170821235112j:plain 

心構え

まず、2次試験を受けるに当たっての心構えから!

といって「なんで心構えやねん(-_-メ)!」と思うかもしれませんが、これが非常に重要!はっきり言って、これらを知らなかったら落ちるレベルです。

それでは1つ1つ見ていきましょう!

 

「とにかく時間がない!」

f:id:ttrd80:20170822001930p:plain

 

まず絶対的に時間が短いです!1つのワインにつき10個の項目があったとして1分に1つは確実に進めていかないと、マークミスなどの見直しの時間も含めて間に合いません。

 

以前、筆者は問題用紙にチェックをしてから、後でマークシートに書き込もうと思っていましたが、全然そんな余裕はありませんでした。なんなら、後で見直したら焦ってマークをするのを飛ばしていた問題なんかがあってホントヤバかったくらいです( ;∀;) マジで迷ってるヒマなんてありませんよ~。

 

つまり、スピーディーかつ正確に回答を進めていくコトが非常に重要!

「テンプレ通りの回答をし過ぎない!」

f:id:ttrd80:20170822002659p:plain

次にコレなのですが、テンプレとは「テンプレート」。つまりブドウ品種や味のタイプによって、ある程度回答のやり方が決まってくるものの、それに頼り過ぎたら大ヤケドしてしまうという事なのです。

この時期になると、2次試験対策の情報教材を買ってみたり、セミナーなどに参加して、「あー、樽のきいたシャルドネはこうやってマークしたらいいのね~。」なんて分かるようになってきます。

回答にある程度のパターンはあるものの、それに頼り過ぎると危険です。というのも思い込みで回答してしまう可能性があるからです。

 

筆者は以前ニュートラルな (=さして特徴のある味がしない) シャブリをリースリングと勘違いしていました。そして反射的にリースリングの特徴のテンプレである「ペトロール香」があると判断して、そう回答に書き込んでしまいました。そんな香りなんてほとんどしなかったのにも関わらず「そういえばペトロール香が...」って具合です。

この流れを見ていただいたら分かるのですが、一気に2つ間違う事になりますよね(@_@。そう、思い込んでしまったらとドミノ倒し的(=連鎖的)に間違ってしまう可能性が高まるのです。

 

つまり、目の前のワインに集中する事が非常に重要! もし、その中にテンプレ通りの特徴が素直に感じられる場合にのみそれを選ぶようにしましょう!

「ソムリエ協会が望む回答に感覚を合わせる!」

f:id:ttrd80:20170822004338p:plain

基本的に筆者は、受験生の方には1度は2次試験対策用の情報教材を買ったり、セミナーに参加する事をかなりオススメしています!

という理由は、これもどこかで聞いた話ですが、そもそも2次試験の正解というものは試験当日に協会の試験官の代表5人が答えた回答の選択肢の全て、もしくは平均値を採用するというシステムをとっているらしいのです。

その誰だか分からない5名の方々もある程度は協会のトレーニングに息のかかった人たちばかりというのは容易に想像がつきますね。

まぁ、思いのままに答えてみるのも悪くはないですが、こういうシステムを知った上で考えると打率としてはあまりベターとは言えないという事が分かっていただけると思います。

ちなみに筆者は、ネットでも有名なあのサイトの教材を買い。たまたま運良く勉強会にお誘いいただいて自分の感覚を調整する事ができました。もし、あれがなかったら非常に危なかったと思います。もし一次試験を通過した方はここでお金をケチって落ちたら元も子もないですよ。金にものを言わせてでも出来る限りの情報を手に入れておきましょう(/・ω・)/

つまり、全くの自己流でやるのは無謀です。少しは誰かに習うようにしましょう!

 

今回は以上でした。

これらはあくまで筆者個人の考えではありますが、ご参考まで。

 

次回は具体的な勉強方法をご紹介したいと思います( `ー´)ノ キリッ

スイスまとめ ★ 独学ソムリエ・ワインエキスパート試験

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170819095250j:plain

今回のテーマは スイス まとめ です。これまでの記事のリンクポイントを紹介します。

 

1.まずはスイスの概論から。

・白の主要品種

・赤の主要品種

・3つの語圏 (ワイン生産量が最大の語圏は?)

・世界遺産に指定されている産地 (地区)

特に白の主要品種は重要!3つの語圏(それぞれ フランス語・ドイツ語・イタリア語を使う地域) なんて一見ワインと何の関係も無さそうですが、産地を語圏で区切っています。世界遺産に認定されている地区はチェックしておきましょうね (´_ゝ`)

www.takamocori.info

 

2.次に特徴的なワインなどです。

・ヴァレー州名産の赤

・ヌーシャテル州発祥のロゼ

 ・スイスで初めてAOCを導入した州

・ティチーノ州赤の主要品種

2つの特徴的なワイン、バナナの名前みたいなやつ と ヤマウズラ と聞いてピンとこなければアウト。スイスに限らず「初めて○○」って言葉は要注意。だいぶ飛びますが、アメリカのオレゴン州ではじめてAVAに認定された ヤキマ・ヴァレー とかも思い出すなぁ...(=_=) ティチーノの赤の品種なんてクダラナイ覚え方もご紹介しております。

www.takamocori.info

 

今回は以上2ページでした。

復習にお役立て下さいね(@^^)/~~~

 

[2017.08.20 Sat] : 1次試験前のメッセージ

いつも当ブログを読んでいただいて有難うございます。

この回が明日の一次試験 2017年8月20日(日) までの最後の投稿になりそうです。

これまでにメチャクチャ勉強された方も、はたまた全然やってこなかった方も、ここまできたら、もうジタバタしても仕方がありません。オメーに言われなくってっも分かってるよ(-_-メ)!って思いますよね。すいません。

昔、スマップの中居くんが主演してた「勝利の女神」とかってタイトルの受験をテーマにしたドラマで「試験はお祭りみたいなもの」みたいなセリフがあったのを今でも覚えています。

年に一度のこのソムリエ・ワインエキスパート試験ですが、受験生それぞれが置かれている環境やレベルで出来る限りの努力をしてきたのであれば、本番は大いに楽しんでいただきたいと願っております。

私事で恐縮ですが、筆者は非常にトイレが近い体質なのです。しかし「この試験の70分だけは、仮に、漏らして周りに迷惑をかけてしまってもいいから集中しよう!」と試験開始直前の5分前に心に決めました(笑) ひょっとしたら同じ境遇の方もおられるかもしれませんが、試験が終わってからブッ倒れるくらいの気持ちでやりきりましょう(^^)/!

年明けからこのブログを始めて半年ちょっと。各記事でのコメントでのやり取りのある方、直接ご連絡をいただいた方、実際、神戸の僕のバーまで飲みに来て下さった方もおられますが、読者の皆様のご吉報をお待ちしております。

スイス ★ ヴァレー、初のAOC、ヌーシャテル、ティチーノ など

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170818101742g:plain

今回のテーマは スイスヴァレー州名産の赤、スイスで初めてAOCを導入した州、ヌーシャテル州発祥のロゼ
、ティチーノ州赤の主要品種
です。

ポイントとなる4点だけをかっさらっていきます!

それではいつも通り問題を解きながら覚えていきましょう('ω')ノ

f:id:ttrd80:20170804140629j:plain

(問1) Valais ヴァレー州 名産の Pinot Noir ピノノワール と Gamay ガメイ を85%以上使う赤ワインの名称は?
(a) Pisco
(b) Dole
(c) Bikavēr
(d) Gemischter Satz

正解は (b) Dole ドール  です。

ババナを思い浮かべてしまいそうなこの名前 (笑) 品種はピノとガメイなんてちょっとフランスのブルゴーニュを思わせますね。この辺りのヨーロッパ旧世界は緯度によってキレイに品種が同じになったりするのが面白いところ。ちなみに位置は左下のほうなり(-ω-)/

f:id:ttrd80:20170818105537p:plain

(問2) 1988年にスイスで初めてAOCを導入した州は?
(a) Vaud
(b) Valais
(c) Bern
(d) Genēve

正解は (d) Genēve ジュネーヴ  です。

ちなみにスイスは Vins d'Appellation d'Origine Contrôlēe ヴァン・ダペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ で AOC となっていますが、細かい事はあまり気にする必要はありません!「スイスも同じようなAOCがあるんだな~。」程度でOKです。ソムリエ・ワインエキスパート試験は「初めて○○した」ってクダリの問題が大好きなので要注意(´_ゝ`) あ、あと、スイスの首都はジュネーヴではなくベルンなので間違えないようにされたし!

f:id:ttrd80:20170818112501p:plain

(問3) Neuchatel ヌーシャテル州 発祥の Pinot Noir ピノノワール を90%以上使用したロゼの名称は?
(a) Fröccs
(b) Heurige
(c) Portugizac
(d) Oeil de Perdrix

正解は (d) Oeil de Perdrix ウイユ・ド・ペルドゥリ です。

スイスでロゼといえばこれです!ちなみに ウイユ・ド・ペルドゥリとは「ヤマウズラの目」という意味。オレンジがかった色がそれに似ているんだとか。いちおうヌーシャテル州の位置もチェックしてきましょう(/・ω・)/

f:id:ttrd80:20170818115642p:plain

(問4) Ticino ティチーノ州で栽培面積が85%を占める黒ブドウは?
(a) Blauburdunder
(b) Gamay
(c) Gamaret
(d) Merlot

正解は (d) Merlot メルロー  です。

イタリア語圏  Suisse Italienne スイス・イタリエンヌ にある ティチーノ は メルローの栽培がさかんなところ。スイスでメルローといえばここしかありません(; ・`д・´)!

「乳飲める!」

≒(ティチーノのメルロー)

...って覚えたらええんやないでしょうか(笑) もちろん位置はイタリアのちょうど北っ側!

f:id:ttrd80:20170818124248p:plain

 

以上4点でした。

今回はここまで~( `ー´)ノ

スイス ★ 主要品種 、3つの語圏、世界遺産に指定された地区

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170817191218p:plain

今回のテーマは スイス主要品種、3つの語圏、世界遺産に指定された地区 です。

小さい国なので大した内容もありませんが、概要だけは掴んでおきたいところ。

それではいつも通り問題を解きながら覚えていきましょう('ω')ノ

f:id:ttrd80:20170804140629j:plain

(問1) スイスの白ブドウで栽培面積(2015年)が最大なのは?
(a) Chardonnay
(b) Pinot Gris
(c) Muller-Thurgau
(d) Chasselas

正解は (d) Chasselas シャスラ (3,838ha) です。

まずブドウ品種から。スイスの白といったら真っ先にシャスラを思い浮かべましょう!シャスラといえばフランスではサヴォア地方で生産がさかんでしたね。やっぱり国境を接して隣あっているので似ています。別名で Gutedel グートエーデル や Fendant ファンダン とも言われていますが覚えてましたでしょうか(。´・ω・)?

f:id:ttrd80:20170817164019p:plain

(問2) スイスの黒ブドウで栽培面積(2015年)が1位・2位の組み合わせとして正しいのは?
(a) 1位= Blauburgunder 、2位= Merlot
(b) 1位= Blauburgunder 、2位= Gamay
(c) 1位= Blauburgunder 、2位= Gamaret
(d) 1位= Blauburgunder 、2位= Garanoir

正解は (b)

1位= Blauburgunder

ブラウブルグンダー (4,207ha)

blau = blue = 青い 、burduner = ブルゴーニュ地方の、ピノノワール の別名です!

2位= Gamay ガメイ (1,341ha) です。

次に黒ブドウです。ブラウブルグンダーって言われたら「なんのこっちゃ(; ・`д・´)!」と思いますが「青いブルゴーニュのやつ」って意味でピノノワールの事です。あと2位がガメイとか、この組み合わせって今度はフランスのブルゴーニュ地方と似てますね。白ブドウのシャスラだけ覚えたらいい気もしますが、いちおう黒も抑えておきましょう(´_ゝ`)

f:id:ttrd80:20170817165857p:plain

(問3) 次のスイスの語圏のうち生産量が最大で全体の約80%を占めているのは?
(a) Suisse Romande
(b) Suisse Italienne
(c) Suisse Allemande

正解は (a)

Suisse Romande

スイス・ロマンド

=フランス語圏 です。

 

スイスには3つの語圏があって残り2つは

Suisse Allemande

 スイス・アルモン

 = ドイツ語圏 (全体の16%)

 

Suisse Italienne

 スイス・イタリエンヌ

 = イタリア語圏 (全体の5%程度)

 

まぁ、イタリエンヌはそのままですから、ロマンドとアルモンの2つ分かればOKです(笑) 地名を見ていると、アルモンのドイツ語圏だと 「チューリヒ」 や 「トゥルガウ」などドイツ語っぽい地名、イタリエンヌには 「ティチーノ」 なんて地名がありますが、やっぱりイタリアっぽい感じ。スイスの産地はまずこの大まかな3つの語圏から覚えましょう(/・ω・)/

f:id:ttrd80:20170817172442p:plain

(問4) 美しい風景とワインの歴史から2007年に世界遺産に認定されたのは?
(a) Lavaux
(b) Ticino
(c) Geneve
(d) Zurich

正解は (a) Lavaux ラヴォー です。

これに関しては決め打ちで覚えましょう!正確には Vaud ヴォ―州  Lausanne ローザンヌ付近の Lavaux ラヴォー地区です。「世界遺産」とか「ローザンヌ」って出たら 迷わず ラヴォーって選びましょう(=゚ω゚)ノ

f:id:ttrd80:20170817173912p:plain

 

今回はここまで~(´_ゝ`)!

ハンガリーまとめ ★ 独学ソムリエ・ワインエキスパート試験

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170815200636j:plain

今回のテーマは ハンガリー まとめ です。これまでの記事のリンクポイントを紹介します。

 

1.まずハンガリーの概要から。

・どの国と国境を接しているか?

・トカイワインの主要品種は?

・「エゲルの仔牛の血」と呼ばれる エグリ・ビカヴェール の主要品種は?

・↑のドイツ・オーストリアでのシノニムは?

どれも基本的な内容です。何か1つでも分からなければチェックしておきましょう(/・ω・)/ 

www.takamocori.info

 

2.続いてトカイワインの詳細です。

・大まかな品質区分 (貴腐 ⇔ 貴腐以外)

・味わいによるタイプ (辛口⇔甘口)

・独自の背負い桶・発酵樽の名称

・エッセンシアの最低残糖分

ちょっと名称を知っていれば点数が稼げる範囲です。エッセンシアの数字くらいは覚えましょうね~(´_ゝ`)

www.takamocori.info

 

手短かですがハンガリーは以上2ページでした。サラッと流しましょう!

 

[2017.08.15 tue]

本日筆者は地元のソムリエ協会の例会に参加してきました!来年(2018)の試験から ジョージア ともう一か国は忘れましたが 出題範囲の国が増えるそうです。この試験って年々出題範囲が広くなっていって大変ですね。今週末受験される方は是非とも「これ以上勉強したくない!今年でとどめをさすんだ!」という気概で臨んでいただければと思います。もちろん筆者もこんな勉強来年もするなんて絶対嫌だと泣きそうになりながらやってましたよ、ホント( ;∀;)

トカイワインの品質区分、タイプ、背負い桶・発酵樽、残糖分 など

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170814121813j:plain

今回のテーマは ハンガリー トカイワイン品質区分、背負い桶・発酵樽、残糖分 です。

 

試験では「ハンガリー≒トカイワイン」と言ってもは過言でありません(笑)
前回、主要品種がフルミントという事はお伝えしましたが、今回はしっかりとご紹介します。

 

...と言っても4点ほど。
それでは順番に見ていきましょう(/・ω・)/

 

2016年以前の古い参考書やテキストをお使いの方は、多少内容が変わっているので最新のものチェックするコトをオススメ致します!

 

f:id:ttrd80:20170804140629j:plain

(問1) 品質区分 ① Szamorodni ② Auzū の意味の組み合わせとして正しいのは?
(a) ① 糖蜜のような ② 自然のままに
(b) ① 自然のままに ② 糖蜜のような
(c) ① アッサリした ② 自然のままに
(d) ① 自然のままに ② アッサリした

正解は (b)

Szamorodni サモロドニ

 → ① 自然のままに  

Auzū アスー

 → ② 糖蜜のような  です。

まず大まかなこの2つの分類から覚えましょう!

意味的にはこうなのですが、実際には貴腐ブドウかどうかです。サモロドニは貴腐ブドウではなく一般的なブドウ(=自然のまま)、アスーは貴腐ブドウです。

「サモロドニ = 自然のままに~」 なんてゴロが良いですね。韻を踏んでいるのでヒップホップのノリで覚えましょう( `ー´)ノ

f:id:ttrd80:20170814131335j:plain

上の写真をみたら「サモロドニでも貴腐菌がチョットついとるやないかい(; ・`д・´)! 」と思いますが、実際には激しく貴腐化しているものをアスーと呼ぶみたいです(笑)

(問2) Szamorodni サモロドニ の ① 辛口タイプ ② 甘口タイプ の組み合わせとして正しいのは?
(a) ① Szāraz ② Fröccs
(b) ① Froccs  ② Szāraz
(c) ① Edes    ② Szāraz
(d) ① Szāraz ② Edes

正解は (d)

辛口タイプ

 → ① Szāraz サーラズ

甘口タイプ

 → ② Edes エーデシュ です。

これに関しては単純に覚えるだけです。筆者は サーラズの頭文字のSを「(S)すっぱい→辛い」エーデシュは「甘くってエーデシュ」と覚えました。あぁ、吐露するのが恥ずかしい(´Д`)

f:id:ttrd80:20170814131437j:plain

ちなみに選択肢の Fröccs フルッチ とは白ワインをソーダで割って飲むハンガリー独特の飲み方だそうです。そういえば近年日本でも同じ内容の「スプリッツァー」って少し流行りましたね。

f:id:ttrd80:20170814144039j:plain

(問3) Aszū の ① 果粒の収穫に使われる27.1L入りの背負い桶 ② 136L入りの発酵樽 の組み合わせとして正しいのは?
(a) ① Puttony ② Genci
(b) ① Genci   ② Puttony
(c) ① Puttony ② Tajbor
(d) ① Tajbor  ② Puttony

正解は (a)

果粒の収穫に使われる27.1L入りの背負い桶

 → ① Puttony プットニュ

136L入りの発酵樽

 → ② Genci ゲンツィー です。

これも単純に名称を覚えるだけです。2016年以前のテキストには前述の背負い桶のプットニュのブドウを何回ゲンツィーに入れるかで5プットニュ・6プットニュとかいう単位が載っていたのですが2017年からは無くなっているようです。なので筆者は覚える必要がなくったのではないかと考えております。...ってか、そもそもハンガリーでここまで突っ込んだ内容が出るとは思えません(@_@。

f:id:ttrd80:20170814213245j:plain

(問4) Aszū のタイプの1つ 「Esszencia」の最低残糖分は
(a)    9g/L以下
(b)  45g/L以上
(c) 120g/L以下
(d) 450g/L以上

正解は (d) 450g/L以上 です。

これに関しては各タイプごとに各数字があるのですが、特にエッセンシアの数字は覚えておきましょう! 先ほどの内容の復習もかねてタイプをまとめたものと数字を図にしておきました('ω')ノ

f:id:ttrd80:20170814213301p:plain

※フォルディタージュとは Aszū用のワインの2番搾りのマストを加えて再発酵、熟成させて造るワイン

※マーシュラーシュとは Aszū または フォルディタージュ用のワインの搾り滓に果醪またはワインを加え、再発酵、熟成させて造るワイン

いちおう解説はしておきましたが、この上の2つに関してはマニアック過ぎるので試験に出るコトはないと思います(´_ゝ`)

 

[2017.08.14 mon 21:25] 

フォルディタージュ・マーシュラーシュの最低残糖分を訂正しました。

 

[2017.08.14 mon]

バタバタしていて数日ぶりの投稿となってしまいました。試験まであとホントあとわずかですが、ぜひ最後までつっぱしって下さい!陰ながら応援しておりますm(_ _)m

ハンガリー ★ 国境、トカイ..・エグリ..の主要品種、シノニム など

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

f:id:ttrd80:20170809205338j:plain

今回のテーマは ハンガリー国境、トカイワインとエグリ・ビカヴェールの主要品種、シノニム  です。

概論的な知識ですが、いつも通りメジャーどころから攻めてみたいと思います(´_ゝ`)

早速ですが、問題を解きながらポイントを勉強していきましょう!

f:id:ttrd80:20170804140629j:plain

(問1) ハンガリーが国境を接していない国は?
(a) ブルガリア
(b) スロヴァキア
(c) スロヴェニア
(d) クロアチア
(e) ルーマニア

正解は (a) ブルガリア  です。

ハンガリーを囲む国を理解していましたか? 選択肢のスロヴェニア・クロアチア・ルーマニア・ブルガリアに関しては出題範囲なので位置を確認しておきましょうね~。

ちょっと前からネチネチと国境の問題を出してますが、筆者が2016年に受験した時にこの手の問題を間違えたからなんです。皆様も同じ轍を踏まないように(´・ω・`)

f:id:ttrd80:20170810102934p:plain

(問2) トカイ・ワインの主要品種は?
(a) Szürkebarät
(b) Furmint
(c) Neuburger
(d) Riesling

正解は (b) Furmint フルミント です。

トカイとは、正確にはハンガリー東北部に位置する Tokaji-Hegyalja トカイ・ヘジャリア地方のコト。ミントって書いてあるからよくスイーツなんかに付いてる植物のミントのコトかな~?と思いきや語源はこの白ブドウが熟した色合いが「froman フロマン」=金色の小麦 と似ているからだそうな。つまり フルミント=金麦 って某発泡酒みたいですね(笑)

また、トカイワインの トカイ・アスーは フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼと並んで世界3大貴腐ワインの1つとなっております。これはまた次回ガッツリとご紹介する予定です。

f:id:ttrd80:20170810105502p:plain

(問3) 「エゲルの仔牛の血」と呼ばれる Egri Bikavér エグリ・ビカヴェール の主要品種は?
(a) Kékfrankos
(b) Hárslevelü
(c) St.Laurent
(d) Blauer Portugieser

正解は (a) Kékfrankos ケークフランコシュ です。

「エゲルの仔牛の血(ち)」って ちょっとエグイ名前ですが、1552年にハンガリーがオスマン軍からの侵攻を防ぎきった「エゲル要塞包囲戦」から来ているようです。もともとエゲル地方で造ってたのが他の地方でも売れるようになってきて、1912年頃にこの史実と絡めた名前になったんだとか。ワインと戦争での国民の誇りというイメージを結びつけたわけですね。なんて商売上手な(笑) 日本でいう神風みたいなもんかな(´_ゝ`)

ちなみにこの産地は Northern Hungary ノーザン・ハンガリー (=ハンガリー北部)で、ブドウ品種の覚え方は某怪物を捕獲するゲームのキャラ 〇〇チューみたく「ビカ(bika)チューのK(ケー)」で暗記しましょう!

f:id:ttrd80:20170810114823p:plain

(問4) Kekfrankos ケークフランコシュ のシノニムでないものは?
(a) Lemberger
(b) Kadarka
(c) Blaufrankisch

正解は (b) Kadarka カダルカ です。

この問題は 先ほどの ケークフランコシュがハンガリー原産で多くの東欧諸国で使われているコトを知ってただたきたかったので出題しました。

【Kekfrankos ケークフランコシュ の別名】

ドイツでは Lemberger レンベルガー

オーストリアでは Blaufrankisch ブラウフレンキッシュ

スロヴェニアでは Modra frankinja

クロアチアでは Frankovka フランコフカ

イタリアでは Franconia フランコニア

※Blauとは Blue = 青 の意味

特にドイツとオーストリアくらいは覚えておきましょう!その他の国ではこのブドウ品種が取り上げられる事はないと思いますf^-^;

f:id:ttrd80:20170810123326p:plain

 

今回は以上の4点でした~。ハンガリーなど東欧諸国は内容が少ないわりには配点が大きいです。こんな感じの「ちょっと知ってたら点数が取れる」ような問題で取りこぼしのなきやう(´_ゝ`)