ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。

流し読みで学ぶ過去問のポイント 2017年-050 徹底的に学ぶシェリー

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。 

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このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 ...」と題して、2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

ちなみに下のリンクはご参考まで。

【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

 

それでは問題です!

 

↓↓↓

  

問題50 [スペイン]

シェリーの甘口タイプである Cream の正しい組み合わせは

 

1.  Fine + Pedro Ximenez

2.  Amontillado + Pedro Ximenez

3.  Manzanilla + Pedro Ximenez

4.  Oloroso + Pedro Ximenez

 

 

正解は... 4.  Oloroso オロロソ + Pedro Ximenez ペドロ・ヒメネス

これはちょっと難しい問題でした。

甘口のクリームタイプのシェリーは 酸化熟成させたオロロソタイプ甘口の単一品種のタイプの ペドロ・ヒメネス を混ぜたものです。

 

といっても、イマイチ分かりにくいと思うので今回はガッツリとスペインのシェリーについてのポイントを解説してみたいと思います!

 

【まず、酒精強化ワインとは何ぞや?】

よくシェリーやポルトガルのポートワインなどを酒精強化ワインと呼びますが、「酒精(しゅせい)」とはお酒に含まれるアルコール分の事です。これをブランデーなどの蒸留酒を加えて増しているんですね。

次郎系ラーメン的に言えば「アルコール、マシマシで!」って感じでしょうか...

 

【シェリーの産地について】

まず「シェリーって言えばスペインだけど、スペインのどこで造ってるのか分からねぇ...(-_-メ)」ってところから始めましょう!

 

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シェリーはスペイン南部 アンダルシア州にある へレス(カディス) Jerez で造られています。なので シェリーは 「へレスの酒」とも言われています。

先日、筆者はスペイン人の友達に「へレス」と言ってみたのですが全く通じませんでした。現地の方には「カディス」と伝えましょう(-ω-)/

 

ちなみに シェリー の正式名称は へレスーケレスーシェリー・イ・マンサニーリャ・-サンルーカル・デ・バラメーダ Jerez-Xérés-Sherry y Manzanilla-Sanlúcar de Barrameda です。

落語の「じゅげむ じゅげむ...」みたいな長い名前(; ・`д・´)ですね!そういや画家のピカソ(同じくスペイン出身)もやたら名前が長かったような...

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このへレスの中でも3つの町の内側の三角地帯で造られたものだけをシェリーと呼ぶ事ができます。で、その3つの町がコチラ!

・へレス・デ・ラ・フロンテラ  Jerez de la Frontera

・サンルーカル・デ・バラメーダ Sanlúcar de Barrameda

・エル・プエルト・デ・サンタマリア El Puerto de Santa María

これまた全部長ったらしい名前ですが、とりあえず語尾の「フロンテラ、バラメーダ、サンタマリア」くらいは頭に入れておきましょう(´_ゝ`)!

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ちなみにこの地域の土壌はチョーク質の石灰を多く含む アルバリサ という土壌です。

試験にもよく出てくるので覚えておきましょう!フランスのシャブリとかも石灰質なんですよね~。

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【シェリーのブドウ品種について】 

シェリーは3つのブドウ品種から造られています。

なので、まず手始めとして...

「シェリー は パモッペと覚えましょう!

 

「パモッペ」とは品種それぞれの頭文字をとっています。

ロミノ Palomino

→辛口の品種で全体の約9割を占めている!

スカテル Moscatel

ドロ・ヒメネス Pedro Ximenéz

→この2種類は甘口の品種!ちなみにアルゼンチンにも ペドロ・ジメネス Pedro Gimenez って名前が似た品種がありますが全くの無関係です(-ω-)/

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 【シェリーの熟成について】

 さて、ここが今回の本題です。

 

まず、シェリーの熟成方法には大きく2パターンあります。

【1】酸膜酵母を使って熟成→アルコール添加

【2】アルコール添加→酸化熟成

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産膜酵母(別名 : フロール Flor=スペイン語で「」の意)とは酵母の細胞が集まって層になったものです。上の写真の白い膜のようなものそれにあたります。

 

基本的にシェリーの熟成はこの産膜酵母を発生させる事を狙って上の写真のように樽をワインで満タンにせず空気に触れさせる状態にしておきます。というのも酸膜酵母で熟成させればクルミやナッツのような香りがして美味しいのです(*‘ω‘ *)!

 

ではなぜ 2パターンが存在するのかというと、本来は【1】を狙っていたのですが「ワインに酸膜酵母がつかないよ~(+_+)!」っていう場合があって【2】の方法が生まれたそうです。

セコいですね(笑) ...ってかダメだった時の保険です。最近だと経営学的には「プランB」って呼ぶそうな。

 

で、先ほどの2パターンを分かり易く説明すると...

 

【1】酸膜酵母→アル添

ラッキー☆ 酸膜酵母がついたぜ!

→ このまま風味を出した後でアルコール添加すっか!

後ほど説明する「フィノ Fino」 タイプ

 

【2】アル添→酸化

酸膜酵母つかなかったじゃん(涙目)

→ とりあえずアルコール添加しといて、後は酸化させて誤魔化そう!

後ほど説明する「オロロソ Oloroso」 タイプ

 

...ってノリです。

まぁ、いずれにせよ保存性を高めるためにアルコールを添加する訳ですが、それを先にやるか後にやるかだけの話です。

ちなみに産膜酵母を使ったナッツ感のある香り付けや酸化熟成など、これらの技術の発展は18~19世紀にシェリーがポートワインにシェアを奪われて売れなくなってからと言われています。やっぱり商売が落ち目になると人間色々と考えるもんですね(笑)

History of Sherry - Wikipedia

 

  【シェリーのタイプについて】

酸膜酵母の説明がついたところで、やっとこさ問題のシェリーのタイプについて解説できるところまできました!フー(; ・`д・´)。

 

それぞれのタイプキーワードをおさえておきましょう。

 

[酸膜酵母を使うタイプ]

先ほどの【1】酸膜酵母→アル添 のもの

フィノ Fino

へレス・デ・ラ・フロンテラエルプエルト・デ・サンタマリアで熟成

・辛口

・アルコール度数15度以上、年以上熟成

ちなみに Fino とは Fine (素晴らしい) という意味。「軽やかでキレがあり辛口で素晴らしい」って感じの名前です(´_ゝ`)

 

マンサリーリャ Manzanilla

サンルーカル・デ・バラメーダで造られるフィノ

 ・海の近くなので独特の塩気がつく

・辛口

・アルコール度数15度以上

実はマンサリーリャの正式名称は「マンサリーリャ・サンルーカル・デ・バラメーダ」で地名が略されています。

 

アモンティリャード Amontillado

・フィノの熟成途中でフロールが喪失し、酸化熟成させたもの。

=製法的にも味的にもフィノ(≒産膜酵母)とオロロソ(≒酸化熟成)の中間的なもの

・アルコール度数16度以上

ちなみにアモンティリャードとは近くの「モンティーリャ・モリレスのスタイルの...」という意味です。近所のやり方をパクったのですね(笑)

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[酸膜酵母を使わないタイプ]

先ほどの【2】アル添→酸化熟成 のもの

オロロソ Oloroso

琥珀色からマガホニー

・アルコール度数17度以上

ちなみに産膜酵母はアルコール度数が17度をこえると活動できなくなってしまいます。まず、その度数にしてから酸化熟成させるわけです( `ー´)ノ

 

[中間タイプ]

最初にちょっとだけ酸膜酵母→酸化熟成 のもの

パロ・コルタド Palo Cortado

アモンティリャードの香りとオロロソの味をもつ

実際には先ほどのアモンティリャードより、もうちょっとオロロソ寄りのもの。ネット等で調べてもイマイチ正確に定義が言及されていないのですが、↑以上の事は言えなかったのだと思います。あー残念。

 

[極甘口タイプ]

甘口のブドウ品種自体がタイプ名になっているもの

ペドロ・ヒメネス Pedro Ximenez

モスカテル Moscatel

ちなみにこのペドロ・ヒメネスという品種は非常に栽培が難しくアルバリサの土壌で育たない場合があります。現在でも近くのモンティーリャ・モリレスからブドウを買い取って作っているところもあるそうです。(シェリーの定義的には合法との事...)

 

[甘口タイプ]

上の極甘口タイプのペドロ・ヒメネスと混ぜたもの

ミディアム Medium

ペドロ・ヒメネスアモンティリャード をブレンド

アモンティリャードがフィノとオロロソの中間なのでペドロ・ヒメネスと混ぜてミディアム=「中くらい」って名前は分かり易いですね。

 

クリーム Cream

ペドロ・ヒメネスオロロソ をブレンド

これが問題の正解でした!

1860年に初めてシェリーどうしを混ぜてできた甘口のタイプ。同年、日本では桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されています。意外に新しいのか古いのか...(困惑)。

 

  【シェリーの熟成年数ついて】

ついでなので熟成年数についても覚えておきましょう!

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V.O.S (Very Old Sherry ベリー・オールド・シェリー)

20年 以上の熟成

 

V.O.R.S (Very Old Rare Sherry ベリー・オールド・レア・シェリー)

30年 以上の熟成

 

シェリーの熟成年数は、覚え方の公式として

(アルファベット数 ー 1)  x 10年

 

(例)

V.O.S = 3文字 → (3-1)x10 = 20年

V.O.R.S = 4文字 → (4-1)x10 = 30年 となります。

簡単ですね。

 

  【シェリーのソレラ・システムついて】

最後にソレラ・システムというシェリーの熟成方法も覚えておきましょう!

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樽を上の図のように積み上げます。

「ソレラ (の意味)」と呼ばれる一番下の段から必要分のワインを取り出して、減った分を上の段から補充していきます。このようにする事で味の均質化を狙っています。

 

試験的には...

このイラストが「ソレラ・システム」と分かる事と...

・下から順番にソレラ→第一→第二→第三...という名称だという事

...の2点を頭に入れておきましょう!

まぁ見たら分かるかと...(-_-メ)

 

長くなりましたが今回はここまで~!

次回は アメリカ の カリフォルニア です。

 

【筆者の雑記 2017.11.17 Fri】

【朗報】引き寄せの法則の原理凄すぎワロタwwwwwwwwwwwww - 思考ちゃんねる

2chまとめで最近みつけた良スレです。「(善悪問わず)どんな思考であれ確信や信念といった精神が最適解を見つけてそれを現実するようにその人を動かす!」という内容です。

「引き寄せの法則」とか言えば、ちょっと怪しく聞こえますが、子供にも理解できるような単純明快な説明が心地よいと感じました。

もし、この理論が正しいとしたら ソムリエ・ワインエキスパート試験に関しては...「頑張れば合格できる!...」とか「勉強は苦手だけど必ず合格できる方法はあるはずだ!」とか、そういった類(たぐい)の肯定的な思い込みを持つ事が大切なのではないかと。

試験に本気の方は一読する事をオススメしますm(_ _)m

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 047~049 スペイン

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このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 ...」と題して、2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

ちなみに下のリンクはご参考まで。

【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

 

それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題47 [スペイン]

スペインのワイン法による分類で、「Vinos de Pago」の意味に該当するものは?

 

1.  地理的表示保護ワイン

2.  地域名付き高級ワイン

3.  特選原産地呼称ワイン

4.  単一ブドウ畑限定ワイン

 

 

正解は... 4.  単一ブドウ畑限定ワイン

意外に3と間違えた方も多かったのでは?もちろん筆者の事です(笑)

 

呼称制度のアルファベットと対応する日本語名を整理しておきましょう!

以下分かり易くするために略したアルファベットは全部紹介しませんが気になったら調べてね~。

 

[スペイン新ワイン法 の 格付け]

【DOP = 原産地保護ワイン】 

→・単一ブドウ畑限定ワイン Vinos de Pago ヴィノ・デ・パゴ

 ・特選原産地呼称ワイン D.O.Ca

 ・原産地呼称ワイン D.O

 ・地域名付き高級ワイン V.C

ランクの高い順に上からです。「単一ブドウ」って表現が安っぽい感じもしなくもないけど実は一番高級です(; ・`д・´)!

 

【IGP = 地理的表示付きワイン】

地酒!

 

【Vino = 地理的表示なしワイン】

テーブルワイン!

 

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フランス、イタリア なども呼称制度はチェックしておこうね~(´_ゝ`) あと、こういった格付けは今回の「パゴ」みたいに最高ランクのものが出題されやすいよ! 

 

 

問題48 [スペイン]

スペインワインの熟成規定で、「Gran Reserva」の 赤ワインに関して、最低樽熟成期間は?

 

1.  12 ヵ月以上

2.  18 ヵ月以上

3.  24 ヵ月以上

4.  36 ヵ月以上

 

 

正解は... 2.  18 ヵ月以上

この手のスペインワインの熟成期間はよく出題されています。

 

まず、基本的に「赤」と「白とロゼ」で熟成期間は違います。

それぞれ「全体での熟成期間」とその内の「樽での熟成期間」を覚えましょう!

 

【赤ワイン】

・グラン・リゼルバ Gran Reserva

→全体で60か月 その内 樽で18カ月

・リゼルバ Reserva

→全体で36か月 その内 樽で12カ月

・クリアンサ Crianza

→全体で24か月 その内 樽で 6カ月 

全体では5年(60か月)→3年(36ヵ月)→2年(24カ月)、樽は18カ月から半年分(6カ月)ずつ減っていきます( `ー´)ノ

 

【白・ロゼ】

・グラン・リゼルバ Gran Reserva

→全体で48か月 その内 樽で カ月

・リゼルバ Reserva

→全体で24か月 その内 樽で 6カ月

・クリアンサ Crianza

→全体で12か月 その内 樽で 6カ月 

全体では4年(48か月)→2年(24ヵ月)→1年(12カ月)と減っていきますが、樽での熟成期間は全部6カ月です!

 

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ちょっと小さいですが、この表の内容はカンペキに覚えておこう(´_ゝ`)! (上の内容と同じです。) 毎年どこが出るか分からないので...(汗)

 

 

問題49 [スペイン]

栽培ブドウの約 96% が Albarino で占められているワイン産地は?

 

1.  Ribeiro

2.  Tarragona

3.  Valencia

4.  Rias Baixas

 

 

正解は... 4.  Rias Baixas リアス・バイシャス

スペインのリアス・バイシャスってやたら出題されてますね(笑)

 

こちらはスペインの大西洋地方にあります!

ちなみにリアス・バイシャスの「リアス」は小学校などで習った「リアス式海岸」のリアスと考えてOKです。あと、アルバリーニョの 「アルバ Alba」 とは「白」の意味!

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アリバリーニョ Albarino は お隣のポルトガルでも アルヴァリーニョ Alvarinho として栽培されているよ!ヨーロッパって地続きだから国境を越えても近くの品種はそんな変わらないね~。

 

【おまけ=筆者の雑記】2017.11.15 水

先日、筆者は阪神百貨店(@大阪)のワイン祭りに行ってきました。600種類も出品されてて目移りしましたが、なんと一番売れているワインは今回出てきた スペインの「グラン・リゼルバ」タイプのものでした。

勉強してなかったら「グラン・リゼルバって何となく凄そう(@_@)!」とか思うくらいですが、知ってると「あ~、赤だから5年熟成してる奴ね。 キリッ( `ー´)ノ!!」となる訳です。

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今回はここまで~。

次回もスペインが続きます!

 

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 46 クロアチア

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ちなみに下のリンクはご参考まで。

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それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題46 [クロアチア]

国際的に高い評価を得ているアイスワインが産出されるクロアチア最大規模のワイン産地は?

 

1.  Podunavlje

2.  Slavonia

3.  Moslavina

4.  Pokuplje

 

 

正解は... 2.  Slavonia スラヴォニア

最近よく出る東欧諸国の問題です。クロアチアなんてノーマークだった方も多いのでは。

 

まず「クロアチア自体がどこか分からねぇ...(-_-メ)」って方はコチラ!

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クロアチアは大きく3つの地域があります!

地図は最後にちゃんと載せてますので安心して読んでね~。

 

【沿岸部】

・イストラ Istra

→国内最大規模のワイン産地の1つ!

 黒ブドウ:テラン Teran

 白ブドウ:マルヴァジア Malvazjia

マルヴァジアはイタリア・スロヴェニアでも栽培されているよ!

 

・中央と南部ダルマチア Central and Southern Dalmatia

→黒ブドウ:プラヴァッツ・マリ Plavac mali

 観光地:ドゥブロヴニク Dubrovnik 付近は伝統的な産地

ちなみにこのドゥブロヴニクの街並みは「魔女の宅急便」の舞台と言われています。ユーミンの歌が聴こえてきそうですね~。

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【大陸西部】

 ・プレシヴィツァ Plešivica

→ 黒ブドウ:ポルトギザッツ Portugizac の新酒

ちなみにポルトガルと名前が似てるけど、ポルトガルから来た品種ではないよ!全く無関係ナリ(; ・`д・´)

 

・ザゴリエ・メディムリエ Zagorije-Medimrje

→白ブドウの栽培が盛ん!

ハンガリーとの国境近くでフルミントを栽培 (クロアチアでの別名は Šipon シポン)

 

・プリゴリエ・ビロゴラ Prigorje-BiloGora

→首都 ザグレブ Zagreb を含む!

ちなみに、似た名前の国 スロヴェニア の首都は リュブリャナなので注意しよう!

 

【大陸東部】

 ・スラヴォニア Slavonia

→イストラと並ぶ国内最大規模の産地の1つ!

 アイスワイン

 ブルゴーニュ地方と同緯度→品種も酷似 ピノノワール・シャルドネ

これが正解でした。「最大規模」の産地は複数あるので「アイスワイン」で判断するしかありません。でも、ちょっとマニアック過ぎる気も...(´Д`)

 

・ポドゥナヴリェ Podunavlje

最東の産地!

試験的には「最南」とか「最北」とかが大事!

 

まとめ!

ちょっと見にくくて申し訳ないですが、情報を詰め込みました(汗)

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クロアチア、スロヴェニアなどの東欧諸国は馴染みがなくてとっつきにくいけど、最低限の地域と特徴は覚えておこう(´_ゝ`)!

 

【お知らせ】2017.11.14 火

・前回まで頑なに5問のペースでしたが、あまりにも編集に時間がかかり過ぎて更新頻度が落ちるので今後は1問など小出しにしていきますm(_ _)m

 

・ワインエキスパート試験のバッチが届いた方も多いようです。嬉しいお知らせをいただけた方は有難うございます!2017年の総括の動画でも上げようかと思っていますが、ソムリエ試験3次試験の結果が出るまで (11/21 火 17時ごろ?) しばらくお待ち下さい。何度も「お疲れさまでした!お疲れさまでした!」ばっかり言うのも変な感じがしたので...。

 

今回はここまで!

次回もお楽しみに~。

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 041-045

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

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「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。

 

このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 ○○~○○」と題して、

1回5問のペースで2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

ちなみに下のリンクはご参考まで。

【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

  

それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題41 [カナダ]

ヴィダルの交配品種は?

 

1.  ユニ・ブランとセイベル 4986

2.  バコ・ノワールとセイベル 4986

3.  リースリングとセイベル 4986

4 . シャルドネとセイベル 4986

 

 

正解は... 1.  ユニ・ブランとセイベル 4986

カナダのアイスワインによく使われる白ブドウ「ヴィダル」の交配ですが

覚え方は...

「ユニブラン と セイベルよ(4)く(9)は(8)む(6)」です(; ・`д・´)!簡単ですね(笑)

 

ちなみにお隣アメリカの「ルビー・カベルネ」の交配は カベルネ・ソーヴィニョン x カリニャンです。ついでに覚えておきましょう!

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問題42 [カナダ]

カナダのワイン法で単一品種ワインをラベルに表記する場合、何%以上表記された品種が含まれていなければならないか?

 

1.  75%

2.  85%

3.  95%

4.  100%

 

 

正解は... 2.  85%

前前回くらいに「迷ったら85%」と書きましたが、カナダも品種に関しては85%です。ただ、アメリカと同じく州によって産地・収穫年の表示となるとパーセンテージが変わってくるので注意しましょう!

 

オンタリオ州(東側 トロント・オタワ(首都)など)

・品種 85

・産地:特定栽培地域のものが85

・収穫年:85

 

ブリティッシュ・コロンビア州(西側・バンクーバーなど)

・品種 85

・産地:特定栽培地域のものが95

・収穫年:95

 それぞれ 「○○%」以上含めばラベルに表記できるという意味です!

 

大雑把にいうと、産地(特定栽培)・収穫年の表示の比率など「西側のブリティッシュコロンビア州の方がちょっと厳しい(; ・`д・´)!」という事になります。ザックリとしたイメージで良いので覚えておきましょう!

同じくアメリカも州によって違うので要チェック!

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問題43 [チリ]

2015 年、日本におけるチリワインの国別輸入数量は何位であったか?

 

1.  1 位

2.  2 位

3.  3 位

4.  4 位

 

 

正解は... 1.  1 位

これに関しては年によってデータが変わりますが

最新の2016年の統計だと...

 

[国別輸入数量]

1位:チリ

84,447,428リットル

 

2位:フランス

62,096,235リットル

 

3位:イタリア

41,191,304リットル

 

 

[国別輸入金額]

1位:フランス

85,479,692,000円

 

2位:チリ

21,376,317,000円

 

3位:イタリア

19,929,453,000円

 

...となり

「輸入量ではチリだけど、金額だとフランス」です(; ・`д・´)!

 

ちなみに、1本あたりの平均価格を換算すると...

 

・フランス
(金額)85,479,692,000円 x (数量)62,096,235 x (1本750ml)0.75 = 1032.426024

1本あたり ... 1000

 

・チリ
(金額)21,376,317,000円 x (数量)84,447,428 x (1本750ml)0.75 = 189.8487394

1本あたり ... 200

 

 こうして見てみると「チリワイン安っすー!」ってなりますね(笑) 「金額と数量は違う!」と理解しておきましょう(´_ゝ`)

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問題44 [チリ]

チリのワイン産地に影響を与える南氷洋から北に向かって流れる冷たい海流名は?

 

1.  フンボルト海流

2.  北大西洋海流

3.  ベンゲラ海流

4.  ガルフ海流

 

 

正解は... 1.  フンボルト海流

覚えているかどうかだけの問題ですね(笑)

この寒流 がチリの Costa コスタと呼ばれる海岸沿いの産地での冷涼な気候で育つ品種(=リースリングやシャルドネ)の栽培に一役かっているのです。

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ちなみに、その他にも

 

Andes アンデス 

→アンデス山脈付近の産地

 

Entre Cordilleras アントル・コルディリュエラス 

→海岸とアンデス山脈の間の産地

 

...と呼びます。

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3つを並べると図のようになります!ちなみにチリは海からの風が冷たいので海岸線は寒いのですが、山側にいくほどその影響が薄れて温暖になります(´Д`)

 

この3つはワインのラベルに表記している場合も多いです。

例えば「コスタ」だとこんな感じ!

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残りの選択肢は

3.  ベンゲラ海流 - 寒流

→アフリカ西側を北上する海流。

4.  ガルフ海流 (メキシコ湾流) - 暖流

→ アメリカの大西洋側(東側)を北上する海流。

...でした。

 

フンボルト海流(別名=ペルー海流)とあわせて、アメリカのカリフォルニアは「カリフォルニア海流(寒流)」と何のヒネリも無い名前です。覚えておきましょう( `ー´)ノ!

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問題45 [チリ]

コピアポ・ヴァレーやウアスコ・ヴァレーでモスカテル種を使用して造られるチリの蒸留酒は?

 

1.  ピスコ

2.  ピンガ

3.  カシャーサ

4.  アクアビット

 

 

正解は... 1.  ピスコ

これも単純に知っていたかどうかの問題ですね。

 

いちおう正解以外の選択肢をチェックしておきましょう!

2.  ピンガ

→サトウキビから造られるブラジルの蒸留酒

3.  カシャーサ

→上のピンガの別名

4.  アクアビット

→ ジャガイモを原料とした北欧(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・ドイツ)で造られる蒸留酒

 

筆者は3つとも全然知りませんでした(笑)

 

話を戻しますが、ピスコを生産しているコピアポ・ヴァレーウアスコヴァレー「アタカマ」というリージョン(地域)に属しています。

 

それぞれチリの産地の特徴を殴り書きしておきます(; ・`д・´)!

 

大きなリージョン(地域)名「○○・ヴァレー」などの地図上の位置をマスターしておきましょう!あと、先ほどのピスコなどのキーワードも合わせて覚えてね~。

 

【北部地域】

アタカマ Atacama

・コピアポ・ヴァレー Copiapó Valley

・ウアスコ・ヴァレー Huasco Valley

ピスコ Pisco (香料を加えたワインの蒸留酒)が有名

コキンボ Coquibo

・エルキ・ヴァレー Elqui Valley

・リマリ・ヴァレー Limarí Valley

・チョアパ・ヴァレー Choapa Valley

アコンカグア Aconcagua

・アコンカグア・ヴァレー Aconcagua Valley

・カサブランカ・ヴァレー Casablanca Valley

シャルドネが有名、1990年代に初めて開拓された冷涼な畑

・サン・アントニオ・ヴァレー San Antonio Valley

サン・ファン San Juan というエリアがある

 

【中央部】

セントラル・ヴァレー(地域名です!)

 ・マイポ・ヴァレー Maipo Valley

カベルネ・ソーヴィニョンが有名!

・ラペル・ヴァレー Rapel Valley

カチャポアル・ヴァレー cachapoal Valley コルチャグア・ヴァレー Colchagua Valley というゾーンがある!

・クリコ・ヴァレー Curicó Valley

・マウレ・ヴァレー Maule Valley

→チリ最大の産地

 

【南部】

 スール sur

・イタタ・ヴァレー Itata Valley

・ビオビオ・ヴァレー Bío Bío Valley

・マジェコ・ヴァレー Malleco Valley

アウストラル Austral

南極という意味

 

セントラル・ヴァレーは北から「M→R→C→M」、南部は北から「I→B→M(アイ・ビー・エム)」と覚えると楽かも。

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今回はここまで~!

次回は46~50問目でッス(-ω-)/

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 036-040

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。 

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このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 ○○~○○」と題して、

1回5問のペースで2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

ちなみに下のリンクはご参考まで。

【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

  

それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題36 [オーストラリア]

西オーストラリア州最有力と言われるファインワイン産地は?

 

1.  Tumbarumba

2.  Margaret River

3.  Yarra Valley

4.  Hunter

 

 

正解は... 2.  Margaret River

まずファインワインとは瓶内熟成で品質が上がるワインの事です。

 

それでは選択肢の解説です。

1.  Tumbarumba タンバランバ

→ ニュー・サウス・ウェールズ州にあります。ここはマイナーなので知らない方も多かったかも(´・ω・`)

 

2.  Margaret River マーガレット・リヴァー

→これが正解!オーストラリア最西にして同州の産地グレート・サザンと並ぶファインワインの産地でもあります。

 

3.  Yarra Valley ヤラ・ヴァレー

→ヴィクトリア州にあります。高級ピノノワール・シャルドネの産地!

 

4.  Hunter ハンター

→ ニュー・サウス・ウェールズ州にあります。1825年にオーストラリア ブドウ栽培の父 ジェームズ・バズビー によって本格的なブドウ園が開かれました。

 

正解のマーガレット・リヴァーはシャルドネやカベルネ・ソーヴィニョンなどレベルが非常に高いです。もし機会があれば是非飲んでみて下さい(´_ゝ`)!  

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問題37 [オーストリア]

ヴァッハウの属する包括的生産地域は?

 

1.  ニーダーエスタライヒ州

2.  ウィーン州

3.  ブルゲンラント州

4. シュタイヤーマルク州

 

 

正解は... 1.  ニーダーエスタライヒ州

バッハウはトカゲ・鷹・草などユニークな3つの格付けのあるところでしたね。これがどの地域に属しているかをチェックしていたかどうかです(-ω-)/

 

1.  ニーダーエスタライヒ州

→これが正解!先ほどの格付けの他に面積が全生産地域の約60%を占めるなどオーストリア国内最大の産地でもあります。

 

2.  ウィーン州

→新酒や居酒屋をホイリゲと呼んでいる!

 

3.  ブルゲンラント州

→黒ブドウのブラウフレンキッシュツヴァイゲルトの生産が盛んで ノイジードラーゼー DAC※最大の産地。最高級甘口ワイン ルスター・アウスブルッフ が有名。

DAC=原産地呼称制度、フランスのAOCみたいなやつ。

 

4. シュタイヤーマルク州

ソービニョンブラントラミナーなど白ワインの生産が盛ん。

 

せめてこれくらいは覚えておきましょう(; ・`д・´)

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問題38 [オーストリア]

オーストリアで最も広く栽培されている黒ブドウ品種は?

 

1.  Gruner Veltliner

2.  Spatburgunder

3.  Weisburgunder

4.  Zweigelt

 

 

正解は... 4.  Zweigelt

オーストリアの主要品種を覚えているかがポイントでした。

 

1.  Gruner Veltliner グリューナー・ヴェルトリーナー

オーストリアで栽培面積が1番多い品種ですが白ブドウです!

そもそもの語源は 'green grape from the village of Veltlin in the Tirol' 「チロル地方※ ヴェルトリン村の緑色のブドウ」で、グリューナーとはグリーン(緑色)の事だったのです。

これで白ブドウって覚えやすいね~(´_ゝ`)

※チロル地方とはオーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東部の地域。

 

2.  Spatburgunder シュペートブルグンダー

→ Spat シュペート(遅摘みの...) + burgunder (ブルゴーニュ地方のやつ)

って訳で、ピノノワール の事です。

オーストリアでは Blauburgunder ブラウブルグンダーBlauer Burgunder ブラウアー・ブルグンダー とも呼ばれています。どちらも Blauとはブルー(青)の事で「青色のブルゴーニュ地方のやつ」って意味です。

 

3.  Weisburgunder ヴァイスブルグンダー

→Weis ヴァイス(白い) + burgunder(ピノと変換しましょう!)

って訳で、白ブドウの Pinot Blanc ピノ・ブラン の事です。

イタリアでは ピノ・ビアンコね。

 

4.  Zweigelt ツヴァイゲルト

→これが正解

オーストリアの黒ブドウで栽培面積が1番大きい品種です。 (全体の約15%) 

ちなみにツヴァイゲルトとは「2枚のコイン=お金」という意味!

 

黒ブドウ栽培面積2位の Blaufränkisch ブラウフレンキッシュ もチェックしておきましょう!

 

ドイツ・オーストリアなど東欧諸国は名前がややこしいので筆者も嫌いな分野ですが、歯をくいしばって覚えていきましょう(; ・`д・´)!

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問題39 [ブルガリア]

ブルガリアの土着品種で、大量消費用のシンプルで軽い赤のテーブルワインが造られる黒ブドウ品種は?

 

1.  Gamza

2.  Pamid

3.  Mavrud

4.  Melnik

 

 

正解は... 2.  Pamid

これは難しい問題というか分からなかった方も多かったのでは...(*_*;

 

1.  Gamza ガムザ

→黒ブドウですが違います。別名は Kadarka カダルカ

 

2.  Pamid パミッド

→これが正解!全体の約10%を占める最もポピュラーな黒ブドウ!

 

3.  Mavrud マヴルッド

→黒ブドウですが違います。高品質・長期熟成型に適している!

 

4.  Melnik メルニック

 →これも黒ブドウですが違います。ストゥルマ渓谷などの最南西地方で質の高いものが作れられている!

 

ちなみに選択肢は4つとも黒ブドウで古代からの土着品種でした!

 

ちなみに白ブドウの有名どころは以下の2つ

・Dimiat ディミャット

・Misket Cherven ミスケット・チェルヴェン

ブルガリアに関しては試験的には今のところ(2017年現在で)「2文字目が i アイのものが白ブドウ」なんて雑な覚え方でも良いかもしれません。

 

ブルガリアの品種とか言われると焦るけど、せめて黒のパミッド、白のディミャットくらいは覚えておこうね~(∩´∀`)∩

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問題40 [カナダ]

1811 年、オンタリオ州でカナダ最初のワイン造りを始めた人物は?

 

1.  ジェイミー・マクファーレン

2.  ジョン・シラー

3.  シャルル・フルニエ

4.  ジェームズ・バズビー

 

 

正解は... 2.  ジョン・シラー

これは分かり易い問題でした。

 

1.  ジェイミー・マクファーレン

→現在(2017年時点)もご存命。世界で最も有名なカナダのアイスワインの醸造家!

 

2.  ジョン・シラー (~1860年代)

→これが正解!1811年にオンタリオ州(西海岸)でワイン造りを開始します!

 

3.  シャルル・フルニエ

→1951年、アメリカ ニューヨーク州 フィンガー・レイクス地方でヴィティス・ヴィニフェラの本格的な栽培を開始した人物!

 

4.  ジェームズ・バズビー (1801-1871)

オーストラリア ブドウ栽培の父、ニュージーランドでも初のワインを生産!

 

ジェイミー・マクファーレンとかシャルル・フルニエとか「知るかッ(-_-メ)!」って感じでしたが、人物名は整理しておこうね!

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今回はここまで~。

次回は41~45問目です(=゚ω゚)ノ

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 031-035

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1回5問のペースで2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

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それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題31 [アルゼンチン]

アルゼンチンを特色づける 2 大ブドウ品種、黒ブドウはマルベックですが白ブドウで代表するものは?

 

1.  Ugni Blanc

2.  Chardonnay

3.  Sauvignon Blanc

4.  Torrontes

 

 

正解は... 4.  Torrontes トロンテス

トロンテスは近年試験によく出てる気がします(´Д`)

ちなみにアルゼンチンの全ブドウの栽培面積で2位なのは黒ブドウの Bonarda ボナルダです。こちらもチェックしておきましょう!

 

ニューワールドなど学習ボリュームの多くない国は、せめて有名どころや流行りの品種はチェックしておきましょう!

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問題32 [アルゼンチン]

アルゼンチンのワインを産する州で最も南に位置する州は?

 

1.  サルタ州

2.  リオ・ネグロ州

3.  メンドーサ州

4. トゥクマン州

 

 

正解は... 2.  リオ・ネグロ州

この「最も南に...」とか「最も北に...」とか端っこを問う問題多いです(笑)

大きく6つの地域だけなので覚えておきましょう!

 

覚え方は...

「アルゼンチンは上(北)から サカラサメリ」です。

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...で、リの「リオ・ネグロ」です。簡単ですね~。

 

お隣のチリも忘れないウチにチェックしておきましょう(; ・`д・´)!

 

 

問題33 [オーストラリア]

タスマニア州に最も広く分布する土壌は?

 

1.  アルバリサ

2.  ガレストロ

3.  スレート

4.  ジュラシック・ドレライト

 

 

正解は... 4.  ジュラシック・ドレライト

これは難しい...というか筆者も初耳です(*_*;

ガレストロと悩んだ方も多かったのでは?

 

ちなみに...

1.  アルバリサ

→シェリーで有名なスペイン カディス県(へレス) の石灰分を多く含む土壌

2.  ガレストロ

→キャンティで有名なイタリア トスカーナ州 の岩石混じりの土壌

3.  スレート

→ドイツ モーゼル の スレート粘板岩のゴロゴロした岩の土壌

4.  ジュラシック・ドレライト

→オーストラリア タスマニアジュラ紀の粗粒玄武岩の土壌

 

その他、オーストラリアといえば...

→南オーストラリア州 クワナラテラロッサ土壌

...が有名です。

 

オーストラリアに限らず土壌は出題されやすいので要チェックです!

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問題34 [オーストラリア]

次の産地の中で Barossa Valley に隣接しているものは?

 

1.  McLaren Vale

2.  Coonawarra

3.  Eden Valley

4.  Clare Valley

 

 

正解は... 3.  Eden Valley

オーストラリアの生産地の地図や位置を問う問題も多いよね~。

 

1.  McLaren Vale マクラレーン・ヴェイル

→海側にある。

2.  Coonawarra クワナラ

→南東。テラロッサ土壌が有名。

3.  Eden Valley イーデン・ヴァレー

→クレア・ヴァレーと並ぶリースリングの産地

4.  Clare Valley クレア・ヴァレー

→イーデン・ヴァレーと並ぶリースリングの産地

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ちなみに、バロッサとイーデンは隣り合っているものの高低差が大きいのもポイント!ソムリエ教本に載ってるよ~。

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問題35 [オーストラリア]

オーストラリアのGI制度においてヴィンテージ表示するためには、特定のヴィンテージのワインが何パーセント以上含まれている必要があるか?

 

1.  75%

2.  80%

3.  85%

4.  90%

 

 

正解は... 3.  85%

この手の品種名に表示できる割合は85%の国も多い!ですので筆者は「迷ったら85%」を推奨しています(´Д`)!

 

ちなみに...

・ニュージーランド 85%

・南アフリカ 85%

・日本 85%

...です。

 

チリは 75% なので注意!

アメリカはややこしいけど頑張って覚えてね~!

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今回はここまで~

次回は36~40問目です。

流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 026-030

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このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント - 2017年 S/WE共通 ○○~○○」と題して、

1回5問のペースで2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の問題から覚えるべきポイントを探っていきたいと思います。

 

ちなみに下のリンクはご参考まで。

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それでは問題です!

 

↓↓↓

 

問題26 [南アフリカ]

アフリカのワイン法 WO は何年に制定された?

 

1.  1971 年

2.  1973 年

3.  1976 年

4.  1978 年

 

 

正解は... 2.  1973 年

南アフリカワインの歴史に関する問題でした。

歴史的に重要な箇所をご紹介しておきます(´_ゝ`)!

 

1655

ヤン・ファン・リューベック が ケープでブドウ栽培を開始

覚え方:「ひと(1)よむ(6)なし Go(5) Go(5) ヤン・ファン・リューベック!」

・1680年代

ユグノー派の ロワール地方出身のフランス人が亡命してくる!

現代でもロワール原産の白ブドウ シュナン・ブラン が多く栽培されているのはこの為だったのね~。

 

・1918年

KWV (南アフリカワイン醸造者共同組合連合)が設立

実はこいつが畑の開墾などを制限し、南アフリカ国内のワイン発展をさまたげていたのです(; ・`д・´)!

 

1973

正解はこの年!

原産地呼称 W.O (Wine of Origin) が 制定される

覚え方:「こんなに遅れるなんて、い(1)く(9)らなんでもな(7)さ(3)けない!南アフリカの原産地呼称」

 

・1994年

アパルトヘイト全廃(1991年)後、輸出市場が開放され国際化が進んだ!

以前は「差別をしているような国からは輸入なんてしてやらないぜ!」みたいな経済制裁をされていたんだけど、それが無くなったのです!

 

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの南アフリカワインですが、ここまで来るのには大変な時代があったのですね(涙)

 

ちなみに...

チリの原産地呼称が施行されたのは

1995

アメリカでワイン法が制定されたのは

1978

スペインワイン法が制定されたのは

1932

・ポートワインが原産地管理法を導入したのは

1756

...です。

 

アフリカのみならず、世界各国のワイン法が制定された年をチェックしておこう!

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問題27 [ドイツ]

次のドイツワイン生産地の中で最も北に位置しているものは?

 

1.  Mosel

2.  Pfalz

3.  Wurttemberg

4.  Baden

 

 

正解は... 1.  Mosel モーゼル

ドイツの13地域に関しての問題でした。

まず、13地域の名称と位置はカンペキに覚えましょう!

イタリアの20州を全部覚えるのと同じです(-_-メ)

 

各選択肢の位置を下の地図に示しておきますねッ!

1.  Mosel モーゼル

2.  Pfalz ファルツ

3.  Wurttemberg ヴュルテンブルク

4.  Baden バーデン

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モーゼル以外はわりかし南部の地域でした(笑)

 

ここで最低限必要な各地域の特徴をおさえておきましょう(; ・`д・´)!

文字は小さいですが上の地図の位置と照らし合わせて下さいませ。

 

・アール

ライン河の支流 アール河沿い。赤ワインの生産比率が最も高い(80%以上)

 

・ナーエ

ライン河の支流 ナーエ河沿い

 

・モーゼル

ラインガウと並ぶ名醸地

 

・ラインガウ

モーゼルと並ぶ名醸地。 ヨハニスベルグ城シュペートレーゼ(遅摘み法)が発見された。

 

・ラインヘッセン

ドイツ最大の産地

 

・ファルツ

2番目に大きい産地

 

・ミッテルライン

細長い産地

 

・フランケン

マイン河の支流。平べったいボックスボイテル型の瓶。

 

・ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ

ハイデルベルクの北に位置

 

・ヴェルテンベルク

ドイツ最大の赤ワインの産地

 

・バーデン

ドイツ最南に位置。3番目に大きい産地。

 

・ザーレ=ウンストルート

ドイツ最北の産地

 

・ザクセン

ドイツ最東の産地。

 

まぁ、覚えてればどこかで役に立つかもしんない(´・ω・`)

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問題28 [ドイツ]

ドイツワインの歴史に関して正しいものは?

 

1.  12 世紀ドイツ南部ではワインは高級品として取引され日常的には地元のビー
ルが飲まれていた

2.  1720 年ラインガウのヨハニスベルク修道院でリースリングの樹が大量に引き
抜かれた

3.  1860 年代ラインガウとモーゼルではブドウ畑の格付けが行われた

4. 1960 年代ー1970 年代にかけて甘口ワインから辛口ワインへ生産がシフトして
いった

 

 

正解は... 3.  1860 年代ラインガウとモーゼルではブドウ畑の格付けが行われた

これも複合的な問題なので難しいですね~(-_-)

それぞれの選択肢を見ていきましょう!

 

1.  12 世紀ドイツ南部ではワインは高級品として取引され日常的には地元のビー
ルが飲まれていた

→これは南部ではなく北部。フランスのアルザス地方などからライン河をたどって運ばないといけなかったからなんですね~。

 

2.  1720 年ラインガウのヨハニスベルク修道院でリースリングの樹が大量に引き
抜かれた

→これは逆に、大量に植樹されています(笑)

 

3.  1860 年代ラインガウとモーゼルではブドウ畑の格付けが行われた

→正解がこれ! ラインガウ1867年、モーゼル1868年です。

フランスのメドックの格付けが1855年だからマネしたんでしょう。

 

4. 1960 年代ー1970 年代にかけて甘口ワインから辛口ワインへ生産がシフトして
いった

 →逆に当時は甘口ワイン全盛期です。ドイツが辛口ワインにシフトしていくのは1985年の甘口ワインの食中毒「ジチレングリコール」という不凍液が混入した事件以降となります。暗い歴史があるんですね~。

 

 

ドイツの歴史としては、その他にも...

 

世紀

ゲルマン民族大移動

 

800年ごろ

カール大帝

 

1136

シトー派のエーバーバッハ修道院の設立

 

...あたりも要チェック!

 

こういう複合的な問題は、どこかに非常にしょーもない間違いが潜んでいる場合が多い!そこに気付くかどうかです。

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問題29 [ドイツ]

ドイツワインの Bereiche の数は?

 

1.  13

2.  26

3.  41

4. 153

 

 

正解は... 3.  41

ドイツワインの区画に関する問題でした。

 

ドイツの区画は大きく3つに分ける事ができます。

 

Bestimmtes Anbaugebiet (略して b.a) ベシュティムテス・アンバウゲビート

先ほどの13地域の事です。

 

・Bereich ベライヒ

地域の中の「地区」。全部で41個あります。

 

・Lage ラーゲ

「畑」の意味。その中でも3種類あります。

<Ortsteillage オルツタイラーゲ>

特別単一畑 全部で個あります。

<Einzellage アインツェルラーゲ>

単一畑

<Großlage グローセラーゲ>

集合畑

 

こういった数を問う問題もあるので注意です!

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問題30 [ドイツ]

ドイツの VDP の品質基準においてグラン・クリュにあたるものは?

 

1.  Erste Lage

2.  Große Lage

3.  Ortswein

4.  Gutswein

 

 

正解は... 2.  Große Lage

まずVDPについてですが、VDP.Die Prädikatsweingüter プレディカーツヴァイン醸造所連盟の略の事です。

 

4段階の格付けがあるので覚えておきましょう!

 

・Große Lage グローセ・ラーゲ

特別区画=グランクリュに相当

 

・Erste Lage エアステ・ラーゲ

1級区画=プルミエクリュに相当

 

・Ortswein オルツヴァイン

村名入りワイン

 

・Gutswein グーツヴァイン

醸造所名入りワイン

 

せめてグローセ・ラーゲくらいは覚えておきましょう!

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今回はここまで~( `ー´)ノ

次回は31~35問目です。