ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


ソムリエ 三次試験「サービス実技」 練習の流れとポイント解説

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

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今回のテーマは「ソムリエ 三次試験「サービス実技」 練習の流れとポイント解説」です。

例年出題されている「デカンタージュが必要な赤ワインのサービス」について筆者の体験談やソムリエ協会の例会でのポイント解説などをふまえてコツ注意点などをご紹介していきたいと思います(´_ゝ`)!

 

◆準備リスト

□赤ワイン(ボトル1本 コルクのもの)

□デカンター

□パニエ

□ろうろく又はそれに替わる光源=デポライト

□ワイングラス2脚 (ゲスト・ホスト用)

□テイスティンググラス1脚 (自分用)

□紙ナプキン(ティッシュでもOK)

□小皿1枚

□ボトルコースター2枚(普通の皿でもOK)

□サービストレイ(お盆でもOK)

□トーション(タオルでもOK)

□ソムリエナイフ

 

何度も繰り返しになりますがまず道具を揃えましょう!

 

(ご参考)

ソムリエ「サービス実技」練習用のワイン・道具を最安値で揃えよう! - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

  

◆練習のタイプ

練習については2パターンあるかと思います。

 

・ワイン・道具一式を用意し抜栓して練習

・イメージトレーニング

 

基本的には道具一式を揃えて自宅や職場で練習すると思いますが、隙間時間(仕事中のヒマな時間・通勤電車)を使ってイメージトレーニングをする事もオススメです。

 

筆者はソムリエ協会の動画の音声だけを聴きながら自分が実際にサービスしている姿を意識してイメトレを行っていました。

 

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◆レイアウト

気になるのは練習でのテーブルなどの配置だと思います。

 

まず本番はどのような配置か見てみましょう!

 

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基本的に自分の前後にテーブルが2つならんでいるだけです。

後ろのテーブル =バックヤード

前のテーブル  =サイドテーブル 兼 お客様のテーブル

...となっています。

 

で、筆者が自宅で練習していた時のレイアウトがこちら!

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さすがに自宅にはテーブル(食卓)が1つしかなかったので、バックヤード側のテーブルはちゃぶ台で代用していました(笑) もし、ちゃぶ台が無くてもソファーや大きな段ボール箱などモノが置ければ何でも良いと思います。

 

ちなみに筆者の自宅の練習ではゲスト・ホストにグラスを運ぶ時や、ワインを注ぐ時など サービストレイを持ってテーブルを回るようにして協会の動画さながらの動きを心がけていました(´_ゝ`)

 

◆練習の流れとポイント

さて、ここからが本題です!

以下の内容は「デカンタージュが必要な赤ワインのサービス」についてです。

試験では省略される内容もありますが評価のポイントと注意点を理解しておきましょう(/・ω・)/

 

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前回もお伝えしていますが試験同様に以下の流れをストップウォッチ (スマホのタイマー) などで制限時間の7分を計ってやるのがオススメです!

 

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さらに筆者は毎回練習する前に協会の動画を必ず1度チェックするようにしていました。

 

それでは順番にみていきます!

 

・ワインを取りに行く!

「静かにワインをパニエに入れる」

ここに関しては丁寧にワインを取りに行きましょう!ポイントとしてはワインを揺らさないコトです。試験後に思ったのですが本番に近い下の図のようなレイアウトだとより実践的だったかも(-ω-)/

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・サイドテーブルを用意する!(省略可)

これに関しては実際の試験ではサイドテーブルは無いのですが、筆者は動画さながらにガラガラっとサイドテーブルを出す動作も練習に入れていました(笑)

・ワインのプレゼンテーションをする

これは動画の通り「ご注文いただきました ●● でございます。」と言います。

これだけでは味気ないと思ったら、続いて「こちらのワインを美味しく飲んで頂くためにデカンタージュをさせて頂きます!」と付け加えてみましょう。

言い方として語尾を「よろしいでしょうか?」といった確認をとるのではなく「させていただきます!」言い切る形がベターかと思います。というのも試験管は1人で受験者2人を見ているのでいちいち個別に返事できない場合があるからです。

もちろん普段の実際の接客では無理矢理デカンタージュしないように(=_=)

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・道具をバックヤードからサイドテーブルに移動

・サービストレイに以下をのせる
 ・ワイングラス2脚 +★汚れチェック
 ・テイスティンググラス+★汚れチェック
 ・★デカンター★汚れチェック
 ・ボトルコースター2枚
 ・小皿1枚
 ・紙ナプキン
 ・デポライト

 

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まず、ここのポイントとしてはグラスやデカンターの汚れをチェックしているフリを (大げさに) しましょう!コンテストではグラスに口紅や割れているグラスが含まれていたりするそうですが通常のソムリエ試験ではそんな事もありません(笑)

 

動画ではワインのタイプ(若い~古い)によってデカンターを選んでいます。実際の試験ではデカンターは1つしかないと思いますが、今後(2017年以降) 複数出てくる可能性も考慮して1回1回練習する度にタイプの違うデカンターを使っているイメージを持てればベターかと(´_ゝ`)

・トレイからサイドテーブルにグラス以外を置く

この配置に関しては自分のやりやすいように道具を配置しましょう!

ライトはど真ん中、紙ナプキンは2度も使うので利き手の手元(右利きなら右)に置くと便利ですよ。

・ゲスト・ホストにワイングラスを置く

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こちらに関しては試験ではゲストとホストのワイングラス(本来なら2脚)を1脚にまとめていると思いますが練習では動画の通り2脚で進めるのがオススメです。

というのが、後ほどの流れ「ホストのテイスティング→ゲストに注ぐ→ホストに注ぐ...」といった動作がイメージしやすいからです。

 

ちなみに一般常識としてサービスはお客様の右側からという事を心がけておきましょう!また移動は(基本的には)時計回りです。協会の動画だとテーブルを回りきらずに戻るので反時計回りのようにも見えますが...(-_-メ)

 

・キャップシールを外す!

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これに関しては理想としては上下一回ずつ2回で切り切るのがベストですが自信が無ければ自分の確実に切れる回数にしておくのが無難です。

 

また下の写真のようにソムリエナイフの刃は全部開かずに途中で止めておくと角度が出て深くカットできるのでオススメです('ω')ノ

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ここで注意ですが切り取ったキャップシールはテーブルに置かずに自分のポケットなどにしまいましょう!これはお客様への見栄えを悪くしない為です。

 

・瓶の口を紙ナプキンで拭く

丁寧に拭いてる姿をアピールしましょう!

・コルクを抜く

浅く+深く  2回に分けて抜栓します。

・コルクの香りを確認する

「コルクは健全です!」の一言をお忘れなく!

・瓶の口を紙ナプキンで拭く

再度、丁寧に拭いてる姿をアピール!

 

この辺りは一気にご説明します(; ・`д・´)

まずコンテストでの流れるような達人の動きを見てみましょう!

動画は2分42秒からスタートするようにしています。

www.youtube.com

以前にもお伝えしましたがボトルの口をトーションではなく紙ナプキンでいちいち拭いているところがポイントです。

これは「トーションは何を拭いたものか分かったものではない!」という事で衛生的に見えるよう紙ナプキンの使用を国際ソムリエ協会(A.S.I)が定めたそうな。ちょうど上の動画もASIのコンテストなのでお作法を守っていますね(´_ゝ`)

 

あと使い終わった紙ナプキンはポケットにしまうのがベターです。キャップシールの時と同じ理由ね!

 

・テイスティングの了承を得る

「お味見させていただいてもよろしいでしょうか?」

・テイスティング

 ・グラスに注ぐ&香りをチェック

 ・★デカンターをリンス→グラスに戻す

 ・テイスティング→「ワインは素晴らしい状態です!」の一言をお忘れなく!

 

これに関しては例年通りなら試験ではデカンターのリンスは無いと思います。

ですが練習では動画の通りに流しておくのがオススメです(/・ω・)/

 

それとテイスティングの飲む量は最低限にしましょう!というのがお客様がお金を出しているワインなので極力無駄にしないというのがマナーです。よって、テイスティンググラスに残るというのも失礼にあたります。ですので「注ぎ過ぎたかな?」と思ったらできるだけ残さず飲んでしまいましょうね(笑)

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・デポライトを点灯 

 後ろ側の黒いボタンをカチッと押しましょう(/・ω・)/

・パニエからワインを取り出しデカンタへ注ぐ

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2016年度の試験では2ちゃんねるで

「注ぎきる OR 注ぎきらない」が論点になりました。

以前は「1cm残すのが正解」みたいなところがありましたが、最新の動画を見ると若いワインは注ぎ切っています。

先日、ソムリエ協会の例会セミナーに参加してきましたが正解は

「滓(オリ)が見えれば残す!そうでなければ注ぎ切る!」だそうです。どちらにしてもお客様のワインを無駄にしない!という考えがキホンなんですね。

 

なので試験本番で滓の無い若いワインが出題された場合

「滓が無かったので全部注ぎ切らせていただきました!」

なんて言葉を添えておけばパーフェクトに近いのではないかと筆者は考えております(´_ゝ`)

・コルクをお客様のテーブルに!

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片手には小皿にのせたコルク、もう片手にはデカンターを持って一気に運びます。

 

・ホストのテイスティング

「お味見をよろしくお願いします!」

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・ゲストに注ぐ

・ホストに注ぐ

この2つに関しては試験ではゲスト・ホストとも1まとめなので関係ありませんが、

「ホスト味見→ゲスト→ホスト」という流れは一般常識として覚えておきましょう!

・サイドテーブルに戻る

「ごゆっくりどうぞ」の一言を!

・デポライトを消す

・コルクを下げる

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「コルクをお下げしてもよろしいでしょうか?」

サービストレイでコルクを下げます。忘れないように注意しましょう!

・片付け

引き続きサービストレイを使いサイドテーブル上の道具を後ろのバックヤード側のテーブルに片付けます。

・ワインとデカンターをお客様のテーブルに

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・サイドテーブルを下げる

・実技の終了を告げる

 「終わりました!」の一言を!

 

 まとめ

長くなりましたが筆者の知りうるノウハウや体験や注意点をまとめました(; ・`д・´)

コツとしてはとにかく丁寧にやる事なんて言われますが、正確には...

ポイントをおさえて丁寧にやっているのを試験官に上手にアピールできる事が大切かと思います。

 

よく試験管の方が

「普段からサービスしてない奴は一発で分かる」なんて言われますが、慣れていない方でも上記のような事に気を付けて2週間くらい前から毎日コツコツ練習していれば十分イケると考えております。実際筆者がそうでした。

www.youtube.com

ちなみに昨年(2016年)は2次試験で人数が絞られ過ぎて3次試験の判定が激甘になり「コルクを折っている人も合格できた」という噂もあるくらいです。

今年の3次の判定がどの程度甘いのか厳しいのか分かりませんが、先日の論述ができなくて不安になっている方も多いと思います。

その不安を原動力に...というかマイナスをカバーすべく是非しっかりと練習して三次試験のサービス実技では「会心の一撃」を狙ってみて下さい!皆様のご武運をお祈りしておりますm(_ _)m

 

解説動画

youtu.be

次回は三次試験に向けたこれまでの記事のおさらいをしたいと思います。乞うご期待( `ー´)ノ!

2週間自力で練習したら何とかなる!「サービス実技」3つの大前提

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今回のテーマは ソムリエの「サービス実技」を2週間の練習でなんとかする為のコツというか大前提 についてです('ω')ノ

 

先日、2ちゃんねるを見ていると「三次試験の練習はスクールに通う?知り合いに教えてもらう? 自力で練習する? どうしたらいいの?」みたいな書き込みを見つけました。

 

これに関して筆者の答えは「自力で2週間ほど毎日練習したら余裕でイケる!」です。

 

その為には3つの前提があると筆者は考えているのですが、それでは1つ1つ見ていきましょう('ω')ノ

 

(前提1) 道具を全部揃える

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→しっかりと練習する為にまず道具を揃えて下さい! 話はそこからです(笑)

ソムリエ「サービス実技」練習用のワイン・道具を最安値で揃えよう! - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

 

(前提2) 最新の協会の動画だけを信用する!

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かなり昔にソムリエに通った方の話Youtubeにひと昔前のサービス実技の有名な動画がアップされてたりしていますが、これらを信頼するのはやめましょう!

 

という理由は審査の基準が昔と変わってきているからです。

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例えば 最新(2017年)の動画を見ると、ワインのキャップシールを外した後に紙ナプキンでワインのクチを拭いています。これは国際ソムリエ協会(ASI)が「手持ちのトーションは以前に何を拭いたか分かったものではないので使うのをやめよう!」というお達しを出したそうです。古いソムリエさんでこういった情報を知らない方にアドバイスを求めたら「トーションで拭かないの(◎_◎;)?」って事になってしまうでしょう!

 

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また現在はデカンターへワインを注ぐのも「極力お客様のワインは無駄にしない」という考えから、若くて滓(オリ)の無いワインだったら全部残さずに注ぎきるのも正解としています。これも古いソムリエの人に聞いたら「とにかく1センチ残すように(; ・`д・´)!」なんてアドバイスされるかもしれません。

 

こんな感じで時代と共に協会の動画も進化していっているのです。という訳で絶対的に信頼すべきは最新の動画です。古い資格保持者にトンチンカンな事を言われて惑わされない事が肝心なのです。お分かりいただけましたでしょうか('ω')?

 

...で、しいて仮に人に教えてもらうとしたら、こういった最新の動向を知っている人(=協会でも審査に関わっている方)にお願いするべきかと思います。

 

(前提3) 時間を計る! 

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冒頭に2週間と書きました。筆者個人の話ですが、その期間中の内容としては1日に練習は1回~4回(コルクまでちゃんと抜く練習を1回、コルクを抜いたワインでの練習を3回)といった感じで行っていました。

振り返ってみて良かったかなと思ったのは、ちゃんと最初の練習から時間を計っていた事です。

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ちなみに筆者はiPhoneのタイマーを愛用していました。

もちろん制限時間は試験と同じ7分にセット( `ー´)!

 

おそらくパニエでの抜栓など慣れないウチは一連の動作を素早く行うのは難しいかもしれませんが制限時間を意識する事は非常に大切です。といっても毎日2週間もしっかり練習してれば試験当日でも時間が余りまくると思います(笑) 実際、筆者や多くの受験者の方もそうだったのでご安心を。

 

...というのも実際の試験ではデカンターのリンスが無かったりテーブル間の移動がなかったりと省略されている点が多いので時間は短くなるのは当然なのです。詳しくは以前の体験談の記事をご覧下さい。

三次試験サービス実技 2016年度 筆者の体験レポート@大阪会場 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

 

まとめ

今回の内容をまとめると...

「まず道具を全部揃え、古臭い情報(youtube動画・人)に惑わされずに協会の最新の動画だけを信頼し、時間を計って 2週間練習する!」という事になります(´_ゝ`)!

 

解説動画

youtu.be

 

次回は「赤ワインのデカンターの流れとポイント」を先日のソムリエ協会の例会で得た最新情報をもとにご説明したいと思います。乞うご期待!

三次試験サービス実技 2016年度 筆者の体験レポート@大阪会場

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今回もソムリエの三次試験についてです。練習について触れるとお伝えしましたが、まだ日に余裕があるので「三次試験サービス実技 2016年度 筆者の体験レポート@大阪会場」と題して筆者の時はどんな感じだったかをご紹介したいと思います。

 

1・当日の朝!

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まず、ここから!

去年も今年と同じく12:30からでした。なので朝は余裕があるんですよね~。

...って事で自宅で最後の練習をしてからスタートです。2次のテイスティングの時は「感覚がにぶるから練習するな!」と申し上げましたが3次のサービス実技に関しては当日の朝に練習した方が良い!と思います(´_ゝ`)

 

2・いざ会場へ!

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筆者は神戸ですが会場は大阪のリーガロイヤルホテルでした。ここって中之島って場所にあるのですが駅から離れてて歩いては行けない場所=シャトルバスになります。んで、これがババ混み!って事はなんとなく分かってたので大阪液で電車を降りてから乗り場まで猛ダッシュ! 多くの受験生を尻目に「あー可哀そう。ギリギリになったら焦るんだぜ! キリッ( `ー´) !」と汚れた性格の悪さを再確認する(笑) 全国の会場の最寄り駅からのアクセスは分かりませんがホテルなんかのシャトルバスは混むので余裕を持って早めに出ましょう!

 

3・会場についたら、まず「着替え」

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会場(ホテル)についたら、まず「着替え」になります。

着替えをサクッと済ませて試験の受付会場まで行ってみると、和食の職人さんから、高いコック帽をかぶった方、和服の女性、胡散臭いホントに飲食か(; ・`д・´)?って方まで多種多様です!「あー、ソムリエ試験ってホント色んな方が受けてるんだな~。」って思います。かなり楽しいですよホント!

ここはやっぱり清潔感が最重要!別にちゃんとチェックされるわけじゃないですが試験官の方の心象を悪くしないように心掛けましょう。ちなみに筆者は久々にアゴ髭を剃りました(笑)

 

4・受付+オリエンテーション

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3次試験の会場については、特に席の指定は無く来た人から前に詰めていく感じでした。そしてオリエンテーションがあります。筆者の時にアナウンスされたのは「今は銘柄の説明はありませんが、出されたワインを制限時間以内にサービスして下さい。」「デカンターのリンスは無しで!」という内容でした。

 

5・試験をする部屋に移動

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オリエンテーションが終わったら、4人1組になって試験を行う各部屋に移動する事になります。「あー、なるほど。大勢の人数を処理する為にホテルの部屋を何個も使って一気にこなすのか~。」と感心しながらも試験官=(勇者)に連れられ 部屋の前に付くまでの歩いている時の気持ちは「ドラクエ」そのもの!...と言ってもゲームを知らない分かってもらえないかもね~(´_ゝ`)

 

当時、筆者に関しては待ち時間は"ほぼ"ありませんでした。会場によっては「1時間待ち」とかもあったようです。人によってはケータイでネットに接続すれば2ちゃんねる等で出されたワインの速報をリアルタイムで情報を得れたような気がします。

 

...と言っても銘柄を知ったところで問題は「若いボルドーの微妙に滓があるかどうか分からないものをボトル全部注ぎきるのか?」といった明確な答えが無いもので結局どちらにせよ合格する人はしていました。ちなみに焦っていた筆者がボルドーのワインだと気付いたのは試験後でしたが(笑)

 

6・試験の部屋に入る~本番!

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まず試験を行う部屋のレイアウトはこのような感じでした。

こうやって見ていただくと察しの良い方はお分りかと思いますがサイドテーブルはありません!いちおう自宅の練習ではサイドテーブルまで出す練習をしていた筆者はガッカリです。

あと道具は各自の前に置いていますが、ワインだけは部屋の端の置き場まで取りに行くといった形式になっています。

そして2人が1人の試験官に見てもらうので、ペアになった人にかなりつられやすいです。人の声などに流されないよう受験する仲間がいたら一緒に練習してみるってのも手だと思います('ω')ノ

 

で、部屋に入るとまず「受験番号と名前を言って下さい!」言われますので奥っ側にいる受験者から順番に言っていきます。

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そして、試験官からちょっとしたオリエンテーションをした後、部屋にいる受験者に「分からない事はないですか?」と確認して4人全員がOKすればサービス実技が開始です!

 

サービス実技の実際の流れは、協会の動画の通りなので割愛しますが、大阪会場に限ってか道具が特徴的でした。これは前回もご紹介しましたが、手で持つ「とって」のないパニエと小皿やボトルコースターがなく大きな皿2枚でした。

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サービス実技自体は、道具を置いたテーブルが後ろにあって、サービステーブルとお客様のテーブルが同じ設定(というかスペース的に置けないから...)で移動が非常に楽でした。

 

あと前述になりますが、デカンタ―のリンスが無かったというのと、ホストとゲストのグラスが1つでした。たしかどちらにもワインを注いでいるという設定でやったと思います。

 

そのせいかかなり時間が余りました

 

で、自分で終わったと思ったら「終わりました!」と告げて試合終了です(笑)

 

最後に試験官がサービステーブルやボトルをチェックした後、各自デカンターに注いだワインを漏斗(ろうと)でワインボトルに詰め戻して持って帰ります!試験のお土産みたいなもんですね(*^_^*)

 

ざっとこんな感じでした。

筆者の時はこうでしたが 会場・年度・試験官によっても違ってくると思います。協会の動画を参考に臨機応変に対応できるようにしておいて下さい。

 

あと前回と今回の内容で伝え忘れてたのですが、「ソムリエナイフ」は手に馴染んだものを使いましょう!試験当日に限って「新品のラギオールだぜぃ、うぇーい!」なんて馬鹿な事をしないように(笑)

 

解説動画

youtu.be

 

今回は以上です( `ー´)ノ

次回こそ、具体的な練習について書きたいと思います。乞うご期待!

ソムリエ「サービス実技」練習用のワイン・道具を最安値で揃えよう!

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今回はソムリエ「サービス実技」練習用のワイン・道具を最安値で揃えよう!」と題して、普段から非常にケチな筆者が去年(2016年)の試験での体験を踏まえて極力安く済ませるをコンセプトにオススメのアイテムをご紹介したいと思います(/・ω・)/

 

...と、その前に

先日、読者の方から「三次試験用の道具とかって全部買うんですか?」といった質問をいただきましたが、

 

「全部買って下さい!」

ワイン以外はネット通販で安く済ませれば9000円もかかりません!

 

全アイテムが職場にあったり友人に借りれたらラッキーですが、実際にはそうもいかないでしょう!飲食の筆者でさえパニエとかトレイとか普段使わないアイテムも数点ありました。

 

基本的にサービス実技はよっぽど普段から慣れている人でない限りは「ぶっつけ本番」で乗り切れる試験ではありません。ワインや道具一式を全部そろえて少なくとも1週間~2週間はコツコツ練習するよう心がけて下さい!具体的な練習方法はまた後日ご紹介致します。

 

それでは1つ1つ見ていきましょう('ω')ノ

  

・ワイン

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これに関しては筆者は色んな練習用のワインを探しもとめて最後にたどり着いたパラダイスというか結論がコストコの南アフリカのユーステンバーグカベルネ 658円です(´_ゝ`)!

ちゃんとコルクでこの味でもう非の打ち所がないワインです。店によって在庫がないかもしれませんが、この前(2017年9月)では神戸店にはまだ残ってました。筆者はこれを受験当日までの日数分を購入し毎日一本使って練習してました。というか飲んでました(笑)

 

・デカンター

デカンタに関しては協会の動画をみると、若いワインにはウルトラデカンター・ダック型のもの、古いワインには細長いデカンターなどと使い分けてていますが試験会場ではほぼ1種類です。よってどんなタイプのものでも良いので1つあれば十分です。職場や手元になければ適当なものを買ってしまいましょう!

 

(オススメ)

エレガンス カラフェ デキャンター 1L  【1,610円】

もし買うのなら最安値のこんなので十分です!試験が終わった後に片付けやすいし収納も場所をとらないし。とりあえずデカンターが1つある事が大事!

  

・パニエ

これに関してもちゃんとしたレストランやホテルでなければあまり使わないと思います。関西に住む筆者はパニエを買い求めて「道具屋筋」なんかに行ったりしてみたのですが、あまり普段あまり売れない商品だからか店頭では¥5000程度と高かったです。もし買うのであったらネットが安くて良いと思います。

(オススメ)

ワインバスケット パニエ SMZ1032 【2,210円】

 

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ちなみに筆者が2016年の二次試験は大阪会場だったのですが、手でもつ「とって」のないパニエが出てきたので殺意を覚えました(笑) 「ホンマまじありえん!」と思いましたが他の会場でも当日変なパニエが出てくるかもしれないので筆者のように焦らないように(-ω-)/

 

・ライト(デカンター用)

ろうそくの代わりのライトですが、こちらも購入しました。職場というか店でも重宝しています(*´з`) こちらはネットで検索する時は「デポライト」という名称なので覚えておくと便利です。

(オススメ) 

グローバル ワイン用 デポライト (8502) 【2,160円】

 

・紙ナプキン

これに関しては自宅のティッシュなどでも十分です。ただ筆者は臨場感を持たせるためにあえて購入していましたが今では無駄だったと思います(笑) こういう紙ナプキンとかだったらIKEAに遊びにいったついでに買うのもオススメです。

(いちおう...)

カラー4折2プライペーパーナプキン「白無地」(50枚)【162円】

 

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 ちなみに紙ナプキンはキャップシールを外してから、コルクを開ける前と開けた後にワインの口を拭く為にあります。以前はリトーを使っていたのですが「それで何を拭いたか分かったもんじゃない!」という事から国際ソムリエ協会が世界的に紙ナプキンを使うようお達しを出したんだそうです。ほぇー(=_=)

  

・皿x2枚(小皿・ボトルコースター)

これに関しては筆者は大阪会場でしたが受験の会場にあったのはコースターや小皿ではなく「大ぶりのお皿」2枚だけでした(笑) あのでっかいお皿にポツンとコルクを置いた感じが今でも忘れられません(◎_◎;)。受験者の方には当日ちゃんとしたコースターがなくっても動揺せず大きな皿をコースターや小皿に見立てて実技をこなして下さいね。

(いちおう...)

 グローバル ステンレス ボトルコースター 6枚セット (2454) 0920055 【2,769円】

 

・グラス(ホスト・ゲスト用)2脚

・テイスティンググラス(自分用)1脚

グラスは合計で3脚必要ですが基本的には100金でも十分だと思います。といっても中くらいのサイズが出ると思うので、多少大きさや重さに慣れておきたいとう完璧主義者の方は大ぶりなもので練習しても良いのかなという感じ。

(いちおう...)

リーデル (RIEDEL) オヴァチュア レッドワイン 350ml 2個セット 6408/00【2,335円】

 

・サービストレイ

 

これに関しても筆者は購入しました。というか個人的にカウンターだけの小さな店なので「こんなの使わねーよ!」って感じ。似たような境遇の飲食の方はトレイの感覚に慣れておいた方が良いですよ。

(オススメ)

光洋陶器 ステンレス ラウンドサービストレー 30cm S4500001【1,700円】

※25センチと小さいのは1400円と安いですが、30センチくらいはあった方が良いかと。

 

・トーション(リトー)

これに関しては洗い替えも含めて3~6枚欲しいところです。普段の練習は3枚をローテーションして本番用に2~3ストックしておくと良いでしょう。

(オススメ)

日本製 グラスタオル 綿100% 45×80 10枚入り プロ用 業務用 白無地【3,500円】

 

筆者の失敗談「大阪に見に行ってみたんだけども...」

神戸に住んでいる筆者は大阪も近いので「道具屋筋」っていう飲食関連の道具をいっぱい置いてる什器屋の商店街が大阪にあって見に行ってみたんですが、店頭で買おうとすると高かったです。パニエが5000円くらいしてネット買った方が2000円とはるかに安い感じでした。まぁ、逆の立場で考えてもパニエなんて普段そんな売れるような商品でない場合、多少高くなっても仕方がないですけどね~(=_=)

 

解説動画

youtu.be

 

今回は以上です( `ー´)ノ

次回は 2016年度 筆者のサービス実技の体験談 についてです!

ソムリエの「書類審査」を確実に通す!職務経歴書のアドバイス4点

このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に

「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。 

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今回は「ソムリエの「書類審査」を確実に通す!職務経歴書のアドバイス4点」と題して、ソムリエの二次試験を通過された方を対象書類の書き方・送り方に関して筆者や他の方の失敗をもとに役に立ちそうな内容をお知らせしたいと思います( `ー´)ノ

  

~記入編~

・職務経歴書の年数・月数の計算には「日数計算」のサイトを使う!

まず一般的な受験者の方であれば合計で「職歴が3年を満たす」って条件がありますね。ソムリエ協会の会員であれば「通算2年間会員+職歴が2年ある」って条件です。

 

同じ職場でその期間を働かれているのであればOKなのですが、職場を変えた場合は年数や月数の計算が面倒です。そこで下のようなサイトで月数を計算すれば記入がはかどりますよ(´_ゝ`)!

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日数計算(日付−日付) - 高精度計算サイト

 

・出願時の経歴が間違えていたら訂正しよう!

当たり前の話ですが「正しい経歴」を記載しなくてはいけません。

 

これは個人的な話ですが、筆者はWEB出願する時に2個ある職歴を1つにまとめてしまっていました。別に虚偽の申請をしたかったのではなくネット回線が不安定でテスト的にテキトーに書いた状態のものを送信してしまったからなのです(+_+)

 

この以前に送信したデータが2次試験を通過したら印刷されて自宅に届き→追記して協会に送付するって流れになります。そこで「訂正してもOKなのか?」と不安に思った筆者は協会に電話で確認したところ「間違い箇所に二重線を引き、赤字で訂正文字を書けば大丈夫ですよ!」とのご回答。

 

説明書を見てみると「なんだ。書いてるじゃん...(´Д`)」と肩をなでおろしたのでした。

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ちなみに筆者がそうだったのですが、特に個人事業主で飲食店をやってたりする方は「営業許可証のコピー」が必要なので誤魔化せないですよ~(-ω-)/  サイン一筆とかハンコ押してもらうだけとかだったらヌルいんですけどね。

 

~送付編~ 

・職務経歴書は受付初日に送ってしまおう!

・絶対に「特定記録郵便」で送ろう!

この2つに関しては早く正確にというのがコンセプトです。一番最悪なのは期限ギリギリに普通郵便で送ってしまうというコンボ(合わせ技)です!

おそらく協会側も混乱してるでしょうし、ちゃんと届いたかどうか証明もできないという事態に陥ってしまいます。

 

去年(2016年)の2ちゃんねるを見ていると「3次試験はちゃんとできたはずなのに落ちた!書類が届いてなかったのでは( ;∀;)?」という方もおられたようです。

 

...ってなわけで、ちゃんと早いうちに郵便局で出しましょうね~。

ちなみにこんな控えを貰えます。まさに転ばぬ先の杖!

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解説動画

youtu.be

 

今回は以上です。

次回は引き続き「ソムリエのサービス実技の練習」について書く予定でおります。乞うご期待!

二次試験お疲れさまでした!品種外した方もまだ希望は捨てないで~!

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...が、今回ばかりは点数には全く関係ありません「精神衛生上やってらんない!」って方へのコンテンツでございます(´_ゝ`)

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あらためまして、今朝は二次試験お疲れさまでした。

もう既にソムリエ協会の回答の発表をご覧になった方も多いと思います。

 

まずテイスティングの回答から...

 

ソムリエ

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ワインエキスパート

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まずワインに関してですが、ソムリエ・ワインエキスパートとも変化球できたな~という印象ですね。ソムリエはまだ分からなくもないとしても、ワインエキスパートがまさかここまでいつもの定番(赤・白とも主要3品種)から外しまくってくるなんて思ってもみませんでした。

 

協会の速報があるまで2ちゃんねるのスレッドを眺めていましたが、色んな意見が出てたんで混乱っぷりが伝わってきました。

 

ソムリエ、WE認定試験 17限目

http://itest.2ch.net/test/read.cgi/wine/1486071342/l50

(古くなったらアクセスできない場合があります。)

 

続いてリキュールなどに関してですが、サンブーカ・ドランブイなどは予想のリストに入れてましたがソムリエのキルシュはきついですね(-_-メ)

こんなのバーでもあんま置いてるとこねーよ!って感じ。

 

で、ここからが今回の本題なのですが、

 

「ワインに関しては品種を外しても落ち込まない!」って事です。

 

去年に関しては2ちゃんねるの情報なのでホントかウソか分かりませんが、「3分の2外したとか、全部外した!」とかでも2次を通過している方もおられるそうです。

 

リキュールに関しては別ですが、ワインに関してはあくまで品種や国は問題の中の1問なので、そこまで配点が大きくないとも考えられるのです!

 

...なので最後まで希望は捨てずに二次試験の結果発表を粛々と待ちましょう(/・ω・)/

 

そしてココからはソムリエの方限定ですが

論述についてです。

 

同じく問題はこんな感じでした。

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これに関しては特に3がキツイですね(@_@;)

GIとか地理的表示の件だと思うのですが「こんなのチェックしてた奴いるのかよ(激オコ)」って感じです!

 

オレンジワインに関しては、まさか協会がここまでトレンドを盛り込んできたという事にビックリです(+_+)

 

すいません!予想問題に全然入ってなくってm(_ _)m

文句があったらウチの店まで殴り込みに来ていただいても結構ですよマジで。

 

これって毎年受験者の方が思う事だと思うのですが

「こんな内容、これまでの資格保持者も知らねーだろ! この試験を何年かに1度の更新制にしろよ!」って! 今回の試験もご多分に漏れずホントその通りだと思います。

 

ただ、筆者の総評として今回の二次試験は現在のトレンドを盛り込んだ良い問題だったと思います。そしてこの難しい試験を勝ち残った方は真の実力者だと思います。

 

長々と書きましたが、

とにかく発表までは何もかも忘れましょう( `ー´)ノ

ソムリエの方も3次に備えるのも全ては結果を見てからです。

そこからのアドバイスもまた引き続き書いていく予定でおります。ご期待下さい!

 

オマケ動画

youtu.be  

 

今回はここまで~。

あらためて二次試験お疲れさまでした!

(続)二次試験直前! ソムリエ【論述】予想問題を殴り書きしてみた!

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今回は予定を変更して、ソムリエの二次試験を受ける方に【論述】の予想問題を書いてみようと思います。

 

2016年度の問題・形式

まず、2016年度はどのような形式だったかご紹介します。

表現を少し崩していますがご容赦をm(_ _)m

 

1問目

「赤ワインを冷やして飲みたいお客様にワインと料理を提案して下さい。」

2問目

「はじめてワインを飲まれるお客様に②のワインを説明して下さい。」

3問目

「”ひやおろし”とは何か簡潔に説明して下さい。」

 

つまり

1つ目

→ワインと料理のマリアージュを提案

2つ目

→ブドウ品種の説明

3つ目

→1次試験の知識を再確認

 

といった感じです。おそらくこの形式に関しては2017年度もそこまで劇的に変わるものではないと筆者は考えています。

 

…ってなわけで、この形式に沿った予想問題を書いていきますね。回答は書きませんが気になるものがあったら調べておきましょう(/・ω・)/

 

予想問題

◆ワインと料理のマリアージュ

まずここから書いていきたいと思います。

単純に組合せとしては以下の4つかと。

・冷たい赤

・冷たくない赤

・冷たい白

・冷たくない白

それぞれのワインとそれに合う料理、またその理由について考えておきましょう。

ヒントとしては産地(国・地域)・味(甘さ・酸味、塩味、ミネラル感)、ソース(ワインを含んだもの) などといった切り口で合わせると良いかと思います。

下の検索結果はご参考まで( `ー´)ノ

ワイン 料理 マリアージュ 一覧 - Google 検索

 

◆ブドウ品種の説明

次にブドウ品種です。これに関しては試験中は何のブドウか分からない状態で書く事になります。ですが間違いを恐れずにしっかり書く事がポイントです。以前にもご紹介しましたが書き方の切り口として 味わい、原産地・有名な産地、有名な銘柄、世界の産地ごとの味の違い、個人の感想(オススメの飲み方) などが頭に浮かぶようにしておきましょう。

(ご参考)

2次試験 テイスティング・論述 勉強会のレポート - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

 

特に試験に出る品種はある程度決まっているので代表的なものを抑えておけば良いと思います(´_ゝ`) 

 

黒ブドウ

・カベルネソーヴィニヨン

・シラー(ズ)

・ピノノワール

・メルロ

・サンジョベーゼ

・テンプラリーニョ

白ブドウ

・シャルドネ

・ソービニョンブラン

・リースリング

・甲州

 

◆一次試験的なやつ

 

最後がこちら。これは範囲が広すぎてやってらんないですね(+_+)。 ...ってか受験当時筆者は諦めてました(笑) これまた以前の記事にも書きましたが可能性が高いのは教本に章として新設された「チーズ」だと思っています。

 

まぁ、そうじゃないかもしれないので適当に考えれる問題を書いていきますね~。

ちょっとマニアックになってしまったものもありますが是非「腕試し」として考えてみて下さい(-ω-)/

 

ワイン概論

・醸造酒とは何か?

・ブドウの栽培条件について述べよ!

・ロゼワインの製法としてどのようなものがあるか?

・マロラクティック発酵とは何か?

・ステンレスタンクと木樽による発酵・貯蔵の違いは?

・シュル・リーとは何か? 

・ビオディナミについて説明しなさい!

 

シャンパーニュ地方・スパークリングワイン

・動瓶を行うのは何故か?

・スパークリングの製法としてはどのようなものがあるか?

 

ブルゴーニュ地方

・ロマネ・コンティについて説明しなさい!

・ボージョレ・ヌーボーについて説明しなさい!

・マセラシオン・カルボニックとは何か?

 

ローヌ地方

・シャトー・ヌフ・デュ・パプについて説明しなさい!

 

ジュラ・サヴォア地方

・ヴァン・ジョーヌについて説明しなさい!

・ヴァン・ド・パイユについて説明しなさい!

 

ラングドック・ルーション地方

・VDN・VDLの違いを説明しなさい!

 

イタリア

・ヴィーノ・ノヴェッロとは何か?

・ヴェルモットとは何か?

 

スペイン

・シェリーの製造におけるフロールとは何か?

 

ポルトガル

・ポートワインの製造におけるベネフィシオとは何か?

・マデイラワインのカンテイロとエストゥーファの違いを説明しなさい!

 

ドイツ

・シュペートレーゼとは何か?

・ロゼワインのヴァイスヘルプストとロートリングの違いは?

 

オーストリア

・ホイリゲとは何か?

日本

・国内で生産されているワインの主要なブドウ品種について説明せよ!

 

テイスティング

・第一アロマ・第二アロマ・第三アロマの違いについて説明せよ!

 

チーズ

・チーズとは何か?

・ホエイとは何か?

・ナチュラルチーズにはどのような種類があるか?

 

ワインの管理

・ワインの理想的な保存条件を述べよ!

 

ワインのサービス

・ワインの温度を下げた時と上げた時の印象・味・香りについて述べよ!

・ワインにおける空気接触の効果について述べよ!

 

その他サービス

・食前酒・食後酒の役割について述べよ!

 

日本酒

・浸漬とは何か?

・麹とは何か?

・酒母とは何か?

・三段仕込みとは何か?また何故そうするのか説明せよ!

・上槽とは何か?

・日本酒作りに適した米の特徴を述べよ!

・理想的な醸造用水の条件について述べよ!

・灘の宮水、伏見の御香水 の違いとは何か?

・良い酒母の条件とは何か?

 

酒類飲料概論

・下面発酵ビールと上面発酵ビールの違いについて述べよ!

・単式蒸留焼酎について説明せよ!

・ウイスキーの分類としてどのようなものがあるか説明せよ!

 

解説動画

youtu.be

 

今回は以上です( `ー´)ノ

試験前日はあまり無理しないよう気を付けて下さいね~。