このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回のテーマは ソムリエの「サービス実技」を2週間の練習でなんとかする為のコツというか大前提 についてです('ω')ノ
先日、2ちゃんねるを見ていると「三次試験の練習はスクールに通う?知り合いに教えてもらう? 自力で練習する? どうしたらいいの?」みたいな書き込みを見つけました。
これに関して筆者の答えは「自力で2週間ほど毎日練習したら余裕でイケる!」です。
その為には3つの前提があると筆者は考えているのですが、それでは1つ1つ見ていきましょう('ω')ノ
(前提1) 道具を全部揃える
→しっかりと練習する為にまず道具を揃えて下さい! 話はそこからです(笑)
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(前提2) 最新の協会の動画だけを信用する!
→かなり昔にソムリエに通った方の話やYoutubeにひと昔前のサービス実技の有名な動画がアップされてたりしていますが、これらを信頼するのはやめましょう!
という理由は審査の基準が昔と変わってきているからです。
例えば 最新(2017年)の動画を見ると、ワインのキャップシールを外した後に紙ナプキンでワインのクチを拭いています。これは国際ソムリエ協会(ASI)が「手持ちのトーションは以前に何を拭いたか分かったものではないので使うのをやめよう!」というお達しを出したそうです。古いソムリエさんでこういった情報を知らない方にアドバイスを求めたら「トーションで拭かないの(◎_◎;)?」って事になってしまうでしょう!
また現在はデカンターへワインを注ぐのも「極力お客様のワインは無駄にしない」という考えから、若くて滓(オリ)の無いワインだったら全部残さずに注ぎきるのも正解としています。これも古いソムリエの人に聞いたら「とにかく1センチ残すように(; ・`д・´)!」なんてアドバイスされるかもしれません。
こんな感じで時代と共に協会の動画も進化していっているのです。という訳で絶対的に信頼すべきは最新の動画です。古い資格保持者にトンチンカンな事を言われて惑わされない事が肝心なのです。お分かりいただけましたでしょうか('ω')?
...で、しいて仮に人に教えてもらうとしたら、こういった最新の動向を知っている人(=協会でも審査に関わっている方)にお願いするべきかと思います。
(前提3) 時間を計る!
冒頭に2週間と書きました。筆者個人の話ですが、その期間中の内容としては1日に練習は1回~4回(コルクまでちゃんと抜く練習を1回、コルクを抜いたワインでの練習を3回)といった感じで行っていました。
振り返ってみて良かったかなと思ったのは、ちゃんと最初の練習から時間を計っていた事です。
ちなみに筆者はiPhoneのタイマーを愛用していました。
もちろん制限時間は試験と同じ7分にセット( `ー´)!
おそらくパニエでの抜栓など慣れないウチは一連の動作を素早く行うのは難しいかもしれませんが制限時間を意識する事は非常に大切です。といっても毎日2週間もしっかり練習してれば試験当日でも時間が余りまくると思います(笑) 実際、筆者や多くの受験者の方もそうだったのでご安心を。
...というのも実際の試験ではデカンターのリンスが無かったりテーブル間の移動がなかったりと省略されている点が多いので時間は短くなるのは当然なのです。詳しくは以前の体験談の記事をご覧下さい。
三次試験サービス実技 2016年度 筆者の体験レポート@大阪会場 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
まとめ
今回の内容をまとめると...
「まず道具を全部揃え、古臭い情報(youtube動画・人)に惑わされずに協会の最新の動画だけを信頼し、時間を計って 2週間練習する!」という事になります(´_ゝ`)!
解説動画
次回は「赤ワインのデカンターの流れとポイント」を先日のソムリエ協会の例会で得た最新情報をもとにご説明したいと思います。乞うご期待!