ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


【イタリア】バローロの土壌とかクリュとか分かるかな?


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当ブログの運営は、神戸の気軽にワインが楽しめるバー Takamocori が行っております。


今回もフォローアップセミナーの内容を深掘り

 

【参考資料】

・ソムリエ教本2019 - P495~497

 

en.wikipedia.org

 

↓04:20~

www.youtube.com

 

【解説】

もうさすがに バローロ がイタリア ピエモンテ州 DOCGワインだってのはいいですよね~。「王のワイン」「ワインの王」とか呼ばれてまっす。

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生産色は のみ でブドウ品種は ネッビオーロのみ※

※90年代に一時 90% に緩まったけど、また100%に戻ったそうな 笑

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とりあえず↓バローロのコミューン名★は覚えよう!

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東西で土壌のタイプが違う

西→東で標高が高くなっているので、

でき上がるワインの味わいが変わってくるよ~。

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ここで規定をチェックしておこう!

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バローロのアルコール度数13%以上
法定熟成期間3年間 (収獲翌年1/1~) その内 木樽熟成 2年

リゼルヴァ5年

 

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ちなみに、キナで風味付けしたバローロ・キナートってものあるみたい。食後酒として飲まれるようです。

キナってのはアカネ科の植物で19世紀末イギリスがインド植民地化にあたりマラリア予防に使われてました。実はトニックの原料も同じキナなんだけど、そのまま飲むにはあまりにも苦くてマズかったので民間療法としてジンと混ぜてジン・トニックつーカクテルが生まれたってのはバー業界じゃマメっす☆キリッツ


エクセレンスを受ける方はバローロのクリュ★もチェックしておいて(; ・`д・´)!

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【編集後記】

・最近の試験はかなりマニアックになってきているので、もしかしたら一般呼称でもカンヌビとか出たりするかも。

...というのがニュージランド - セントラル・オタゴのサブリージョンまで出たりするレベルになっているので。

 

(追記)

・軽くこれまでのバローロの流れをまとめておきまっす!

~19世紀半ば : フランス人醸造家を招いて技術革新= 甘口→辛口

~20世紀半ば : ネゴシアン台頭 - ブレンドが主流

1960年代 : 生産者個人が単一畑のバローロを出し始める

1970~80年代 : フルーティー&軽めのトレンド(=バローロ・ボーイズの活躍)

...で、2019年3月↑クリュ★などが法律で単一畑を表す 「MGA(Menzioni Geografiche Aggiuntive=追加地理言及)」として認められました~。さすがエノテカさん良い記事っす。※wikiでは MeGAって略

www.enoteca.co.jp

 

以上