今回は手抜きで恐縮ですが 試験の論述 を想定(ソムリエのみ)、もしく人に聞かれてパッと答えられるか? 力試しにご覧下さい。
▼問題
以下チリワインのキーワードについて簡単に説明せよ。
① プロヴィナージュ
② ヴィティス・ベルランティエリ
③ Nematoda
④ ロタンドン
⑤ VIGNO
⑥ MOVI
⑦ カルメネール & その語源
(ソムリエ教本2021記載 - 237-252ページ)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
▼答え
①プロヴィナージュ(provignage)について
=ブドウの樹を育てるのに、台木からじゃなく、ブドウのツルを引っこ抜いて土をかぶせとけば勝手に生えてくるってやり方!!
↓やはり教本まるパクリ(コピペ)の他のサイトとは一味違う解説♡
②ヴィティス・ベルランティエリ = 北米品種
まず語源から...
これだけは人名 (笑) 先人(のスイス人)に敬意を表したってワケ。
=American wild vine, which was managed as a separate species under this name until the 1990s. It was named in 1880 by the French botanist Jules Émile Planchon (1823-1888) after the Swiss biologist Jean-Louis Berlandier (1805-1851), who first described it in 1834.
ルペリトス、リパリアと並べて特徴を比較しておきましょう!!
・ヴィティス・ルペリトス=「岩ブドウ」の意 : 乾燥に耐え根が深い
・ヴィティス・リパリア=「川ブドウ」の意 : 根が浅い (水辺だと根が深く伸びる必要が無かったのでは...?)
↑2つは地表近くに水分が多いと頑張って根を伸ばさない=怠け者
・ヴィティス・ベルランティエリ (=北米品種) : 乾燥と石灰質土壌に強い & 根が深く伸びる → 台木に利用される
③ネマトーダ (Nematoda) - [和名] ネコブセンチュウ について
名の通り、根にコブをつくって腐らせる害虫 (ってか線虫)。グロ注意↓
[所要時間 : 1分22秒]
④ロタンドン (胡椒のような香りの原因となる物質) について
...特に冷涼な気候のもとで栽培されたシラーにはこの香りが強く...
「様々な香りの物質名もサラッと言えるように!」というのが近年の協会主催のセミナーでの空気感。↓ページは試験に出そうな物質名多め!!
⑤ VIGNO (ヴィーニョ) について
マウレ・ヴァレーのカリニャンの古木を救う活動
[条件(雑ですが...)]
・樹齢=30歳以上
・灌漑していない
・24ヵ月熟成
[所要時間 : 3分23秒]
⑥ MOVI (モビ?) = Movimiento de Viñateros Independents (モビメント・デ・ビニャテロス・インデペンデンツ)について
↑と同じくマウレ・ヴァレーの生産者が独立し、海外からの移住してきた生産者と協力するために立ち上げた生産者団体。
2008年からMauleでGarage Wineと共に働いているDerek Knappは、彼らがこの地域に到着したとき、地元の生産者からワイン用のブドウを購入することができたが、生産者を連れて来る必要があることにすぐに気づいたと説明する2010 年にMOVI (Movimiento de Viñateros Independents)という協会を設立しました 。
「規制は中小企業を対象としていないため、小規模な生産者が国際的にワインを販売する機会を作りました。MOVI は、農業の規制機関である SAG との特別委員会に参加しており、事務処理を簡素化し、メンバーに小規模な売り手として生き残る方法、他の人と協力し、協力し、自分ではできないことを行う方法を教えています。 」とナップは言います。
[所要時間 : 13分54秒]
⑦ カルメネール の語源
カルメネールの名前の由来は "crimson(クリムゾン)" = 真紅(しんく)※ から。
※深みのある真っ赤な紅色
以上