ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!

独学での勉強方法をご紹介。オリジナル問題集や過去問を解いていただきながらポイントを解説します。


「ミュスカデ」の語源 〜 他、オルレアン(仏ロワ地方)の立地を考える


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店で、シュルリータイプの「ミュスカデ」を出す予定

 

…で、調べておきました

関連箇所は:ソムリエ教本2024 P721

 

語源

…をネットで調べても、ほとんどが、ムロン・ド・ブルゴーニュ=「ブルゴーニュ産のメロンっぽい(ブドウ)」ばかり

 

いやいや、俺の知りたいのはミュスカデ自体の意味なんだよっ(怒)!

 

…ってwikiを見たら

ムスク(=麝香)っぽいワインってニュアンス

the name Muscadet refers to an alleged characteristic of the wine produced by the melon grape variety: vin qui a un goût musqué (wine with a musk-like taste).

 

でも、そんな香りしねーわなって笑

However, according to wine expert Tom Stevenson, Muscadet wines do not have much, if any, muskiness or Muscat-like flavors or aromas.[1]

 

(原文)

en.wikipedia.org

 

歴史

さらに、調べていると↓を発見!

wsommelier.com

 

18世紀初頭の大寒波で全滅したから、寒い地域のブルゴーニュの品種をもってきたのね、んで、気候が違ったから香りが消えたってわけだったとは!

(筆者の個人的推測)

昔のナント人「ブルゴーニュから品種はパクったけど

こっちで育てたら、香りも無くなったし、味も薄(う)っすー

ワインとしては、パンチがなさ過ぎる!

せや、シュル・リーや!」みたいなノリかと…

日本の甲州とか白ワインもそんな流れだったよねー、って今でも? さておき…

 

そういや、↑ウィキにも書いてたじゃん!

ブルゴーニュって切りクチ、めっちゃ重要じゃん(驚)!

 

↓日本語訳が雑だから読み飛ばしてたぜぃ!

裏ではオランダ人が手を引いて、さらに蒸留酒の原料にもなってたみたい

メロン・ド・ブルゴーニュは、当初、17世紀以前にこの地域に植えられました。1709年の厳しい凍結が地域のブドウのほとんどを殺した後、それは支配的になりました。フランスのワイン貿易の主要な俳優であったオランダのトレーダーは、この品種の植え付けを奨励しました。彼らは生産されたワインの多くを北ヨーロッパで販売するためにオードヴィ蒸留しました[2]

(翻訳ページ)

en-m-wikipedia-org.translate.goog

 

そういや、先日のビールの歴史の動画

ドイツを寒波が襲って、ワイン産業が廃れたみたいな事言ってたっけ?

 

おすすめ動画

最後に、同地方のオルレアンが↓動画に出てて面白かったからご紹介

都市の立地を考える上でが重要!

「パリ」はいつから首都だったのか?花の都の古代から中世までの歴史 - YouTube

youtu.be

 

今回のミュスカデの件しかり、いつもブログを書いていて

「こんな大切な事も知らずに、よく偉そうに普段ソムリエなんてやってるよね?」と思う、笑

 

以上