このブログでは、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験に挑戦しようと思われている方を対象に
「毎回、もう+(プラス)1点」とれるような学習のヒントをお届けしております。
今日は
アルマニャックです。
馴染みのない方はブランデーの「コニャック」の兄弟みたいなもんだと思っておいて下さい。
問題です!
◆Q1.アルマニャックの場所は①と②のどっち?
◆Q2.アルマニャックの伝統的な蒸留の回数は?
A.1回
B.2回
C.3回
◆Q3.アルマニャックの生産可能色はどれ?(複数選択可)
A.赤
B.白
C.ロゼ
◆Q4.アルマニャック地方のVDLを次から選びなさい
A.ピノ―・デ・シャラント
B.フロック・ド・ガスコーニュ
C.フロンティニャン
回答と解説
◆A1.正解は②
ちなみに、ボルドーの近くで南から順番に頭文字をとって「ABC」と並んでいます。
A=Armagnac アルマニャック
B=Bordeaux ボルドー
C=Cognac コニャック
◆A2.正解は1.アルマニャックの蒸留の回数は伝統的には連続式蒸留器で1回ですが1972年より2回も認められました。
ちなみに、コニャックは単式蒸留器で2回。
樽のサイズの違いも要チェックです。
・コニャック(300L=バリック)
・アルマニャック(400L=ピエス)
◆A3.正解は.BとC 白とロゼです。
アルマニャックは「赤」は生産していないんですね。
『アルマニャックには赤色が「ないマニャック」』と覚えましょう。
◆A4.正解はB.「フロック・ド・ガスコーニュ」
ちなみに、コニャックは「シャラント県」にあるのでピノ―・デ・シャラント。
アルマニャックのフロック・ド・ガスコーニュもセットで覚えて下さい。
フロンティニャンはラングドック地方です。
おまけ
アルマニャックは、昨年度(2016年)のソムリエ試験の2次(テイスティング)に出題されていました。
あまりにコクがあったので、試験では「シングルモルトウイスキー」と勘違いしていまったのは、著者のニガい思い出。
まだまだ修行が足りません。