今回はもソムリエ協会冊子から
こちらの記事、クラフトビールの現在地より
クラフトビール元年について。
クラフトビール元年 = ルールがゆるくなった年
ビールは下がり方が特にエグい。(後で他の酒と比べてみて!)
1994年、酒税法改正。ビールの年間最低製造量が 2000キロリットル → 60キロリットル に引き下げられ、日本各地に小さなビールメーカー(Microbrewery/小規模醸造所)が多数誕生
そもそも「クラフトビール」って小規模の生産者がつくるビールのことだったのに、大手まで同名を名乗り出して、もうなんのこっちゃ分からないッスわ的なコメント最高。
(全部しっかり読もう!)
他の酒はどうなってる?
最近増えてきている特区では…
果実酒(≒ワイン) 6キロリットル → 2キロリットル
リキュール※ 6キロリットル → 1キロリットル
日本酒 60キロリットル → 税務署の匙加減次第(↓動画参照)
(この文章も面白い。ぜひ読んで!)
https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kenkyu/ronsou/110/03/03.pdf
※トマト、お茶、蜂蜜、ドクダミ草、フルーツ(みかん、レモンとか?)など様々
(特区一覧、お近くの県を調べてみて!)
[構造改革特別区域法による酒税法の特例措置の認定状況一覧(令和5年3月認定分まで)]
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/30/03/01.pdf
では、ワインの元年は?
小さなマイクロ・ワイナリー元年は2003年っぽい。
(切実さを感じるリアルな記事)
最低製造数量の存在意義
最後に…。↑「(略)在り方」についての文章をみると
税収と品質の確保をしたいってことだけど
昨今の規制緩和は これまで大手を優遇し過ぎたより戻しかと。
明治〜昭和の軍需や大量生産時代が終わり、当節ますます衰退する地域経済を立て直すには、草の根レベルで小さな生産者に頑張ってもらうしかない?
(再生は1.75倍を推奨)
カキヌマ酒造 第157回 日本酒の製造最低基準とは? ~ゆるくてグレーな基準~ - YouTube
以上