このブログでは、ソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
今回のテーマは
「フランスの新ワイン法」です。
フランスの旧・新ワイン法での格付けの変更点をおさえて下さい。
それでは、問題にチャレンジして
現時点での理解度を確認しましょう!
問題です!
(難易度★☆☆☆☆)
下の図は、2009年のヴィンテージから定められたフランスの新ワイン法です。
旧ワイン法との関連から、①~③に当てはまる名称(アルファベット)と意味を答えなさい。
また、③については、ラベルに表示可能になった項目を2つ挙げよ。
回答とメモ
いかがですか?
今回はかなり簡単な内容なので選択肢は無しにしましたf^-^;
分からなかった方は、しっかり覚えましょう!
①A.O.P (Appellation d'Origine Protegee)
地理的表示付きワイン(保護原産地呼称ワイン)
固有の特徴を持つテロワールに基づいたトップカテゴリー。
②I.G.P (Indication Geographique Protegee)
地理的表示付きワイン(保護地理表示ワイン)
地域レベルに基づくワイン
※ちなみに旧ワイン法のPays=は「〇〇の地」・「場所」という意味。
③Vin
地理的表示なしワイン
「(ブドウ)品種」「収穫年」が表示可能になりました。
おまけ
さて、いかがでしたでしょうか?
今回も簡単な内容でしたね。スーパーのワイン売り場なんかでもフランスの安価なIGP(地理的表示付きワイン)が置いてあったりします。実際に色んなボトルのラベルを観察してみるのも良い勉強になるはずです。
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