さて、やっとこさクロアチアの続編です。
前回は雑だったかなぁと反省。まぁ、最後に総集編で巻き返す予定です!なんて自分にムチを打つ。
で、今回から沿岸部。
アドリア海の楽園って感じですね。もう頭の中は紅の豚とか魔女の宅急便の世界ですよ。
とテンションを上げましょう!もう画像は貼らなくてもいいよね。脳内再生で。
◆フルヴァッカ・イストラ
最初は逆三角形みたいになってるイストラ半島のココから。
名前のフルヴァッカって「クロアチアの」って意味でしたね。
やたらオラが国を意識するネーミング多し( 一一;)
で、とりあえず、この産地の中にあるMomjan モムヤン の Kozlović カズロヴィック・ワイナリー の動画をみて( `ー´)ノ
まぁ、冒頭のよくあるワイナリーの説明はいいとして
ブドウ品種的にこの辺りは 白のマルヴァジア、黒のテランって言ってますね。
マルヴァジアは フランス - コルス島のマルヴォアジ・ド・コルスと類縁にあるとの説がありまっす。ギリシア原産。
テランはイタリア(フリウリ...)とスロヴェニアの国境あたりが原産。フリウリのカルソってDOCにブレンドされていたりします。レフォシュクとかがシノニムなのね。
教本に モムヤン の ムスカ(白) が有名と書かれてますが↑の動画で現地ではモスカート・デ・モミャーノ(モムヤンのムスカって意味)と呼ばれている模様(-ω-)/
モムヤンは半島でも北側にある!
ちなみに、このフルヴァッカ・イストラは国内最大級の産地!動画のオジサン曰く以前のソ連・ロシアの社会主義の影響下では大量生産を求められたけど、現在は減産してブドウの質を高めているんだとか。
クロアチアのみならずバルカン半島は真っ赤だった。この辺りは以前ご紹介した映像の世紀を見てたらが繋がるんだけどね~。キッカケは↓16:30くらいから。バルカン半島の支配権をめぐってチャーチルとスターリンの密約があったのよ(; ・`д・´)
教本にのってる、この産地のワイン品質の向上に寄与した Thea Association of Vinistra ヴィニストラ協会 って、スペルを見たら Vinistra イストラって分かるよね~。
あと、プーラの近くにあるカラヴォニア湾は「素晴らしいワインの湾」って意味だ!と書いてあります。ヴォニアはワインのvinoから来てると思うんだけど、そういやスコッチの CAL ILA(カリラ)って アイラ海峡 って意味。どうも C (シー) が入ると海ってニュアンスが入るのかね~。漢字の「さんずいへん」みたいなニュアンスかと勝手に想像 (´_ゝ`)
なおプーラはイストラ半島の先っちょ!
今回は以上。
次回はフルヴァッコ・プリモリエからでっす( `ー´)ノ
[編集後記]
ちょっと余談にこのブログの全国での読者の分布をご紹介しましょう。
今くらいの時期、1日のアクセス数はユニークユーザーが約600人、1人3~4ページを閲覧している計算なのですが、面白いのはコチラのデータ!
このブログは神戸(兵庫)で書いていますが、なんと読者の半分は東京・神奈川を合わせた首都圏の人が見ています。やっぱ東京モンは勉強熱心だっぺ~。と言わざるをえないですね。人口もあるけど競争も激しいのかも(; ・`д・´)
何かビジネスをするなら東京!というのも頷けます。
そうそう、新しい2019年のソムリエ教本が今朝手もとに届きました。
別に受験するわけじゃないから、本だけ買ったわけなんだけど4320円。会員価格なのか思ったより高くなかったです。今書いてるクロアチアがほぼ変更なしでラッキー☆
先日読者の方よりリクエストを頂いたので新しい教本の所感なんて書いてみようと思ってます。
勉強会用のワインを購入しました。やっぱ教本に出てくるワインとして一度は飲んでみたかったのよ~。楽しみでっす。
人数は全然集まっていませんが、とりあえず転んでも前のめりが座右の銘。ぼちぼち有志が増えれば良いかなと考えています。