今回はアメリカはカリフォルニア州のセントラル・コーストです。
目次
さわり
まずさわりとして↓を見ても良いかも。
Discover California Wines - California Wine Institute
海側=寒っ ⇔ 内陸部=暖か~
次に↓
北米のカリフォルニアでも南米のチリとかでも寒流の影響で太平洋側(海側)は寒い!ってことね。
カリフォルニアといえば霧(きり)
で、この辺りは霧(きり)が発生するんだけど↓でなんとなくニュアンスを理解しておいて! 百聞は一見に如かず(; ・`д・´)!サクラメント・ヴァレーとかサン・ホアキン・ヴァレーの位置は↑の地図を参照
May Gray or June Gloom | Discover the Marine Layer
セントラル・コーストのソムリエ教本(2019年)でのポイント まとめ
去年('19)のもので恐縮ですがまとめるとこうなります!
個々の解説
リヴァモア・ヴァレーのウェンテ・クローン
実はこのクローンがアメリカのシャルドネの約8割を占める(; ・`д・´)!マジカ...
↑と同じ内容多し!
ウェンテ・ヴィンヤーズ<Wente Vineyards> - カリフォルニアワインとピノノワールのワイン通販はしあわせワイン倶楽部
↑リンク内の動画。ウェンテ・ワイナリーの5代目↓が出てまっす。ドイツ系移民。禁酒法(1920~33年)の苦しい時代は教会の礼拝に使ってもらってたそうな。おそらくユダヤ系。(後ほど補足します。)
サンタ・クルーズ・マウンテンズは標高が高い!
→これだけ例外的にセントラル・コーストAVAには含まれません。
ついでに全体の標高差を意識しておいて↑
↓小さくて恐縮ですがまとめ画像からの切り抜きです。ご参考まで...
以下分からなかったらこの図に戻ってきて!
マウント・ハーランは↓ワインの説明を読んで!
カレーラってブランド。↑ガヴィラン山脈※沿い。
※ソムリエ教本では「ガヴィラン」ってなってるけど、"Gabilan Range" だから「ガビラン」が正しい思う。
シャローンは同じくガヴィラン山脈沿いでシャローン峯(みね)に由来。実は1976年のパリス審判で白が3位に入賞。(人名)ディック・グラフは創業者。
モントレーは↑サリーナス・ヴァレーにそって南の↑キング・シティまで細長く伸びてます。↑ぽこっと凹んでるとこがモントレー湾(Monterey Bay)だと覚えておくと便利!
サンタ・ルチア・ハイランズ(≒サンタ・ルチア山脈)は↑サリーナス・ヴァレーの南側を走っている!
パソ・ロブレスのダブラス・クリークについてはこちらを参照。そう仏はローヌ系の品種でしたね~。
西→東に...
太平洋 → エドナ・ヴァレー → アローヨ・グランデ・ヴァレーの順。
サンタ・マリア・ヴァレーのオー・ボン・クリマは有名ですね。↓説明を参照
サンタ・イネズ・ヴァレーはセントラル・コーストの南端の代名詞みたいなAVA。西側のサンタ・リタ・ヒルズはこれのサブリージョンの1つ。
...ってのは全部↑まとめに書き込んでますので、じっくり眺めてみて下さい。
これくらい分かれば行けると思いますが...
もっと深く知りたい方はワイン・サーチャーの↓記事がオススメ。
https://www.wine-searcher.com/regions-central+coast
...によると
サンアンドレアス断層を理解して...
神の雫ファンのみならず↓くらい知っておけば通!
↓1本5,861ドル≒約64万円くらいするのもあるのか~( 一一;)
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【編集後記】
推測 - ウェンテ・クローンが広まった理由
推測ですがウェンテ・クローンが広まった理由として、1995年からイスラエルの会社と連携してコーシャ・ワインを造っている↑ところからユダヤ系かと。
で、↑によると「ブドウ畑の10%を収穫しないで誰でも収穫できるようにする」などの規定...とあり、宗教上の理由もあって色んな人に分け与えていたからではないか?と。ユダヤ系移民のネットワークもありそうですし。もちろんブドウ自体の質が高いというのは大前提ね。
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あと、今回の雑な感想ですがマウント・ハーランとかオー・ボン・クリマってけっこう南にあるんだな...(´_ゝ`)ってこと。実は今回までイマイチよく分かってなかったという(汗) こんなダメオヤジが書いてるブログです。
以上