どもー。今回はドイツのモーゼルの続きっす。
↑コッコヘム / ブレム / カルモン の位置はモーゼル下流域にはいったとらへん↓地図参照!
さわり動画
まず復習からだけど、↓動画でモーゼルの環境を思い出して(; ・`д・´)!
先日勉強したのルーヴァ―タール↓で学費を稼ぐために実家のワイナリーを継いだ女性がモーゼルをご紹介↓ 4分51秒 才能あって良かったね~。やや旅サラダ感www
Recommended - The Moselle Valley | Discover Germany
覚えるべきベライヒ - 特徴まとめ
さて、次に試験的なポイントに入りましょー。
この前のイラストのリサイクルで申し訳ないm(_ _)mですが、ソムリエ教本'2020 の内容をまとめると↑
6つのベライヒを覚えよう!
まず、6つの★ベライヒ(地区)を上流から覚えよう!
南(下のほう)=ルクセンブルク-ドイツ国境付近のモーゼルトーア(=「門」の意)から北に向かって合流する川やそれぞれの名前の意味↑を確認していくと覚えやすいかも。面倒な方はせめてモーゼルの中心地であるベルンカステルの位置くらいは分かっておくと吉。
ここは絵本の世界?ベルンカステル クース【ドイツ】- ベルン=「熊」説
Bern (...の語源) - Wiktionary(ベルン=↑「熊」だけとは限らなさそう...実は 英バーナード / 仏ベルナール とかって名前もこれの変化形)
ドイツ語「ブルク」=城!
ちなみにブルク (Burg) ってドイツ語で城って意味。実はこの辺り「〇〇ブルク」だらけなんだけども...( 一一;) 興味ある方は↓
https://i.pinimg.com/736x/75/d0/55/75d055e032dcc1e785ded862c26d89be.jpg
土壌名は以前に...
ところで↑に コイパー、三畳紀、粘板岩(スレート)、流紋岩 など 土壌(どじょう)系のキーワードをちりばめてますが分からなければ↓を参照! 以前からちゃんとホノめかしてましたよっ。
【ドイツ】モーゼル - ソムリエ教本'20 の内容をダラダラ解説する - その1『地理・土壌』編
↑青色粘板岩(スレート)について
付け加えておくなら↑ヴェーレン付近の青色(の)粘板岩(スレート)土壌は日中に太陽の熱を蓄えておけるから寒い地域のブドウの栽培に良いってわけ。といっても別に青色だけが良いって意味ではなく、石の色が黒に近づく↓から。
The blue slate rocks of the Mosel Valley in Germany retain(保持) heat from the sun which is great for the cool climate region.
Introduction to Soil Types and Wine | Wine Folly
(ワンランク上を目指す方にオススメ)
↓こんなマニアも..."I am a real fan of the Blue Slate"
Wine Spectator Declares Our Blue Slate Riesling a Smart Buy! | Dr Loosen
↓スレート≒石灰質。この辺りを分かっていれば通。素晴らしい記事です(脱帽)
ワインのちょっとマニアックな知識!粘土質に続き、石化質の土壌について! | 家ワイン
(追記)『岩の色』について
「↑おっ、キレイな岩やん。でも青いのはナゼ( 一一;)!?」と筆者と同じギモンを持たれた方も多いかと(笑) これは火山などの熱の影響で、その土壌に含まれる鉄分が地中などの酸素不足の状態で燃焼(≒酸化)した場合に青くなるようです。逆に以前にやったオーストラリアの「テラロッサ」の赤色なんかは地表(や水中)など酸素に触れる状態での通常の酸化。 ↓ややズレますが焼き物の世界(...の焼き方)に近いかと。
酸化鉄(さんかてつ)とは何? Weblio辞書 - 酸化鉄Ⅱ(≒青色)、酸化鉄Ⅲ(≒赤色)
http://www.city.seto.aichi.jp/files/rekishi/PHOT/57-6.jpg(化学式)
分かりにくい地名
あと、ユルツィヒ村とかヴェーレンの位置とかを見ておいて☆彡 中流のベルンカステル内(ない)でっす! 教本には名前しか載ってませんので...
ブドウ品種
地図にはエルブリング※とか耳慣れない品種が書いてますね~。
↓ちょっと古いデータで恐縮ですが...
白ブドウ品種としては基本的にリースリングがメインなんだけど1950~80年代前半に流行った安い甘口ワインを大量生産する為にエルブリングやリースリングの交配品種のミュラー・トゥルガウやケルナーが重宝された歴史があるよ(; ・`д・´)!
ミュラー・トゥルガウ - Wikipedia - (ブドウ品種の歴史を参照)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mosel_(wine_region)#Viticulture(←この辺りも面白い!)
赤(=黒ブドウ)は上品 / 繊細なピノ・ノワール(≒独名シュペートブルグンダー)の対比として果実味やアロマがしっかりしたドルンフェルダー(交配=ヘルフェンシュタイナー x ヘロルドレーベ) オシ(; ・`д・´)!↓07:57~モーゼルの赤について
Mosel Wines - Moselweine - Germany: Wines of Moselle Valley - German Riesling Wine
交配品種の話 3 ドルンフェルダーの盛衰 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト
お時間が許せば他の品種も学んでおきましょう。
ケルナーとは――味の特徴、おすすめワイン、主な産地をチェック
※エルブリング ⇔ エルプリング 重箱の隅ツツキ系の方へ >> サーセン!!
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内容盛り込み過ぎなので、今回はここまで~。
次回はモーゼルの歴史やら覚えるべきブドウ畑について書く予定です。
SNS(twitter & FB)にはある程度内容をまとめてリンク集にしてから投稿しようかと。けっこー公開した次の日に記事イジってるし(汗)
以上