今回もワインの内容でなく恐縮ですが、汎用性 のある ビジネスの話 をしてみたいと思います。
つい先日、水商売 に入って10年目くらい になりました。ここで筆者が バーテンダーとして働いて得た気付き をご紹介しましょう!!
★その1: 「どれだけ頑張っても、好かれる or 嫌われる 確率は一定」
さて、まずはここから。
筆者は80年生まれの ファミコン世代 ですが、ドラクエ とか ファイナル・ファンタジー とかいわゆる RPG(=ロールプレイングゲーム) では モンスターと出くわす確率 = エンカウント率 というものがあります。
...で、 現実世界でも、これに近いところがある と思っていて、それは筆者がバーテンダーとしてカウンターに立っていたとしたら「僕を好きになってくれる方」も、はたまた「嫌い(≒苦手)という方」も 一定の割合 でご来店されるということ。
つまり、お客さんが100人ご来店されるとして、比率 はさておき、例えば 70人は僕が好き(≒許せなくもない)、30人は僕が苦手(≒嫌い) ということになります。
あ、そうそう忘れていましたが、↑の「頑張る」を 定義 しておくと 料金 や 飲食物 + サービス内容の充実度 といったニュアンスです。
飲食の方なら、「あ、今夜はサービスし過ぎちゃったかな。てへ。」なんてことも多いかもしれませんね (笑) あまりケチり過ぎても店としての魅力が無いし、かといって大盤振る舞いし過ぎてもダメなので経営は「芸術性と合理性の"はざま"」にあると言えるでしょう。
◆その2:...であれば 4つのパターン に分類できる!
さて、この辺りから そろそろ本気を出していきます(笑) が、つまりこーゆーこと(; ・`д・´)!
個人的に飲食を始めたての方や、若い方がダーツバーなんかをオープンをされて失敗する理由が ↑緑の箇所 というイメージです。
恥ずかしながら、かくいう筆者自身、昔の純真な頃は「安くって皆が心地よく楽しめる家みたいな店」ってのを夢見てましたがちゃんちゃら甘かったですね(笑) そういった大志はさておき、やはり最低限の収益性には乗せないといけません。
◆その3:↑のマトリックスから言えること
★1つ目=『苦しい取り損』の場合は「嫌われる勇気」どころか「バッサリと切る勇気」が必要。...ってのも 「取り損」をしているだけに何度もリピートされてしまう から。(単純に"都合のいいよう"に使われてしまっているということね。)
★2つ目= ドM(尽くしてしまう) → ドS(尽くさせる) にシフト できると 楽。この辺りは 高度なテク が必要でしょうが、きっと "お客さんを育てる" といった概念になるのではないかと。
つまり、経営の戦略 としてはこんな感じ(↓)にするのがベターな予感。
◆まとめ
この考え方って、別に ビジネスだけに限らない と思うのよね~。なので、何かピンときた方は 様々な人間関係をいま一度精査 してみはいかがでしょうか(; ・`д・´)?
「アナタ、実は今、損をしていませんか?」
以上