前回の補足・続き的な内容。
当方飲食13年目の感覚を散文にしておきます。
誰かのお役に立てば嬉しい限り。
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さて、昨今の時代のキーワードは 弱者 かと思う。
結論として
弱者の打算的な優しさ・こびへつらう努力は全くのムダ。
これは飲食業でもどんなビジネスでも恋愛でも人間関係でも全てに当てはまる。
「安さとマジメさだけが取り柄(え)の店が潰れやすい」のと同じ。恋愛でもマジメなだけでは厳しいかも。
なぜなら、心まで貧しい貧乏人、損得勘定だけで生きている卑しい輩(やから)は、アナタがどれだけ尽くそうが、それを「当たり前」と思うだけで、感謝など一切しないからだ。
飲食店なら利用するだけ利用するくせに金を落とさないケチな客、タチの悪い友人、愛情の無い家族、ズル賢い上司・部下・同僚・経営者なども同様。彼らをツケ上がらせてしまうだけ。
だから、多少気が引けても 実力(お金、才能、美貌、社会的地位など)で相手の顔の頬(ほお)を引っ叩くべき!と読者にアドバイスしたい。
まず、飲食店であれば 安易な値引き や 過剰なサービス、へりくだりすぎる態度 などを改めるべきだし、個人であればヘラヘラした「愛想笑い」とかもそう。
自分の安売りは決してしない。そして相手が自分を見下したりバカにする原因となるような自らの言動を探り当て、慎み、徹底的に直すこと。
このように自分に無理をしてでも人にとりいるような姿勢・甘えは憎しみを生む。そして長続きしない。
むろん経済的にも精神的にもだ。例えば…昔は優しかった飲食店のオカミさんが、いつのまにか世を恨むモンスターに変身する理由がこの辺り。
さらに言えば、うっすら↑のようなことを意識しながらも、ついダラダラと続けてしまうのはスキル・見識・経験不足からくる自信の無さ、仕事の内容に対する自負心の無さに由来する。
そういや小学校の頃、とある学習塾の先生が「自分で勉強を何時間でもやれるだけやって、ダメだったら、遠慮なく僕に文句を言いに来て下さい。どうせ、そこまで強く言えるほど、まだまだ皆さんは努力してはいないでしょうから…」と豪語したのは今でも記憶に焼き付いている。「くやしい」と言えるくらいまで頑張ってみろよ!と伝えたかったのでしょう。
そこで大事なのは、たとえ人に理解されなくても勘違いでもいいから、何らかの努力を重ねた上で
「俺はこれだけのことをやっているんだ!この良さが分からない奴なんてバカだ!」と言えるようになること。そして 強気 でいくこと。
値段とか内容とか接客の態度とかね〜。大胆にも果敢にブチかましてやりましょう!
実のところ主観的なものに絶対的な正解など無いし、論理的にダメだと断定はできないのだから言ったモン勝ちなのだ。
この度胸が非常に大切。バーでよくある「私に似合うカクテルを作って下さい」の答えがここにある。ダメだったら「ごめんね〜」と謝ったら済むだけの話。たとえ大外れしようが明るく元気な声で自信満々に臨むのです。
で、当サイトで言えば、その為にワインを学んで欲しいし
料理人であればキレッキレの料理を作って欲しい。
さらに、もしかしたら店自体やスタッフを含めヒト・モノ・コトを全てイチから見直すべきかもしれないし
それには多くの(同業者の)観察を必要とするかもしれない。
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手段や方法はどうあれ、とにかく…
「オレはこれだけのことをやっているんだ!」
「色んなモノを見た上で言っているんだ!」
「調べ尽くした結果なんだ!」という自負・プライドを引っさげて
弱者 → 強者 になるのです。
この大いなる一歩を踏み出せるかどうかが人生の別れ道。
もし、この文章に少しでも ”引っ掛かるもの” を感じた方は
何でもいいから、”こびない方向” で行動を開始して欲しい!
弱気でヘタに他人に気を遣って生きるよりも、自分がやれるだけのことをやった上で、その後は中指を立てながら「ファック」と言い続ける人生に鞍(くら)替えすべき方も少なくないのでは?
これまでの屈辱・辛酸を「倍返し」するのです。
アナタの内に "秘めたる怒り" に気付き、それらを有効に活用しましょう。
読者の輝ける未来にキスを送ります。
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徳島より、ご来店ありがとうございました。
2022年WE合格。1次を1ヶ月半 "週末のみ" の勉強で通過は凄すぎ!!
ワインは都農のMBAでカンパイ。おめでとうございます☆=
以上