このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
このシリーズでは 2016年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の過去問題からポイントを探っていきたいと思います。
基本的に赤字の部分は頭にいれておいて下さい。最後に復習のテストを行います( `ー´)ノ
問題029 [フランス]
Côte Chalonnaise地区のA.O.C.で白のみが認められているものは?
1. Rully
2. Pouilly-Fuissé
3. Montagny
4. Mercuray
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正解は...
3. Montagny モンタニィ
ブルゴーニュ地方の コート・シャロネーズ地区 に関する問題です。
ブルゴーニュ地方 でも メインとなる コード・ド・ニュイ地区 や コート・ド・ボーヌ地区 のボリュームにおされ、このシャロネーズ地区の勉強はテキトーに流している方も多いのではないでしょうか ( 一一;)?
もちろんこれは昔の筆者の事です。
この辺りも影が薄い割には意外にしっかりと出題されてくるので、筆者と同じ轍を踏まないよう今回もしっかり勉強しておきましょう!
まず、今回も基本的なところから。
コート・シャロネーズ地区 とは、フランスは ブルゴーニュ地方の8つある地区の中の1つです!
↓ (拡大)
ちょうど真ん中くらいです!
さらにコート・シャロネーズ地区を拡大してみましょう!
ここでのポイントは3つです。
・まず5つの村の名前を覚える!
→覚え方は 頭文字のアルファベットをとって「BRMGM(ブリメジモ)」
・一番北と南にある ブーズロン村・モンタニィ村 は白のみを生産している
他の3つは赤&白です。
・↑でも一番北にある ブーズロン村 は 白ブドウ の アリゴテ 100%
簡単ですね。
ちなみに選択肢の 2. Pouilly-Fuissé プィィ・フュッセ は1つ南の マコネ地区 です。シャロネーズ地区とマコネ地区を混同しないようにしっかり区別しておきましょう(; ・`д・´)!
影が薄い2つの地区なので記憶がごちゃ混ぜになりやすいです(汗)
それでは、いつも通り復習しておきましょう!
練習問題
1・コート・シャロネーズ地区があるは?
「〇〇地方」
2・コート・シャロネーズ地区の位置は?
3・コート・シャロネーズ地区の5つ村の名称は?
覚え方は「〇〇〇〇〇」
4・白のみを生産している2つの村は?
5・白ブドウのアリゴテ100%で生産している村は?
6・次の村からコート・シャロネーズ地区以外のものは?(複数あり)
・ヴィレ・クレッセ
・ジヴリ
・サン・ヴェラン
・リュリー
・プイィ・ロッシェ
分からなかったらやり直し!
内容を読み返してね~(´_ゝ`)
おまけ
実際のコート・シャロネーズ地区の風景!
[The vineyard of Bourgogne seen from the sky ? Cote Chalonnaise et Couchois]
地区は違いますが、ブルゴーニュ地方で白ブドウのアリゴテといえば、NHKのプロフェッショナルで 現地でご活躍されてる 日本人醸造家 仲田晃司さんが特集されていましたね。素晴らしく感動的だったので是非みて下さい!超絶必見です!
今回はここまで!
次回は 共通問題[030] フランス からです。