今回も雑記。
「ニワトリのAOC ?」〜ブレス鶏について
まず…は、ソムリエ協会冊子から
この記事の
仏AOCを名乗るブレス鶏について。
生産地域
↑、ブルゴーニュ(地方)って書いてるのに
ジュラ地方のヴァン・ジョーヌ(=黄色いワイン)を合わせているのは、おそらく
この鶏が↑2つの地方にまたがって生産されているから。
(参考)
ソーヌ・エ・ロワールはブルゴーニュ地方南部、アン県はジュラ・サヴォア地方に属す ↓
特徴
同鶏の…については↓をサラッと流せばOK。
(日本語訳ページ)
www-bourgenbressedestinations-fr.translate.goog
フランスの国旗みたいなトリコロール・カラー
そういや鉄分って、酸化で赤、還元(←と逆)で青の色に変化するよねー。土壌と同じ。
…で高級品。
クリスマス価格で1羽、約150ユーロ(約18,000円!)で取引
ソムリエ教本(2023)では…
ちなみに、↑写真の料理は ジュラ地方「地方料理と食材」(P624)の
Coq au Vin Jaune [コック・オー・ヴァン・ジョーヌ] (ヴァン・ジョーヌを使ったクリーミーな鶏の煮込み) をベースに モリーユ茸 で変化をつけたもの。
おまけ:シャポン=去勢鶏
↓動画で「シャポン」って聞こえるのは 去勢した雄鶏 のこと。
Pourquoi la volaille de Bresse a-t-elle de plus en plus de succès (≒なぜブレスの家禽はますます成功しているのでしょうか) ? - YouTube
分類に興味があれば↓
基本:(小さい)ヒナ鶏:肉は柔らかい ←→ (成長した)オヤ鶏:…硬い
…が、雄(おす)は去勢することによって肉が柔らかく霜降りに成長する。
だから、せっかく去勢するのだったら、その後、長く生かしておかないと意味が無い。
早く食べちゃうと「オカマになり損(ぞん)」みたいな笑
・・・
試飲会:稲葉@大阪梅田2.7水
こちらも筆者は参加予定。春先は試飲会が増えてきて嬉しい。
業界関係者限定:酒販、飲食・サービス業など
以上