このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
このシリーズでは 2016年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の過去問題からポイントを探っていきたいと思います。
基本的に赤字の部分は頭にいれておいて下さい。最後に復習のテストを行います( `ー´)ノ
問題031 [フランス]
フランスの庭園として知られ、バラエティ豊かなタイプのワインが生産され る地方は?
1. Jura
2. Val de Loire
3. Bourgogne
4. Côtes du Rhône
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正解は...
2. Val de Loire ヴァル・ド・ロワール地方 (=ロワール渓谷地方)
ヴァル・ド・ロワール地方 は フランスの庭園 と呼ばれるといった内容は過去にも出題されています。
...というのも、美しい庭や古城が多いからです( `ー´)ノ
「ヴァラエティー豊かなタイプのワイン」というのは他の地域でも無くはないのですが、一応ざっくりとご説明しておきましょう(; ・`д・´)!
先ほどの地図に再登場願いますが、ロワール地方 は 西は 温暖な大西洋側 から 東は内陸の冷涼なブルゴーニュ地方までの 全長 約1,000キロ をほこる ロワール河 沿いに広がる に及ぶ細ながーい地域です。
このロワール地方は大きく4つの地区 に分かれていて、それぞれバラエティ豊かなワインが作られています。
細かいAOCまでご説明するとキリがないので、今回はざっくりと概要だけ知っておきましょう!
まず、下図の最上部にある4つの地区名、アンジュー・ソミュール地区の特徴的な地質である テューフォー土壌、最下部にある各地区での代表的なブドウ品種はロワール地方の基本です。確実に覚えておくように(´_ゝ`)!
しいて補足するなら、右端の冷涼なセントル・ニヴェルネ地区までいくとピノノワールが出てくるのでもうブルゴーニュ地方みたいなもんです。
さらに、各地区の代表的な地名 もよく出題されています!
地名が属する地区 と 地図上の位置 = 特に東西の関係 を頭に入れておく事が大切です。
あとは、こんなブドウのシノニム(別名)を覚えておきましょう!
以下2つがごちゃ混ぜにならないようにね~。
とりあえず、ロワール渓谷地方の概論としては
これくらい分かっていれば良いのでは?という感じです(´_ゝ`)
それでは、今回もおさらいしておきましょう!
練習問題
1・ロワール渓谷地方は何と例えられる?
「フランスの〇〇」
2・ロワール渓谷地方の位置は?
3・ロワール渓谷地方の全長は?
「東西に〇〇〇〇キロ」
4・下記ロワール渓谷地方の4つの地区名、土壌名、代表的なブドウ品種(↓ブドウのマーク)を述べよ!
5・ロワール渓谷地方の★の地名を全て述べよ!
6・次のシノニムは?
・ムロン・ド・ブルゴーニュ → 〇〇
・ピノー・ド・ラ・ロワール → 〇〇
分からなかったら、やり直し!
内容をしっかり読み返しましょう( 一一;)
おまけ
いつもの!
[Sommelier For Free ワイン講座 第3回:ロワール地方]
見よ!これが「フランスの庭園」だ(; ・`д・´)!緑がキレイ...!
今回はここまで!
次回は 共通問題[032] フランス(ローヌ地方) からです。