えー、今回も全然勉強ではありませんが
活きた知識として ワイングラスの選び方 を学びましょう!
有名メーカーRさまの講習や雑誌、教わった事をベースに書きます (´_ゝ`)
では、さっそく 第1問
白ワインのグラスが2つあります。
「サッパリとした酸味のあるタイプ」と「まろやかななタイプ」どっちがどっちでしょう?
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正解は...
...でした。
理論1:ワイングラスは 酸味によって口径 の大きさが変わる!
グラスを選ぶ上で、大切なポイントはの1つが 酸味 です。
アップでちょっと気持ち悪いですが、舌の上をワインがどのように通過するか を想像してみて下さい。
...ってのを踏まえた上で、2つのグラスを上から見てみましょう!
口径が小さい とチョロチョロとワインが舌の上を細く流れ
口径が大きい と舌の上全体に流れます。
要は 酸っぱいものを舌全体に流すと酸っぱすぎる!という考えです。
特に 舌の味覚で酸味を感じるのは両サイド なので、そこを上手く避けているわけですね。いやー人間の生理的にも理にかなっているわけです。
ちなみにグラスは、左のサッパリ系がリースリング型、右のまろやか系がモンラッシェ型 または オークド・シャルドネ型(=樽のきいた...) なんて言われています( `ー´)ノ モンラッシェなんて必死に覚えましたね(笑)
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さー、引き続きいってみましょう!
それでは 第2問
赤ワインのグラスが2つあります。
「軽やかな果実の香りがあるタイプ」と「どっしりした香りのあるタイプ」どっちがどっちでしょう?
2次試験のテイスティングで言えば、軽いベリー系の第一アロマ vs エグい香り(+木樽からのニュアンス) って感じ(´_ゝ`)
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正解は...
...でした。
ボルドー型はカベルネ・ソーヴィニョンなどの重ためのもの、ブルゴーニュ型はピノ・ノワールなど軽めのものに使います。
さすがに赤ワインに関してはご存知の方も多かったかもしれませんね (´_ゝ`)
理論2:キツイ&重い香りは逃がす! 軽めの許せる香りなら閉じ込める!
これは単純にグラスの上の口が 開いている か 閉じている かです。
↓を見てお分かりの通り、逃がす方はストンと垂直に近く、閉じ込める方はやや八の字を描いていますね。
↓二次のテイスティングの参考書に出てきそうな絵ですが、左上の 軽いベリー系の香りなら、こもってもキツくない (むしろ集中したい...) けど、下の針葉樹や燻製などエグい香りがあるものは、こもるとキツくなり過ぎるので逃がすって感じです。
まぁ、ピノ・ノワールに限らず、香りが軽快なものにはブルゴーニュ型を使うのも一工夫って感じでしょう( `ー´)ノ
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では最後、第3問
年代物のヴィンテージワイン (20~30年ものなど) を飲むのに適したグラスはどっちでしょう?
これは意外に知らないかと...(。-`ω-)
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正解は...
...でした。
理論3:年代ものは味も香りも落ちついてくる → パワーが必要な大きいグラスは避ける!
これは意外ですね。ワインの勢いを人間に例えるとこんな感じ。
年代ものの値の張るヴィンテージワインだからといって、豪華で派手な大き目のグラスは不適 という事になります。
飲食業の方は気を付けて!
そして、一般の方も客としてレストランで年代もののワインを飲む時に小さいグラスが出てきても「馬鹿にされた!」とか勘違いしないように(笑)
まぁ、そんな機会も少ないと思いますが、マメ知識として知っておきましょう。いつかきっと役に立つ日がくるはず!
解説動画
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実際にはもっと細かいと思いますが、とりあえずこれがキホンです!
飲食業の方はグラスの説明をこんな感じで出来ればポイント高いかと...(´_ゝ`)
(ご参考)
<今回出てきた4つのセット>
リーデル (RIEDEL) ヴィノム テイスティングセット 5416/47
個人用ならアマゾンで。業務用はグローバルが安いですが入数が6脚とか決まっています。
以上