えー、今回はそろそろクロアチアに戻りまっす。
◆勉強の合間は積極的にボンヤリしてね~。
が、ちょっとその前に...
以前スマホやSNSは現代の麻薬だ!と書きましたが
勉強の合間のボンヤリする時間を大切にして下さいね。
覚えた情報が記憶に定着しずらくなるようです。
これは最初の10分だけでも必ず観て欲しい(; ・`д・´)!休憩時間にスマホを触っていると記憶の整理ができず脳がゴミだめ状態に...
◆いきなり出鼻をくじく問題
では、はじめます(-ω-)/
【問題】写真のクロアチアワインの代表的な産地とブドウの特徴を答えなさい。
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さて、分りましたかね~。
またそもそも読み方が分からないかもしれません。
こちら Škrlet シュクルレットと読みます。
それでは詳しく産地やブドウ品種の特徴をみていきましょう( `ー´)ノ
大陸西部
◆Moslavina モスラヴィーナ
この前の続きで、ここからは大陸西部。メインで栽培されているのは大陸部ではおなじみ白ブドウのグラシェヴィナ(=ヴェルシュリースリング)。
◆シュクルレットについて
...と、あと教本に書いてある地ブドウのシュクルレットとは同じく白ブドウ。語源は英語のスカーレット("黄色に近い赤"の意)で、実が熟れた時の赤い "はん点" が 猩紅熱(しょうこうねつ、英: Scarlet fever) みたいに見えるから!
味わいは、酸がはっきりとしたフレッシュなタイプ(=嫌気的)で熟成をせずに翌年までに飲み切るようなものが多い。
Total Croatia Wine - The Indigenous Grapes of Croatia: Škrlet
白ブドウだけど赤くなるわけね(´_ゝ`) あ、「嫌気的」って言葉も覚えておいて!二次試験で出てくるから。
◆モスラヴィーナの地形 - 河川
次に教本に載ってるサヴァ川とかモスラウチュカ・ゴラの山の位置をチェックしておきましょう!あ、ドラーヴァ川ってのもついでに覚えておいて(-ω-)/ また登場する予定でっす。
ドラーヴァ川=イタリア北部(チロル)→オーストリア→クロアチア(オシエク)でドナウ川に合流
ドナウ川=ドイツ→黒海でしたね。前回参照のこと!
サヴァ川=スロベニア→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→セルビア(首都ベオグラード)でドナウ川に合流
↑国までは細かく覚える必要はないけど、いろんな国を通ってる国際河川が流れてるとだけボンヤリ意識しておいて!
◆モスラヴィーナの地形 - 山
そもそも ゴラ Gora って 山(≒山脈) mountains みたいな意味ね。
この地形が サヴァ川からモスラウチュカ・ゴラの山にかけて日当たりの良い南向きのスロープ(斜面)をつくる!
Općenito / About - Moslavačka gora
◆正解 - まとめ
...というワケで、↑の問題の正解は...
クロアチアの伝統的な白の地ブドウのシュクルレットは大陸西部のモスラヴィーナで生産が盛ん。シュクルレットとは英語のスカーレット = 赤からきていて、栽培中に実った果実は赤い"はん点"ができるのが特徴だけど、味わいはイメージとは対照的にスッキリ嫌気的!
地理的にはサヴァ川からモスラウチュカ・ゴラに伸びる日当たりの良い南向きの斜面がブドウ栽培にもってこいってわけ( `ー´)ノ
◆おまけ 動画
...って感じです。おしまいに動画を見て現地の息吹を感じてみよう!シュクルレットでワインを造っているお兄さんが出てきます。
以上