引き続き京都の丹波ワイン様の特集で、今回は見学でのポイントを細かくお伝えしていきます。
▼はじめに
※ページが重たくなるので、個々の画像サイズはなるべく小さくしております。
※畑や醸造所の位置などは前回の記事をご覧下さい。
【連載】「日本のワイン生産者」の方が(略)...『Tamba Wine 様』編 - その1:「概要」
▼いざ、見学開始!
試験品種は全部で約50種類あって、育成が良好だったものが現在のスタメン(≒ワイン/商品になっている)である約10種類のブドウだそう。
ちなみにサペラヴィに関しては↓の記事もありますが、キッカケは京都府との共同開発(≒試験)から見い出された品種だったとのこと。
※ショイレーベ は 主にドイツ / オーストリア などで栽培が盛んな白ブドウ。交配は リースリング x ブケットトラウベ 。2018年、独の栽培面積では9位にランクイン。(※試験範囲でっす。)
ショイレーベ (Scheurebe) | Austrian Wine
Scheurebe = Scheu (ショイさんが開発した) + rebe (レーベ : ブドウの樹 = 独語)
この圧搾機が日本国内でもまだ数台しか納入されていないという最新式の圧搾機。タンクの中にある風船みたいなやつ(↓動画参照)が膨らんで優しくプレスしていく方式なので、どんなブドウでも対応可能なんだとか。
同じく↓動画を観たら分かるけど窒素(ニトロゲン : nitrogen)を注入して還元的に仕上げられる、この機械のシリーズの中でも上位バージョンだっ(; ・`д・´)彡 すげー。
※↑「還元的(かんげんてき)に...」ってコトバはよく使うので馴染みの無い方は覚えておいて!
一方、赤ワインでも今ドキの技術を使用↓
メーカーは違うけど動いてるところ↓
(※この機械の内容はさておき上記プロセス図は試験範囲。 白ワインも自信の無い方は整理しておきましょー。)
ついでに言っておくと、最近は何でも入れ物ごと回ってもらう時代! 参考までに↓「オクソライン」なんかは樽(たる)を回すやつね。
【Youtube】Using Oxoline(オクソライン) barrel system to stir lees
さらに、丹波ワインさんに話を戻してピノに関しては特別にこんなものが!
さっきの畑の反射板↑といいピノに対する本気度がうかがえます(; ・`д・´)
大いに脱線しましたが話を戻し...
↑発酵タンクのある部屋を覗くと...
※たまーに「ワインなのに日本酒のニュアンスがある!」というご意見があるそうですが、「現在は培養酵母100%なので気のせいでは?多少は生きて残ってるかもしれませんが...(笑)」とクロイさん。筆者的には↑のソーヴィニョン・ブランを試飲した時に淡麗な冷酒をイメージしたのですがプラシーボ効果かな。。。
これまた丹波ワインさんの使用しているものではないですが、↓の動画で濾過(ろか)器も用途や手順によって濾過の度合いを調整しているという認識をもっておきましょー。恥ずかしながら筆者は今回まで全然知りませんでした( 一一;) やっぱ実際に見学してみると新しい発見があるなぁ...
Wine filtration in production process for a stable and clean final product.
ここからが瓶詰めになるのですが...
ここまで長々とご紹介してきましたが百聞は一見に如かず!最後の仕上げにこの動画↓をご覧下さい。(1分21秒) ↑のお二人も登場! 英語で世界に発信してるのが素晴らしい☆彡 BGMもイイ感じ!!
丹波ワイン / 京都府 TAMBA WINE in KYOTO pref.
・・・
以上
(続き)