本文をご覧になる前に、よければ解説動画をご覧くださいm(_ _)m
第3回の本日は...
地図の覚え方です。
ソムリエ・ワインエキスパート試験は「地理」に近い!
地図を完璧に暗記した上で、そこにワインの知識を重ねていく事になります。
なので、基礎となる地図を覚える事は必須です。これなくしてワインの銘柄だけを覚えてしまったりすると、せっかく勉強したのに中身がスカスカになってしまいます。
2016年のソムリエ試験では、イタリア全土の代表的なワインの産地を地図で答えさせる問題が出題されるなど今後も地図を暗記する重要性が増すのは間違いないでしょう。
では、前置きはさておき、そろそろ本題に入ります。
【1】覚えるべき地図は約60
まず、国別でどれくらい覚えないといけないか見ていきましょう!
日本 3
フランス 23
イタリア 6
スペイン 1
ポルトガル 1
ドイツ 2
オーストリア 1
ハンガリー 1
スイス 1
スロヴェニア 1
クロアチア 1
ルーマニア 1
ブルガリア 1
ギリシャ 1
アメリカ 7
カナダ 2
アルゼンチン 1
チリ 1
オーストラリア 4
ニュージーランド 1
南アフリカ 1
フランスだと23としていますが、フランス全土の地図とボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ...と各地域を含めた数です。
フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなどボリュームのある国は生産地域を細かく覚えないといけないので大変です。
逆に、ニュージーランド、チリ、ギリシャなどボリュームのない国は細かい生産地を覚えなくてもよいので国に対して地図は1つです。比重が軽いですね。
こうやって冷静にカウントしてみたのは筆者も初めてで、あらためて見ると数の多さにビックリです。
【2】結局、書いて覚える!
頭の良い方はパッと地図を一度見ただけで覚えれるかもしれません。
ですが、一般的に平凡なレベルの人間では地図に地名を書き込んでいく作業をしないと覚えずらいと思います。
【3】地図の教材あれこれ
では具体的にどんな教材があるのか見ていきましょう!
①付録で地図の冊子がついてるタイプのは以下2つ
・杉山 明日香 / 受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き
・矢野恒 / アカデミー・デュ・ヴァン (著) ワイン受験講座
②地図だけに特化したタイプが以下です。
・カラー版 ワインの地図帳―産地の基本を地図から学ぶ
上記3つがあります。当たり前ですがただの紙なので1度書いてしまうと2回目は使えません。そうなると1回目を使う前にコピーを取るしかありません。
筆者も最初は上の参考書の白地図のコピーをコンビニでとっていました。「ボルドーは5枚くらいかな。ブルゴーニュは畑ごとに何枚か欲しいなぁ」といった具合です。
ですが効率が悪い! お金と時間に余裕があれば良いですが、こんな事をイチイチやっていられない! そこで思いついたのが↓の方法です。
【4】「トレーシングペーパー」を使う!
これは小さい頃、少年ジャンプやコロコロ等、漫画の絵を薄紙で写してなぞって遊んでいたのを思い出してやってみたら、あら便利!!
トレーシングペーパーは1枚10円程度ですが参考書にのってる地図をそのまま何度でも使えるので非常に重宝しました。
筆者は今年の秋にウイスキーのテストに挑戦しますが、各地の無数にある蒸留所を覚えるのにも役立ちそうです。
【5】今回のまとめ
まぁ今回の内容をまとめると「参考書の地図はトレーシングペーパーで何度もなぞって覚えよう。60もあるけど負けないように!」
(合わせて読んでいただきたい...)
本当に使える教材はこれ!勉強が苦手な僕が考えた勉強方法とその流れ - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!