このブログでは、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験に挑戦しようと思われている方を対象に
「毎回、もう+(プラス)1点」とれるような学習のヒントをお届けしております。
今日は日本酒がテーマです。
数日前に「立春朝搾り」のイベントが行われていましたが、飲んだ方も多いのでは?
身近な存在ではあるものの、知ってるようで知らない日本酒。
それでは、いつも通りさっと腕試ししてみましょう。
問題です!
◆Q1.日本酒の「原料米」は次のうちどれ?
A.もち米
B.うるち米
◆Q2.「どぶろく」は日本酒(清酒)に含まれる?
A.はい
B.いいえ
◆Q3.「ひやおろし」とは何ですか?
50文字以内で簡潔に説明して下さい。
回答と解説
◆A1.正解はB、「うるち米」
日本酒は「うるち米」です。
でも、実はアジア圏では「もち米」が主流で、中国の「紅酒」「黄酒」などがあります。日本酒は例外なんですね~。
◆A2.正解はB、「いいえ」
「どぶろく」は日本酒(清酒)とは言えません。
というのは、酒税法の定義
「米、米麹、水を原料として発酵させ、漉したもの」にひっかかるからです。
ちなみに、アルコール度数は22度以下でなくてはいけません。
◆A3.正解は...
「春にできた新酒をひと夏熟成させ、秋に出荷したもの」です。
こちらは2016年のソムリエ試験の2次の「論述」に出題されていました。
おまけ
さて、いかがでしたでしょうか?
今回はさわり程度でしたが、また「日本酒」については取り上げたいと思っています。
筆者個人としては、ソムリエ協会の日本酒に特化した認定制度「J.S.A.SAKE DIPLOMA」が今年から始まりますが、この登場によって、今後、ソムリエ試験(シニアも含む)での「日本酒」の重要度(=難易度)がどうなるのか注目したいところです。