このブログではソムリエ・ワインエキスパート試験にチャレンジされる方を対象に
「毎回、もう+プラス1点」をとれる勉強のヒントをお届けしております。
このシリーズでは「流し読みで学ぶ過去問のポイント 」と題して、2017年度 の ソムリエ・ワインエキスパート試験 の過去問題からポイントを探っていきたいと思います。
ちなみに下のリンクはご参考まで。
【アドバイス】 過去問を解くにあたって...【3点】 - ソムリエ・ワインエキスパート試験に絶対に合格したいアナタへ!
問題115 [南アフリカ]
WOの産地名を表示するには何%同産地内のブドウを使用する必要があるか?
1. 85%
2. 90%
3. 95%
4. 100%
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解は...
4. 100%
解説は以下をご覧下さい( `ー´)ノ
南アフリカのラベル表示
南アフリカワイン協会 WOSA (wine of south africa) が定める
原産地呼称 W.O (Wine of Origin) では
同じ産地のブドウを100%使用しないといけませんが
品種・収穫年に関しては85%です。
つまり「ブドウだけは絶対にその場所のんを使えよ~。品種・収穫年は多少は許したるけどな~!」って感じ。アフリカのイメージと違って厳しい気が...( 一一;)
ついでにですが...
南アフリカの
瓶内二次発酵のスパークリングワインには
キャップ・クラシック cap classique と 表記されます。
現地では MCC "Methode Cap Classique" 略して MCC と呼ぶのが一般的(´_ゝ`)
http://www.wosa.co.za/The-Industry/Varieties-and-Styles/Wine-Styles/
もう1つオマケに...
WOSA(南アフリカワイン協会)によるIPW制度 (Integrated Production of Wine) という環境に配慮したワイン生産の取り組みがあるのですが、そのガイドラインに従って生産したワインにはサステイナビリティ保証シールを貼るコトができます!
サステイナビリティ Sustainablity = 「持続可能性」という意味。ちなみに、このシールの導入は2010年ヴィンテージから。ほぼ全ての生産者(約95%)がこのガイドラインを守っているそうです(-ω-)/
<参考資料>
3分で語る南アフリカワイン!
やっぱピノタージュとシュナンブランですね~(´_ゝ`)
今回の内容=WOのルール・ラベル表示なんかも出てきます!
このシリーズ使えるかも...(; ・`д・´) キラリ!!
今回はここまで!
次回も「南アフリカ」からです。