(前回までの流れ)
テイスティング、論述を終えたQ様。
今回は2次全体を通しての反省・対策のまとめです。
それではどうぞ。
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▼来年(2023年)受験を検討されてる方へ
・いつもとちがう照明にも慣れておく。
試験会場によってワインの見え方が全然違います。蛍光灯⇄白熱球、明るい⇄暗い…など、「どれくらい色調が変わるか?」を自宅で実験しておいても良いかも。
・マークシートに慣れておく。
マークシートに回答した後、「(自分用に)問題用紙にどう回答したか?」のメモを残す方が多い。だが、書きうつしている最中に迷いが生じて違う回答にしてしまうケースが多そう。
例)
(マークシートに…)「答えはAと…」
「そうだ、自分用にもメモを取っておかないと…。」
(問題用紙に…)「答えはA。…いや、まてよ、やっぱBかも…」
→ 沼にハマる。
・普段から基準点となるようなワインに触れておく。
赤・白ワインとも色調、味など、ド真ん中(※)となるようなワインを用意しておいて
それと比較しながら酸味・タンニン・甘みなど捉えるトレーニングを行う。
※濃い⇄薄い、強い⇄弱いとも言えないようなニュートラルなワイン。お安くて日持ちするものなら尚良し。白ならミュスカデやセミヨン? 赤ならグルナッシュとか(少し優しめの)ローヌブレンドなど。
無論、高価な野生酵母を使ったものなど(≒味が不安定)は論外。
・普段からアルコール度数に関心を持っておく。
できれば0.5%くらいの幅で分かれば理想的。
酸味、甘味、タンニン…などに惑わされず舌で感じ取れるかどうか。
度数はワインのラベルを見たら絶対に書いてあります!
飲む時は常にチェックしておきましょう。
余談ですが、甲州の「糖度20度の壁」なんかは是非知っておいて欲しい↓
・情報収集 ⇄ 裏どり&チェックを欠かさない。
有名スクール、有名サイト、有名な先生のYoutubeチャンネル、SNS、掲示板など
さまざまな情報・ノウハウが溢れる一方
「本当にそうなのか?」「これは効果的なのか?」と自問すること。
「教えてもらおう。」という甘い気持ちを捨て
自発的に吸収しようという姿勢が大切。
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最後までお付き合い下さり有難うございました。
追記:Q様は無事2次を通過。R04/10/27(木)
以上